小浜温泉 福徳屋の温泉につかってみよう
前回、客室まで
小浜温泉 福徳屋旅館 ①素泊まりするよ~客室編【長崎・雲仙】福徳屋の温泉は複数あります。
・男女別の大浴場(のれん替えなし)
・家族風呂:河童の湯・たぬきの湯
・展望露天風呂:漁火の湯、海蛍の湯
の計6カ所。家族風呂、展望露天風呂は鍵があいていればいつでも利用可。チェックインから翌朝9時まで夜間通じて入浴可なのはウレシイ。
源泉温度100℃以上あるので基本加水。屋上露天風呂は源泉のみををあげてるんだそうで、加温・循環なしのかけ流し。
ちなみにアメニティ―類は全くなし。どの脱衣所にもティッシュすらなかったのはちょっとサミシイ。
大浴場(内湯)
一階の大浴場、男女別です。では左の女湯へ~
広めの脱衣所。改装してある感じ。
では浴室へ~洗い場5カ所ほど。でも、5人で並ぶとたぶん狭い、隣の水がバシャバシャにかかると思う。シャンプー類は三点セット。
奥行きのある湯舟。中央にある湯口から注がれて、手前から掛け捨て。
ぬるめ設定で40度ほど。無色透明無臭、少ししょっぱさもあります。どのくらい薄めてるのでしょうか。
湯屋としてはちょっと閉塞感は否めません。お宿HPでみると男湯の方が開放感がありそうです。
家族風呂
先ほどの大浴場の手前に家族風呂二つ。空いていればいつでも利用可。
というわけで、「ここ空いてるよ!!」と裸のまま大浴場から横移動をしてるおじさんをお見掛けしました。えええっ!! 浴衣くらいは羽織ろうよ。
河童の湯
洗面、ドライヤーもあるシンプルな脱衣所。家族風呂としては十分です。浴室との間がガラス戸になっているので広々とした感じがします。
2022年に作られたばかりのこの家族風呂は新しく、扉を開けた時にぷーんと木のいい香りもする。
洗い場もちゃんと二つ。左奥の湯口からそそがれて、右手前から掛け捨て。
奥に見切れた河童。その下で金魚がゆらゆら。なぜ、金魚?
この家族風呂、天井の奥の方がしっかり開口してあり、外気が入ってくるのが気持ちいい。一階なので車などの音もまあまあするけど、それほど気にならず。
明るいトーンとガラス戸が効果的、快適空間での湯浴み。
たぬきの湯
造りはほぼ河童の湯と同じ。
奥からかわいいたぬきが覗いてます。なんだかいたずらっ子の眼差しです。
展望露天風呂
展望露天風呂は4階に二つ。
まずは奥の海堂の湯へ
脱衣所、ドライヤーあり。
ここは源泉100%だから湯の華が期待できるらしい。ただ、当日は夜間にしか入浴しなかったので暗くてよくわからず、残念。
シャワーつきの洗い場二カ所。露天にはなってないけど、外気を十分に感じながらの湯浴み。白いカーテンの上はしっかり開いているので明るい時間なら空くらいは眺められそう。
奥の湯口からそそがれて手前の切れ目から掛け捨て。熱め45℃くらいのお湯がちょろちょろと絞り気味に注がれます。道路に面した湯屋なので、さすがに近くの建物から丸見えになりそう。そんなわけで白いカーテンつき。
もう一方の漁火の湯。湯口反対で、ほぼ同じ造り。海堂の湯の方が外への開口部は大きい。
温泉分析表
見つけられず。唯一掲示されていたのはこちら。
源泉 塩化類含有食塩水
源泉温度 95~105℃
小浜温泉全体で共同源泉複数あり。そのうちの一つからひいてるそう。
あちこちでモクモク。
素泊まりでサクッと コンビニ・スーパー至近で便利
最近新設された一階の家族風呂二つは、明るく今時で雰囲気もよいけど、その他はなかなかの昭和テイストのまま。昭和の旅館ではなくビジネスホテルのほうです。なので風情や趣というものではなく年季が入った旧さは否めません。お宿HPの写真イメージと現物とのギャップも大きいかな。
トイレが臭かったりするとかなりのマイナスポイントなので、どうしてもそんな評価になってしまいます。んー、トイレ大事
当日は徒歩圏内のお食事処はいずれも予約で満員。でも、リンガーハットがあるのでスーパー、コンビニやちゃんぽんOKなら素泊まり十分可能です。
さあ、チェックアウトしたら普賢岳へ向かいましょう。〈宿泊2022年11月〉