フィンランド旅行後雑感 蚊対策は必須

初めてのフィンランド、行ってみて感じた事・思ったこと、good も bad もランダムに以下記憶に新しいうちの雑感です。

蚊が多い しっかり対策しよう

事前に調べ聞いてはいました。が、予想以上に多く、日本で見かける蚊よりちょっと大きめ。湖水地方は湖だらけなので仕方のないことなのかもしれません。ラップランドはもっと多いらしいけど。

昨年のイタリア旅行の反省から、日本からアースノーマット電池式を持参しました。これが大正解! 電圧・プラグを考えずに使える。ホテルの客室の中で蚊に悩まされることなし。実は食事時も携帯してそばに置いておきました。大活躍。

アースノーマット

虫よけスプレー(缶タイプではないもの)もあった方がよいです。とくに夕方に散策すると蚊の群れに取り囲まれて、ひどいときには靴下の上からでも蚊に刺されます。地肌だけでなく服の上からスプレーしたほうが効果あり。みなさん蚊対策忘れずに!!旅先で探し求めるのは時間の無駄ですから日本からご用意を。虫刺されの薬も持っていくべし。

不思議なのが、現地や欧米人があまり蚊を手ではらったりしていなかったこと。がっちり虫よけを塗っているのか、それとも襲われないのか・・・。ナゾです。

一方でヘルシンキ滞在の二日間、蚊にはほとんど出くわしませんでした。

物価が高い

北欧全般に言えますが、まあそれはそれは消費税が高いです。利用したものだとガソリンなどは24%、食品・レストランが14%、宿泊・交通機関10%。学生の貧乏旅行には最も向かない国の一つです。治安がよい、という点では攻めたいところだけれど。旅先で出会ったスイス人が物価が高いと嘆いていたので、おたくもね、と返しておきましたが。

治安が良い

レンタカーの返却も放置プレイ(海外ではこういった返却は珍しくないようですが)。もちろん湖水地方という非都市部を中心に回ったのもあるかもしれませんが、全体的にぎすぎすしてない落ち着いた治安の良さは感じます。運転マナーも含めて公衆マナーが良い感じがします。歩行時の鞄の抱え方が緩い、というのも治安がいいのかな、と思わせます。物騒な都市では肩から下げたバッグをムギューッと抱えこんでいる、というのがoharu独自の基準ですがそういった雰囲気が皆無。

クレジットカードが普及・キャッシュレス化の徹底⇒旅行者にやさしい

ほとんどこでも使えます。青空マーケットで野菜を売っているおばちゃんもクレカのコードレス端末を使っていました。日本ももっと普及していいと思うのだけど。旅行中、現金を使う場面がなく、田舎の売店のアイス一個でも路上パーキングマシーンでもクレカで支払い。現金を多量に持ち運ぶ必要がなく旅行者にはやさしいです。クレカは受け付けるけど、現金は使えない券売機さえありました。今回現金を使ったのが、特別なお願いごとをした時のチップ・お礼の一回だけ。これってすごい。キャッスレス化の徹底ぶりは日本も見習うべきでは?

マーケット 野菜

トイレがきれい

どんな公衆トイレにも液体ソープがありました。ペーパータオルや巻き上げ式の手拭きタオルがほとんどのトイレにあり。トイレの便座が壊れてない(当たり前なんだけど)、汚らしくて座れない・使えないトイレというのもありませんでした。これは南欧と大違い。日本人には快適かと思います。ただし、有料のトイレもたまに見かけましたので小銭は用意しておいた方がベター。

ゴミが落ちてない

街中、森林、湖畔・・・ペットボトルが転がってたり、ポテチの袋が泥まみれになっていたり・・という状況を見かけませんでした。ゴミがなく景観が保たれていてすごい、の一言。人口密度が低いこともあるかもしれないけど。トイレがきれいなことと合わせても衛生観念が相当高そうです。

Wi-Fiが充実

ホテルWi-Fiのみでなく、飲食店・空港、建物があればいたることろでWi-Fiが入ります。セキュリティのことを考慮しなくていいwebチェックなら、問題なくどこででもできてしまう。

ヘルシンキ空港の混雑ぶり

日本から最も近いヨーロッパと・コンパクトな空港で乗り継ぎ便利、とうたっており乗り継ぎ客も多い。が空港のキャパが乗り継ぎ客・利用客数と合っていない。キャパオーバーです。最短ラインで乗り換えできるようになっているものの、そこに並ぶスペースも十分になくヒトがあふれている。パスポートコントロールは日本人と韓国人は自動化ゲートを通るようになっているのだけれど、そのゲートもわずかしかなく、出発・到着がほぼ同時刻の何百人の旅客が長蛇の列を作ることに。4年前に利用したときもそういう傾向はあったけど、悪化してますね、明らかに。せっかくいろいろある免税ショップなんて見る時間なんてないのでは?という感じ。

たしかに日本―ヘルシンキはどこよりも短時間で快適だけど、使いたくない空港の一つになってしまった。ターミナルを移動したとしてもフランクフルトやパリの方が乗り継ぎは快適です。せっかく「最も近いヨーロッパ」なのだから是非改善してほしい。

車のナンバーがFINばかり

オーストリアなど西欧諸国を旅行すると、車のナンバーに周辺国のものがまざっていることが多い。お隣の国までささっと旅するなんて当たり前なんだなーと思ってたけど、湖水地方に限って言うとFINナンバーが圧倒的。陸続きで来ようと思えば来られるけどやはり北欧。欧州の外れなのだと感じます。

ロシアがお隣

旅行する前から、感じてました。ホテルや観光名所の言語選択に必ずロシア語あり。しっかり隣国ですからね。歴史的にも経済的にも常に密接な隣国なんですね、大変そう。

観光客、特にアジア人が少ない

もちろんヘルシンキ市内は多くの国から来た多人種の観光客がいました。でも湖水地方はアジアの観光客が少なかった。あまりガイドブックに掲載されているメジャーな観光地が少ないのも理由かもしれませんが。ヘルシンキ以外の場所ではコリKoliで日本の旅行客一名見かけただけで、ほかに日本人観光客を見かけませんでした。

ヘルシンキ空港でのJALのチェックイン、空いてたんですよ。がらっがらで。フィンランドを目的にする旅客は少なそうです。

おしゃれ、とにかくさらっとおしゃれ

木材をふんだんに使った建物・インテリアが多い。とにかくサラッと気負わずにセンス良くおしゃれ。ビールのラベルまでおしゃれ。ずるい。

森と湖

どこまで行っても森と湖。そのスケール感は半端ではない。その湖水地方の飛行場に降り立った際の緑・森の香り。印象的です。フィンランドに着いたらぜひ深呼吸してほしい。

おまけ

晴天が続き暑かったのでよくアイスを食べました。これ以外にも3個くらい。現地の人も良く食べてたなー。Pingviiniアイスがどこにでもありました。日本でのグリコか森永か。よくお世話になりました。Kiitos Pingviini!

Finland 2018

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