伊豆天城船原温泉 ものわすれの湯 船原館へ泊まってみよう
3月の伊豆行きが決定。河津桜の道路渋滞に巻き込まれるといやなので、訪れる時期をずらしたつもりがちょうど河津桜の時期にかぶってしまいました。ルート考慮して幸い大渋滞にはまらずにすみましたが、河津以外の素敵なスポットで満開の河津桜を写真撮影して春を堪能。

伊豆は一年中訪れることのできる、関東圏からの観光客も多い地域。源泉かけ流しの温泉があっても宿泊はやっていなかったり、キラキラしたお宿や大箱のお宿が多かったりで好みのお宿に空室を見つけるのに苦戦しました。
『45℃の天然温泉、生温泉』『たち湯』の心惹かれる文言の並ぶ船原温泉船原館へ泊まることに。湯浴み楽しみ~。

客室 和室二間
大浴場のわきを通って案内された客室は玄関・フロントのある本館から中庭を挟んだ反対側の棟。

和室二間 トイレ付風呂なし『山のお狩場焼きプラン』2名宿泊で18,700円/人+入湯税。宿泊した『水車』の客室。広々した踏み込みには流し?があります。昔は湯治部屋?の謎です。冷蔵庫は空スタイル。

客室には水車の装飾。そう、『水車』のお部屋ですから。

入り口、床の間側はこの通りで広々。二人で宿泊するには十分すぎるほどです。布団は後敷きスタイルですね。

古いです、古いけど床の間に生花のあるお宿は大丈夫、というのが勝手なマイセオリー。花の世話って手間かかりますから。

窓からの眺め

覗き込むとすぐ横を流れる船原川(たぶん)。温泉渡しの配管が見えます。

お茶菓子は伊豆銘菓 猪最中、結構ムチムチした太ももですこと。

鍵は二本、ゆんるりと湯浴みできますよ。

温泉タオルは無地タイプ、お宿名なしでざんねん。色違いのステッチで家庭内の取り違え防止可能なのはうれしい。

洗面はレトロ―な感じで、

洗面わきの扉を開けると古いタイプの浴室。ちょっと足を洗いたくて蛇口ひねりましたが何も出ませんでした。

おトイレもウォシュレットタイプにしてあります。

水回り中心に古さは目立ちますが、お手入れはしてある客室。
パスワードを入力するwifi ありましたが、部屋では弱すぎてすぐきれるてしまい、ほぼつながりませんでした。客室の位置によるのかもしれませんね。
温泉卓球もできる館内
なんと卓球台があるではありませんか。気づいたのが遅かったのでプレイしませんでしたが、天井が低いのでド下手がやるとすぐに当たってしまいそうです。

小さいお宿だけど、自販機あり。

もちろん飲むよね、土肥大木乳業の牛乳、特濃おおきモーモーミルク。

渡り廊下部分をギャラリーにして伊豆、湯ヶ島ゆかりの作家・作品等展示。

井上靖はこのあたりの出身でしたか。ほとばしるわさび愛を感じてみたり。

館内、ロビー・玄関付近には民芸調の味のある家具が置かれ、とっても落ち着いた雰囲気。

さあ、温泉♨へ

