スミュール・アン・オーソワ 塔に囲まれた城砦【フランス11】

モンバールからの行き方 バスでSemur-en-Auxoisへ

フランスの小さい町・美しい村は多くあります。が、たいていアクセスが悪い。アクセスが悪いがゆえに古い形状を保っているわけですが。スミュール・アン・オーソワSemur-en-Auxoisも同様にアクセス不良。フォントネー修道院とセットにして同日に訪れることに。

フォントネー修道院フォントネー修道院 モンバールからタクシーで往復【フランス10】

モンバールMontbard駅の駅舎を出て右側のスペースがバスの駐車場。スミュール・アン・オーソワへ行く120番のバスを確認。

14:30 モンバール駅発 片道€1.5。

スミュール・アン・オーソワへのバス

清潔なバス車内。暑いのにクーラーは効いておらず。不慣れな旅行者がいるよ、と運転手の視界に入っておく。ほんとうはもっと前の席がベター。

バス車内

バスの車窓から見えるのは牛が草を食む風景。白い牛が多い印象。

バスの車窓から

バスの右窓からスミュール・アン・オーソワの街並みが見えると一人興奮。

14:49 町が見えたら観光案内所の前を通り過ぎて1~2分でバス停Semur Liberte (Semur-en-Auxois)に到着。運転手に確認して降車。乗ってきた120番のバスを背にして道を下る。

バス停

スミュール・アン・オーソワの観光案内所 地図をもらおう

バスが来た道を下っていくと左手に観光案内所。この左正面(↓)の建物。町の地図をもらい、帰りのバスの時間を確認しておく。効率よくめぐるためにも地図は必須。予定時間に合わせたルートを紹介してもらえる。

スミュール・アン・オーソワ 観光案内所

正面にまわると観光案内所Maison du Tourismeの文字。この案内所の右側のゲート、Barbacaneから城砦内に入る。

スミュール・アン・オーソワ 観光案内所

地図を見ながら町歩き

アルマンソン川 L’Armançonに囲まれた丘に作られた14世紀の城砦。すすめられたルートを地図を見ながらすすむ。塔はどこも入場できない、とのこと。塔の入場は真夏と夏場の週末だけみたい。マイペースで写真をとりながらぶらぶら。

スミュール・アン・オーソワ の古い世界へ。15世紀のPorte Sauvigny。

スミュールへのゲート

14世紀のPorte Guillier。ここをくぐって町巡りへ。

すみゅ0

広場に面したノートルダム参事会教会 13-14世紀ころに建造のゴシック様式教会。

ノートルダム教会

小道を下るととアルマンソン川に到着。 この川が要塞を取り囲み強固にしている。奥にあれっ?水道橋?と思ったけど、地図でみたところ鉄道架橋。昔は電車が通ってたのだろうか。

アルマンソン川

Le bateau lavoir 1906年に建てられた洗濯船。

川沿いの道を進むと、スミュール・アン・オーソワの町並みがよく見える

スミュールの町

町の南側の二つの塔が見えてくる。手前がLa tour de la Prison、奥がLa tour Margot

スミュール

アルマンソン川とピナード橋Pont PinardとLa tour Margotが眺められるスポット。まるで絵葉書の風景。

スミュール

細い路地裏の階段を上って、川端から城砦内へ戻る。

川端から町へ戻る

Rue de Rampartをすすむ。何を作っているお店?かわいらしい吊り看板。

今は使われていない病院の前を通って、城砦内の西端の庭園までやってくる。

スミュール の庭園

城壁が残されている。ここからも侵入ができない。

スミュール

また道Rue du Rempartを戻って、3個目の塔  tour de la Gehenne ゲンヌの塔。表面のレンガが一部剥げて色も違う。

塔

坂を下って城砦を出ると、4個目の塔。高さ44mのオールドール塔Tour de l’Orle d’Or。見学できるのはこちらの塔。見学したいヒトは観光案内所のHPを確認しておいた方がよい。

塔

スミュール・アン・オーソワの遠景を求めて城砦を外れてみる。Port Joyを渡って川の対岸へ。ちょうどモンバールからのバスが通ってきた場所へ。

Port Joyとスミュールの町並み。3つの塔とノートルダム教会が見える。

スミュールの町並み

もう少し坂を上ったところから、四つの塔と教会の尖塔。こじんまりとした城砦都市の遠景。

スミュールの遠景

古びた門をくぐって

門

すてきな石畳の道を登って城砦内へ戻る

スミュール

小道を歩いて観光案内所のわきまで戻って一周終了。観光客はほとんど見かけなかった。

川に囲まれた岩山をうまく城砦にしたスミュール・アン・オーソワ。こういった小さく素朴な村は古い建造物や石畳、見て回るだけで楽しい。さらに遠景が絵葉書のようで印象深いので、なんとか可能な範囲で見ておきたい。2時間ちょっとの町巡り。正直言ってこの日は暑くて、このくらいが限界。寒かったり雨が降っても歩きにくいので、贅沢は言えませんが。

モンバール経由でディジョンへ戻る

帰りのバス停Semur Liberte 。DOJO KARATEが目印。DOJO KARATEと黄色い看板の間にバス標識。標識のうしろの小屋で雨風はしのげるけど、バスの時間が近づいたら表に出てバスを待ちアピール忘れずに。

Semur-en-Auxois バス停

16:57  出発予定の120番のバス、4分遅れで到着。モンバールへ。このバスはエアコン効いていて快適。ちょうど学校帰りの高校生が多く乗車していた。€1.5。

Semur-en-Auxoisからのバス

17:20 モンバール駅到着、時刻表通り。

17:56 TGV乗車。在来線が遅延していて、最も早く出発するのがこのTGV。なのに在来線より安い、ふしぎ(在来線15€)。一等乗車するもほぼ満員。€11.9。

TGV モンパール駅から

18:34ディジョン駅到着。

スミュール・アン・オーソワからディジョンへの直通バスがスミュール発18:07⇒ディジョン着19:39、しかも€1.8という格安であるのは確認していたのだけど、さらに一時間つぶすのも難しいので上記モンバール経由を選択。ディジョンへの直通バスはモンバール発のバスが到着したバス停から出るとのこと(つまりモンバール行きのバスとは逆方向へ進む)。バスの乗り場に注意。

翌日はリヨンへ移動します。

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