恵山に登ってみよう
冬がやって来る前に道南の低山と温泉を楽しむプランを画策。まずは恵山(えさん)をめざしましょう。
JAL585便に乗っていざ函館へ。今回もお手振り側。
あっという間に無事到着の函館空港ではマグロが回遊してました。
さっそく恵山登山へ。恵山温泉旅館に泊まろうと思ったら背後によさげな山があることに気づいて登山が決定。というわけでここの登山はおまけです。
おーっ、荒々しくていいよ。標高618メートル。標高300メートルの駐車場から登山スタート。
遮るものなく眺望もよし。
プシュープシューの噴気や硫黄臭で活火山を体感しながら歩みをすすめる。落石はコワいけど楽しい低山のぼりを満喫。
正月にNHKで再放送していた松本潤ドラマ『永遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~』。この恵山で一部ロケしてましたね。行ったばかりなのですぐ気づいた。
周囲、開けていていい山頂なんだけど長くいられないほどの強風、しかも冷たい。ゆっくり雄大な眺めを楽しむ余裕なく、猛スピードでおにぎり頬張りそそくさと退散しました。
恵山温泉旅館へ泊まってみよう
道南のどこに泊まるかちょっと迷ったけど、季節限定のかけ流し湯に魅かれて恵山温泉旅館へ。完全かけ流し、冬季は湯温低下のため休業するそう。では可能なときに行っておかねば!
恵山温泉 恵山温泉旅館
【住所】函館市柏野町117-150
【客室数】12室
階段上って正面玄関。ピットイン。
ガラス扉あけて玄関へ。右手フロント、正面に食堂・厨房。外来入浴OKなお宿なので玄関口も広々。し、渋い空気が漂います。HPの画像よりもウン倍か古いのは否めません。
客室 津軽海峡ビュー 10畳くらい
ご主人に案内してもらった2階客室、206号、たぶん10畳くらい。トイレ・洗面なしの和室、2食付き2名宿泊で9,010円/人(諸税込)。
横長の客室に、お布団は昨今流行りの予めスタンバイしてある状態。エアコンなし。すでに不要な季節だけど扇風機も配備されてます。
10月だけどストーブ設置済み、実際少し着火しました。朝・夕は結構冷えます。当日は夜にかけても風が強くてゴーゴーと夜中まで音が響きました。
建物古く、年季が入った客室はカビっぽいというか部室系のにおいが気になってしまう。
出窓風の大きい窓からは海ビュー、津軽海峡。
宿の前にエゾシカがぽつりと遊びにきたりしてワイルド。しばらく目が合ったけど気に留めない感じで去って行った。
テレビはあるけど、3局ほどやっと映る状態で故障。NHK総合すら映らないわけで、お宿の方に聞きましたが「今日はこの辺のアンテナの調子が悪いのかも」とかなんとか…。って一階の事務所で普通にテレビ見てるみたいだけど?あれっっっ?
Wifiはパスワードつきでご機嫌だったのでネットでしのぎました。これでネットも崩壊してたら恐ろしく不機嫌になってたと思う、ぜったい。
鍵は一つだけ。金庫なしなのでその点注意。
冷蔵庫なし、共有スペースにも見当たらず。どこかにありそうな雰囲気だけどね。
お茶菓子はおかき。
お茶とインスタントコーヒーはスティックタイプ。これはこれでお茶殻が生じないので悪くない。
宿名入り温泉タオル。
浴衣には『原田温泉』と記してあるものも。原田さんの原田温泉だったものを名称変更したみたい。
2階客室前の廊下はこんな感じで、各客室の扉は引き戸タイプ。廊下にあったウォーターサーバーに一瞬喜んだけど、死んでた。
お手洗いは共同。二階のつきあたりにあり。利用した女性トイレはウォシュレット付き2つでまったく問題なし。ただ、ツレによると男子トイレは衛生面に難あり。宿泊客がほとんど男性だったこともあるんだと思うけど、つらかったんだそう。その辺は運次第。
洗面スペースは二階にはなかったので、歯磨き・洗顔等は一階の洗面台を利用。階段から距離があるのでちょっと手間がかかる。当然エレベーターなし。あまり移動したくないヒトは一階客室リクエスト必須でしょう。
ちなみに、当日すれ違った他客はすべてビジネス泊と思わしき方ばかりでした。(=温泉混まない、パラダイス!)
目的の温泉へGo♨~〈宿泊2022年10月〉
恵山温泉旅館②強烈湯量の強酸性泉につかろう~温泉編【北海道・函館】