湯河原温泉 藤田屋①東郷平八郎の定宿に泊まってみよう~客室編【神奈川・湯河原町】

湯河原温泉 ゆ宿 藤田屋に泊まってみよう

温泉が恋しい極寒期、悪天候で空路や新幹線の遅延や運行停止を避けたいので基本は上越新幹線一択。でもねえ、たまには違う場所に行ってみるのも悪くないかな…ということで、在来線でもどうにかなりそうなエリア、湯河原へ足を運びます。

当日は太平洋側の雪予報もなし。で、乗り込む久々のこだまはがらーん。こだまはいいね!

新幹線 こだま

今回は小田原駅で東海道線に乗り換えて湯河原駅へ向かいます。

湯河原駅

タクシーで行けばいいか、なんて思ってたら、駅前ロータリーからバスが頻発。ちょうどいいタイミングの奥湯河原行きの箱根登山バスに乗車、交通系ICも利用可。

湯河原 箱根登山バス

10分ほどで到着、公園入口停車場、260円。バス停から進行方向に少しすすむとすぐに藤田屋発見です。ここまでバスで問題なかった。

湯河原 藤田屋

格式あるお宿玄関に到着です。老舗のかおりがする。国登録有形文化財だそう。この写真で見えている部分は本館西棟。

湯河原温泉 藤田屋

湯河原温泉 藤田屋
【住所】神奈川県足柄下郡湯河原町宮上495
【客室数】16室

ガラガラっと引き取を開けて中へ。

湯河原温泉 藤田屋

客室への案内をこちらの応接間のようなお部屋で待ちます。えっ、犬がいる!と思ったら置物。壁の日本画もすてき、伊東深水っぽさがあるけどどなたの作品かは未確認。

湯河原温泉 藤田屋

客室 本館和室8畳+踏み込み

『懐石藤乃膳プラン』の2名宿泊、旅行支援等割引など利用した後で25,000円/人ほど。本館和室8畳+踏み込み。案内されたのは本館西館二階の加茂の間。

8畳の和室とその向こうに広縁

湯河原温泉 藤田屋 客室

踏み込み方向

湯河原温泉 藤田屋

生花はないけど、南天の掛け軸が季節感を出してます。

湯河原温泉 藤田屋 客室

広めの踏み込みに洗面・トイレと冷蔵庫。

湯河原温泉 藤田屋

ペットボトルサービスあり。

湯河原温泉 藤田屋 

客室自体は正面、バス通り側。広縁は敷地前庭の木々・緑に囲まれている。

湯河原温泉 藤田屋 客室

夜もまた雰囲気あり。欄間もステキ。

湯河原温泉 藤田屋 客室

お茶菓子は小梅堂の元祖きび餅。もちろん美味しいお茶も持ってきていただけます。仲居さんつきっきり。

湯河原温泉 藤田屋

鍵は残念ながら一つ。でも鈴つき。間違って持って帰らずにすむ。

湯河原温泉 藤田屋

タオルは無地タイプ、2枚x人数分。でもおニューではないので持って帰れない系。

湯河原温泉 藤田屋  

古い日本家屋だけど、ちゃんと雨戸があって夜には閉めてくれます。

湯河原温泉 藤田屋

欄干というか手すりがしっかりと取り付けられている。

湯河原温泉 藤田屋 客室

冷水、お湯、しっかり用意、適宜補充してくれます。電気ポットではありません。というのも古い建屋あるあるで、コンセントがほとんどありません。携帯充電に利用できたのは一カ所のみなので注意。

湯河原温泉 藤田屋 客室

客室のある昭和4年築の本館西棟。この客室でも十分味わいがありますが、さらに本館東棟になると大正12年建築。歴史感じるお宿です。

湯河原温泉 藤田屋  館内図

新館に宿泊すれば、最初の数段以外はエレベーターで縦移動可能。温泉までもラクチン。でもこのお宿は本館(旧館)一択でしょ。

1923年に建てられたという本館東棟も少し見せてもらって。あちこち味わいと歴史を感じる風格。天井が低めなのもまたいい。

湯河原温泉 藤田屋 本館東棟

客室の入り口にひさしがついている。

湯河原温泉 藤田屋 本館東棟

東棟は客室にトイレ・洗面がないんだそう。でも、この佇まい、魅力があります。

館内にはここを定宿にしていた東郷平八郎の書も。三代目のご主人が東京の自宅までお迎えに行ってたというお得意様ぶり。

湯河原温泉 藤田屋

もちろん宿泊した本館西館もいい雰囲気。

湯河原温泉 藤田屋

湯河原温泉 藤田屋

清掃は行き届いているので古さゆえの不快感は全くありません。

建物もいいけど、そろそろ温泉♨へ 〈宿泊2023年1月〉

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