ホテル祖谷温泉 宿泊記・感想②温泉編 ケーブルカーに乗って渓谷の露天へ~【香川・祖谷8】

ホテル祖谷温泉 ケーブルカーに乗って谷底へ

客室編の前回まで

ホテル祖谷温泉ホテル祖谷温泉 宿泊記・感想①客室編 月見台って?【香川・祖谷7】

宿についたら暗くなる前に渓谷の谷底にある露天温泉へ。ケーブルカーを使っております。ホテル直結の乗り場には係員がいるものの基本的にはセルフ運行。

ホテル祖谷温泉 ケーブルカー

片道5~6分、乗降に1~2分といったところで、たった今出発したばかりだと15分くらい待つことになるので食事前や朝方は時間の余裕をみておく必要があります。

ケーブルカーが到着したら外扉をあけて乗車

ホテル祖谷温泉 ケーブルカー

42度の傾斜そのままの急こう配の車内。寒い時期なのでひざ掛け毛布が用意してある気遣い。

ホテル祖谷温泉 ケーブルカー

外扉と車両の扉を二つとも閉じたら、車両の先頭についた押ボタンを自分で押して運転開始。

ホテル祖谷温泉 ケーブルカー

うわー、ゆっくりだけどちゃんと動いてる(当たり前です)。谷底まで自分で歩いてくれ、と言われたら無理だけど、ケーブルカーで5分で連れて行ってくれることに感動。最初に作ろうと思った人に感謝。これメンテナンスするの大変だねえ、と思わずにはいられません。大人も楽しめるケーブルカー、子供ならコーフン間違いなしです。

車内の自動アナウンスを聞きながら5分ほどで到着、谷底駅。

ホテル祖谷温泉 ケーブルカー

下った谷底駅には、吹き曝しでケーブルカーを待たないでいいようにちゃんとケーブルカー待合いスペースもあり、ケーブルカーが到着するころに出ていけばOKのうれしいシステム。

ホテル祖谷温泉 ケーブルカー

露天風呂 渓谷の湯・せせらぎの湯

ケーブルカー到着地点から、さらに急峻な階段を温泉スリッパでパタンぱたんと20~30段進むと温泉の入口に到着。こののれんをくぐった先で男湯と女湯に分かれ、それぞれ『渓谷の湯』と『せせらぎの湯』があります。男女入れ替えあり。

ホテル祖谷温泉 露天風呂

脱衣所からさらに20段ほど進むと露天風呂に到着。ホテルのHPより拝借

渓谷の湯:ホテル祖谷温泉HPより
ホテル祖谷温泉 渓谷の湯

せせらぎの湯:ホテル祖谷温泉HPより
ホテル祖谷温泉 せせらぎの湯

写真の通りの祖谷川をすぐ見下ろせる場所にある温泉。洗い場なし。一日毎に男女交代だったので、朝・夕で違う露天を楽しめました。源泉かけ流しの通り、ジャバジャバとお湯が流れ込み、あふれたお湯はそのまま川へ注いでいきます。眺めも音も、もちろん泉質も満足できる環境。硫黄臭のある透明の少しぬるっとする温泉です。

泉質:アルカリ性単純硫黄温泉

露天風呂よりも上流には多少整備されたリバーサイド。まどろみの畔と名付けられてパラソルやチェアを置いた写真はみたけど、訪れた時は何もなく使われていませんでした。さらに上流の方には細いつり橋もある、使っているのだろうか?と思ったのにスタッフに聞いてみるの忘れてしまいわからないままです。

ホテル祖谷温泉

日帰り入浴だとケーブル代込みで1,700円とだいぶ高めだけど、あのケーブルカーの維持費を考えると妥当かな、という気がしないでもありません。

展望大浴場

本館2階の展望大浴場。ここの温泉も脱衣場から数段下った場所にある。入った女性風呂はこの写真の通りでこちらの浴場にはちゃんと洗い場あり。ガラス張りだがあまりに窓際によるとすぐ真横をケーブルカーが通り抜けていくので油断禁物、仁王立ちはいけません。

展望大浴場:ホテル祖谷温泉HPより
ホテル祖谷温泉 展望大浴場

こちらは循環ろ過・加温・塩素系消毒薬利用。なのでこのお宿のメインのお風呂はやはり渓谷の露天風呂です。

感想 ケーブルカーはあるけど、階段必須の露天風呂

期待通り、かけ流しの湯量もたっぷりなのもまた満足の露天風呂。ケーブルカーでくだっていくワクワクもたまりません。ただ、ケーブルカー駅から露天風呂までは階段が結構あるのでその点は要注意。膝の負傷後でアイタタタ、だったのでかなり必死に昇り降りしました、せっかっくここまで来たのだし、と言い聞かせながら。というわけで、足腰に不安があるおばあちゃんを連れて行くとちょっと厳しいかもしれません。

最後はお食事編へ

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