マッジョレー湖のボッロメオ諸島巡り
ミラノマルペンサ空港からストレーザStresaまで移動してきた前日の記事。
カタール航空QR117便ドーハ→ミラノ・Europian Limousineを利用した感想【イタリア2】ホテルレジーナパレス宿泊記・感想 マッジョレー湖を一望【イタリア3】day2今回のイタリア旅行で湖水地方に行くことはすぐに決まったのだが、コモ湖?マッジョレー湖?どちらにいくか迷いました。最終的には遊覧船でのボッロメオ諸島めぐりがおもしろそう、ということでマッジョレー湖畔滞在に決定。島めぐりは夏場しかオープンしていないので絶好のチャンス+レンタカーなどを使わないで楽しめる、という点が決定の最大要因。
ベッラ島Isola Bella 島の外観も素敵
ボッロメオ家の所有したボッロメオ諸島。まずはベッラ島Isola Bellaへ。ストレーザStresaから遊覧船に搭乗。ガイドブックで読んでいたものの、船着場あたりにはいろんな客引き・クルーズ船あり。危うく間違えそうになってしまった。一般的なクルーズ船は大きめ、船着場も駐車場の奥の方です。お気をつけを。
まずはストレーザからベッラ島行きの船に乗る。
ベッラ島の外観、素敵なお庭です。
ベッラ島に到着。船を下りて左手にすすむとボッロメオ宮殿入口に到着。この奥、建物の一階にチケット売り場があります。この後にめぐるマードレー島Isola Madreとのコンビチケットを購入。
17世紀に建てられ、ナポレオンとジョセフィーヌも泊まったり、ムッソリーニも英・仏と会談を行った(1935年ストレーザ戦線の結成、2か月で崩壊するが)ような歴史のある宮殿。
壁から飛び出てるよ、この人
貝殻・大理石を敷き詰めた洞窟グロッタgrottaが何部屋か続く。grottaはグロテスクの語源ですって。
宮殿内部を見学し終わったら、庭園へ。
お金もちの象徴(と思ってる)白い孔雀がお出迎え。
ボッロメオ家の紋章にある一角獣ユニコーンがてっぺんから見下ろす立派な庭園。
ぺスカトーリ島Isola dei Pescatoriでぼーっと過ごす
宮殿散策を終えたら、ぺスカトーリ島Isola dei Pescatori =スペリオーレ島Isola Superioreへ。
ぺスカトーリ島はレストラン・ホテルなどが並び、これといった見所はない。この島でちょうどランチをとるのが旅のスケジュールとしてはいいのでしょう、きっと。朝遅かったのでランチ不要なoharuたちは、ぶらぶらして公園で湖を行き交う船をみて、マードレ島行きの船までしばし休憩。
船着場には、次の船の時間、行先が表示してあるので、自分の目的地の方へ並びます。左のレーンがベッラ島・ストレーザに戻る方。右のレーンがマードレ島の方向でイントラ行きの船の列。右側の列に並びましょうか。
マードレ島 広い庭園は必見
マードレ島Isola Madreにも上陸してみます。島に上陸してすぐに宮殿・庭園の入口があります。午後に訪れたこともありますが、ベッラ島よりも観光客が格段少なく、人気がない?とも思いましたが、こちらの庭園が見事。よく手入れもされている。ベッラ島のみでなく、こちらにも足を延ばした方がいい、おすすめです。
2006年の竜巻で庭園のあちこちで大きなダメージがあったそう。宮殿の前のイトスギの巨木も植え直されて、なんとか支柱で支えられています。
マードレ島の宮殿は邸宅といった感じでこじんまり。ベッラ島がおもてなし用なら、こちらはファミリー用といった感じ。
こんな眺めを見ながらお過ごしだったんでしょうか。ボッロメオ家の方々。
さあ、また船にのってストレーザに戻ります。
一日かけてめぐった三島。観光客用に時刻表も乗降場所もわかりやすくなっている。繰り返しになるけど、高い個人ボート会社を使わないように注意!です。
Antica Stresaで早めの夕食
ストレーザの船着場周辺に市街地あり。飲食店・お土産物いろいろ見てまわるけど、おなかがすいてしまい夕食をとれる場所を探す。
イタリアンのちゃんとしたお店は一般的に19時以降のスタート。この時、時刻は17時過ぎですが、この日は昼食抜きだったのもあり飢餓状態。待てません。その時間でやってるお店に入ってしまえ。
Ristorante Antica Stresa の 路面にパラソルを広げてあるオープン席に着席。ristrante,cafe,snack barなので使い勝手のよい通し営業のお店ですね、きっと。
魚介のパスタとリゾット。ちゃんと美味しい。最近スイスやオーストリアに何度か行っていたこともあり、飲食代が非常にお安く感じる。いや、実際お安い。外食はしやすいです。
もちろん湖畔に泊まって朝夕のきれいな湖を眺めたいところだけれど、日程に余裕がない場合はもちろん日帰りも可能。ミラノからは電車で一時間ほどでストレーザまで来られるのでエクスカーション先としてもおすすめ、天気の良い日を狙うとなおさらベター。帰りの電車に間に合うように、遊覧船の時間をしっかりとチェックして計画的に回ることがコツかと。
翌日も観光します。
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