湯河原温泉 藤田屋 のお食事
前回、温泉編まで
お食事は完全部屋食。全室基本部屋食だそうですが、テーブル食を希望する場合は対応してくださることもあるんだそう。足腰悪いと、畳ってきびしいもんね。
夕食
18時または18時半から。部屋食なので15分前くらいから準備開始!寝そべってテレビ見てる場合ではありません。
ご用意が整いました、でお食事開始~

箸置きも敷紙も梅です。もうじき2月、湯河原も梅まつり開催です。

酒肴に季節の七種盛り :鴨ハム・焼鮭・くわい・にこごり、小魚甘酢漬け、青菜・いくら等

先付は数の子・海老・百合根・くこのみ・あわび 献立とは変更あり。

ヒラメ、かんぱち、本マグロ

アサリの入った深川真丈のお椀

つづいて、

ふたパッカーンした器には淀大根の柚子味噌風呂吹。進肴 に豚肉の味噌焼。

和牛すき焼きに点火!

出来上がり。茶色の見た目は生肉には負けるけど、コッテリ感は十分に漂います。もちろん旨し。

赤だしと

白飯はお櫃にたっぷりと。

デザート:みかん・いちご・ガトーショコラ

お献立もあり。一部記載されたものと異なる献立はその都度補足ありです。

夕食はオーソドックスな会席。もちろん美味しいけど、定番に徹している感があり個人的にはあまり印象に残らなかった、かな。
朝食
朝食の開始時間は指定されました。望んでいた時間だったので願ったり叶ったりでしたが、希望あるならチェックイン時にお願いしておいた方がよさそう。おそらく他の客室との兼ね合いだと思うので。
『30分前にはお布団上げに入ります』の予告通り、のんびり朝風呂中にお布団撤去され、朝食準備が完了!ザ・旅館の朝食。

アコウダイとデザートのフルーツプリン。もちろん土地柄、鯵が出される日も多いらしいけど当日はこちらのお魚。

だし巻き卵、サーモンサラダ、じゃこのせおろし大根、かまぼこ・イカ塩辛・わさび漬。だし巻き卵は甘めタイプ。

蓋ぱっかんした煮物、山菜

湯豆腐はぐつぐつ火をかけて。

アサリのお味噌汁。山盛り、すごい!食べても食べてもあさりがでてくる贅沢さ。こんなアサリのお味噌汁は初めてで興奮です。

食後に愛らしいカップでコーヒーいただきます。

そうそう、朝食も安定のお櫃でございました。

朝食後もぎりぎりまで湯浴みへ。チェックアウトのお会計も客室で済ませるシステムでした。
感想 文化財の建物とお湯をたのしむ
久々のザ・旅館。チェックインからお食事、最後のお会計まで客室内で仲居さんが担当してくれます。温泉以外は客室内で済ませる分、お布団上げ下げ・食事の準備片付けなどあり客室内でダーッとだらけた姿でくつろぐ時間が案外すくないかもしれません。不慣れなものなのでちょっと緊張。
古の和風建築を求めるお客さん、外国人客も多いそう。「お客様もそうですか?」と聞かれてボロ宿の方が落ち着きます、とは言えなかったけど、次回チャンスがあったらあの二階本館東館の客室に泊まってみたい♪
温泉が思いのほか混雑なく、『温泉を満喫しに来てる』というよりも『旅館にのんびりしに来てる』お客さんが多いのかしら、なんて感じた老舗旅館でした。チェックアウト間際までお湯につかってたのはあたくしぐらいです。〈宿泊2023年1月〉

