「筑波山きっぷ」に誘われて
10月の晴れた日、筑波山に初挑戦した記録。行ったのは平日。つくばエクスプレスTXを利用すると「筑波山きっぷ」なるものの宣伝をよく目にする。電車とバスを乗り継いでどうやら行かれるらしい。
筑波山きっぷHPより
大前提として、アタクシ山のぼらーではありません。基本的になまけもの。高いところにロープウェイで行って周辺ハイクしたり、なだらかな道をぶらぶらとハイクしながら下って来るのが大好き。(なのにトレッキングシューズ持ってる)。そんな、なまけものが感じたつくば山 日帰り旅の記録。
タイムスケジュール
今回実際に動いた一日のスケジュール。予め決めておいたのはつくばセンター10:30発のバスのみ。それに合わせたTXのつくば駅行きに乗った。
筑波山シャトルバス つくばセンター(TXつくば駅)10:30→筑波山神社入口11:06
ケーブルカー 宮脇駅11:40 →筑波山頂駅11:48
歩く 男体山⇒女体山
ロープウェイ 女体山駅14:00→つつじヶ丘駅14:06
筑波山シャトルバス つつじヶ丘駅14:30→つくばセンター15:20
帰りに筑波山神社入口からバスに乗り、着席できないといやなので、先にケーブルカーで男体山側にあがって、最後に女体山→つつじヶ丘におりてバスの始発から確実に着席してくるプランとした。
TXには北千住から乗車するので北千住の券売機で筑波山きっぷを購入、4,040円。個別に購入すると北千住駅‐つくば駅往復2,060円、ケーブルカー片道580円、ロープウェイ片道620円、つくばセンター⇒筑波山神社(バス)720円、つつじヶ丘駅⇒つくばセンター(バス)870円。個別に購入すると4,850円なのでいちいちお財布を出して購入する手間が省ける以上にお得。
ちなみに歩いてのぼる方には電車+バスの「筑波山あるキップ」というのも用意されている。
つくば駅~筑波山神社入り口~ケーブルカー宮脇駅
つくば駅へ到着したら、A4出口を目指し一目散に乗り場へ。なぜって着席したいから。当日は運よく空いており余裕で着席。10:30に出発したシャトルバスはほぼ正確に35分で筑波山神社入口に到着。乗ってきたバスを振り返る。下りのバス停が反対側の車線ぞい、建物の前に見える。
筑波山神社の立派な鳥居をくぐり、道をのぼる。
ケーブルカー乗り場の案内にしたがって登っていけば間違いない
鳥居をくぐって
階段を上がって本殿を拝む。
本殿から左手にすすむとケーブルカー乗り場の案内。
11:24 宮脇駅に到着
宮脇駅からケーブルカーに乗り筑波山頂駅へ
次のケーブルカーの改札を待ちます。20分毎の運行。
11:40発ケーブルカーに乗って山頂駅へ。たまたま団体さんと一緒になったためか、座れない客も結構いた。かなりの傾斜をぐいぐいとのぼっていく。
11:48 山頂駅到着。そばや団子の軽食堂がちらほら。
男体山へ 岩・岩
山頂駅を降りたら左手にすすむと男体山、右手にすすむと女体山。まずは男体山の方へ。思ったより険しいんですけど。
結構な岩場だよ。時々、手をつきたくなるくらいの。
12:03 男体山頂、御本殿へ無事到着。
関東平野を一望。青空、秋の高い空が広がる。
男体山を下ったらお茶屋で休憩。軽食食べたら次へ行くよ。
女体山へ なだらかだけどやっぱり岩
13:00 女体山へ行く道から男体山とコマ展望台を見返る。コマ展望台のふもとでは小学生がお弁当をひろげる天気のよい昼下がり。
男体山頂へ上る道ほどではないけど、やっぱり岩の多い山道。ずっと緩やかな登り。
途中、ガマ石にも出会う
女体山御本殿が見えてきました
13:23 女体山頂へ到着
素晴らしい眺めが広がる。やや霞んだ青空。スカイツリーのシルエットがうっすらと見える。富士山を楽しみたかったら朝早くに女体山、かな。
眺めを満喫したらロープウェイ乗り場へ下る。乗り場まではディズニーランドばりのスロープ状になっていて、こんな標識も。ひえーっ。紅葉シーズンには大行列かしら。
女体山駅からロープウェイで下山
13:42 女体山駅に到着。13:40のロープウェイが行ってしまったばかり。
ここからも展望できるようになっている。景色見ながら次のロープウェイ待つ。
14:00 のロープウェイに乗って下山。当日は20分毎の運行。行列できるようなときは臨時便でるんだろうね。
つつじヶ丘駅~つくばセンター バスで戻る
14:30 バスが予定通り出発
乗客12名ほど。さらに筑波山神社入口で10名ほど乗車。なのでこのバスでは全員が余裕着席で駅まで帰ることができた。
15:17 つくばセンター(TXつくば駅)へ到着
筑波山初トライしてみて スニーカー以上必須
TXが頑張ってプッシュしている筑波山エリア。京王線鬼推しの高尾山のイメージに近いものを持っていたら大間違い。高尾山はまあ、究極、ハイヒールでも行かれるけど筑波山はちがう。ヒールで行くとなるとケーブルカーで筑波山頂駅往復かロープウェイで女体山駅往復というさみしい行程になってしまう。
男体山頂への登山路、男体山と女体山の間の山道、いずれも岩道です。今回スニーカーで移動。降雨後などでぬれているとかなり歩きにくそう。ただ、登り下りの所要時間が短いので疲労せずに楽しめる。
デートで彼女を連れていく時は靴のアドバイスもよろしく。
公共交通機関利用のコツ→バスを制する
公共交通機関の利用でも十分にアクセス可。でも、たぶん、楽しかったのは平日で空いていたから。ロープウェイ乗り場の待ち時間案内を見ると、ホラー、ムリ―。でも最大のポイントは長時間のバスにちゃんと座れるか、ということ。バスで立っているのは電車の倍は疲れるのでこの30分以上の行程は着席することが必須かと。混雑具合によっては次の便を待つくらいの余裕をもったスケジュールを組むと楽しめるかな。でも始発ではない筑波山神社からの乗車となると次の便を待っても条件変わらないね、きっと。とにかく混雑時は朝早くに攻める・そして疲れないようにバスで着席する、のが楽しむコツかと。
3~5月・9~11月のシーズン中は土日も平日もバスの本数が変わらないというありがたい環境。これは平日休みに攻めるしかありません。
この日に限ってかは不明だけど、ケーブルカーやロープウェイ利用者のうち同じバスを利用したのは見たところ1~2割ほど。ここではマイカーが主力ということらしい。
次回行くときは女体山にゆっくり登ってみたい、という気に今はなっている。