ジェイムソン ボウ・ストリート蒸留所 飛び込みで急遽行ってみる
day2ダブリンDublin観光つづき
Trinity Collegeの見学を終えたら、次のキルメイナム刑務所Kilmainham Gaol の予約まで結構な時間が余ってしまった。
トリニティカレッジ ネット予約で待ち時間なし【アイルランド9】聖パトリック大聖堂へ行くことを提案したら、ツレから「もう教会はいいや」と却下され、急きょジェイムソン ボウ・ストリート蒸留所 Jameson Distillery Bow St. の見学へ行くことに決定。歩き方には混雑するって書いてあるけどどうだろうか、とまあ突撃してみることに。Abbey St.からLuasに乗りSmithfieldで下車。数分歩くと右手に見えてくる。Luasのような路面電車は旅行者にとって実に使いやすい。
11:04 入口に到着
矢印に沿って進むとポットスチルがお出迎え。
1780年にこの地 Bow St. でJohn Jameson が始めたJAMESONブランドのアイリッシュウィスキー、今では製造拠点がコークCork のミドルトンMidleton に移転されてしまったが、ここダブリンの跡地でJAMESON についてのツアーを楽しむことができる。
Bow.St Experience ツアー 体験型でガイドつきっきり
11:15 開始の一番シンプルな40分のBow.St Experience ツアーのチケットをすぐ購入できた。混雑なし、午前中だから? 一杯のドリンクつきで€22。ネット購入すると午前中なら割引あり。
時間になるとまずは歴史を掲示してあるスペースへ通され、ガイドの説明が始まる。参加者25名ほど。アメリカ人が半数以上!
次に場所を移動して映像も使った JAMESON の歴史の説明。さらに部屋を移動して製法や原料を解説。大麦麦芽と未発芽大麦を使ったポットスチルウィスキーとグレーンウィスキーをブレンドしたJameson、三つのポットスチル=三回の蒸留が行われる。
原材料・製法・香り等を説明を受けながら体感する。
三種(Scotch, JAMESON, American) 飲み比べがあり、もちろんストレート。ガイドのトークと映像を使ってあっという間盛りだくさんの40分。終始なごやかな、笑いもあるツアー。ツアーはもちろん英語だけだが、視覚に訴えるものも多く工夫してある。
ツアー終了し、お土産コーナー通過して入口のバーエリアへ戻る。終了後にはチケットについているドリンク券でJamesonドリンクを三種の中から一杯もらう。もちろんツアー前に頼んでも可。飲みながらツアー参加している人もいるくらいの自由な雰囲気。
アルコールなしは可能?とお願いしたところ心地よく作ってくれたGinger & Lime のただのジュース、ウィスキーが入ってないので透明。飲めないのに来るな、とは言われません。
当日、日曜日は12:30以降しか酒類の販売はできない法規制あり。でも、無料の一杯はそれ以前でももらえるのだ。入場料に含まれているとはいえ、不思議な感じ。
感想 期待していなかったのに楽しい・おすすめしたい
行くまではウィスキー興味ないんだけど…と思いながらツレにお付き合いした感じでの見学。そもそもoharuは飲めません。
実は行くまで工場見学だとばかり思っていたこちらのツアー。実際参加してみた感想としては、飲み比べがあったりするので、当然アルコール好き、ウィスキー好きなら楽しいこと間違いないけど、アルコールを飲まない人にとっても決してつまらない場所ではないと思う。ツアーの間、ずっとしゃべりっぱなしで場を和ませるガイド、展示もわかりやすく興味を引くように工夫してつくってあり、完成度が高い。’Experience’の名の通り、見学コースではなく、説明を聞いて体験するコース。まあ、残念なのは日本には買って帰るのがまず難しいということでしょう。
午後に行ったギネスストアハウス Guinness Storehouse と比較してみると、ギネスは博物館見学スタイル、JAMESONは説明を聞きながらの体験スタイル、価格はほぼ同じ。個人的には断然こちらJAMESONのほうがおすすめ。価格に見合っている感じもする。
しばし座って休憩も兼ねたら、Jameson Distillery Bow St. を後にして次の目的地へ。
キルメイナム刑務所 重苦しい歴史を伝える場所【アイルランド11】