乗鞍山 銀嶺荘で夜を過ごす
剣ヶ峰アタックと客室編に続いて
乗鞍岳 銀嶺荘 宿泊記①高地でお風呂に入れる幸せ~客室・館内編【岐阜・高山】せっかくなので夕景を堪能しに宿のすぐそば、魔王岳へ。
振り返るとバスターミナル。最終バスも終わり、人気がなくなったバスターミナル周辺は静寂。この静けさを味わえるのは宿泊者特典ですね。
枯れ気味コマクサがこんなところにも。
低めの雲が多くて、北アルプスは見えず。ザ・夕陽、という感じでもなかったけど、美しい夕景満喫。
さっ、カレー食べに戻るぞい。
夕食
朝夕食ともに二階のレストランで。通常スタイルだと外来客むけにレストランもやってるみたいだけど、
今季はスカイライン不通のため、全力営業はできていないらしい。
18時スタート。夕景みてたのでちょっと遅刻しました。
実際はセルフ方式だから時間はゆるゆるでよかったみたい。
豚カレーと豚汁。セルフでおかわり自由。JALラウンジカレーみたいに底から一所懸命探さなくてもお肉がごろっごろでした。盛り付けがなんとも汚いのう。
カレーの夕食はいいと思うけど、事前に知らせてほしいかな。おやつカレーのせいでありがたみが5%くらい減ってしまった気がする。まあ、おかわり自由のカレー祭り、塩分もたっぷり補給できました。
ちなみに連泊の際は定食メニューが出てくるそう。毎日カレー三昧かとちょっと心配してしまいました。
周囲見渡すと、朝食を弁当にして受け取ってる方もちらほら。その点ではやっぱり山のお宿です。
食堂のカウンター内にはスタッフ二名だけ。食材が、っというよりスタッフも当然絞ってる感じです。でもそのうちの一人、外国籍であろう男性スタッフの大声挨拶が気持ちよかった。ああいう、挨拶できる人いいよね、ということで同じくらい大声の挨拶を返しておきました。
朝日を拝みに
夜空はずっと曇りで星空チャレンジは不発、ちょっと残念。
高所に宿泊したからにはご来光も逃せません。大黒岳をめざして、4時半スタート。
シェルターみたいなものもある。
うわあ、北アルプスもよく見える。
朝日が出てくる直前も美しい。
雲海から上がってくる朝日を拝みます。
西側の空も虹色に染まって幻想的。
朝露もキラキラ光る。
涼しくて人が少ないうちに富士見岳ものぼってしまおう、ということに。
一旦車道まで下って、県境の標識も確認。朝日の当たる岐阜県標識。
朝日を背にする長野県松本市の標識。
ヒトのいない富士見岳山頂から畳平を見下ろす。やって来た管理の車がゲートを開けていた。
剣ヶ峰も北アルプスもよく見える眺望スポット。だれも来ないのでしばしまったり。もちろん富士山も少し見えます。
ちなみに朝日スポット、夕陽スポットは銀嶺荘前の看板を参考にチョイス。『とるのは写真のみ、残すのは足跡のみ』
さあ、朝ご飯食べに戻りましょ。
朝食
朝食は7時から。
ご飯・お味噌汁はセルフ。真ん中んのおかずのお皿は最初からセッティングされてました。ソーセージ三本、ベーコン、スクランブルエッグ。
そのほか、納豆、海苔なんかはセルフ。
十分満喫したのでチェックアウトしておしまい。早めのバスで下ることにします。9時5分に乗車。
閉鎖されている乗鞍スカイラインの入り口。2024年には開通するのかなあ。
エコーラインをゆっくり下る。アルピコTシャツのお兄さんがトランシーバーで連絡とり、のぼりの車数台や自転車とすれ違う。
駐車場でレンタカーに乗り換え、松本駅へ。バス→車で畳平から松本駅まで2.5時間。乗鞍山はやっぱり遠かった。
登山してもしなくても眺望の良い高所は楽しい
カレーフェスティバルは予想外だったけど、それ以外は想定通りに登山もご来光も堪能できました。来年のお食事はどうなるのかなあ。
登山しないヒトでもきっと楽しめる畳平泊、避暑地としても抜群の高所でおすすめです。ただし首都圏からは遠い、仕方ないですけどね。数年したらまた行ってみようと思います。〈宿泊2023年8月〉