ゆのつ温泉 のがわや旅館 に泊まってみよう
島根温泉めぐり、前泊は美又温泉 山根旅館
美又温泉 山根旅館 宿泊記①出雲空港からは遠かった~16畳客室編【島根・浜田】つづいて温泉津温泉へ。温泉津温泉=ゆのつ温泉、と読める方はすごい!。おんせんつ温泉と呼んでしまうのは私だけではないはず、おそらく。さすがに宿泊した今は『ゆのつ』と読めますが、2~3年経ったら忘れてしまいそうなくらいの難解地名です。
古い建物が並ぶ、対向車が来ると避難が必要な狭い路地をすすんで到着したのがわや旅館。
外出から帰って来た際のスリッパが点在する玄関。外出後にも同じスリッパ履けるように客室名の札がそれぞれに置かれている気配りぶりです。
温泉津温泉 のがわや旅館
【住所】島根県大田市温泉津町温泉津口30
古い温泉街ぶらぶらも
1300年前の開湯というから歴史ある温泉地、石見銀の輸出港で栄えたそう。歓楽的なものはないけれど、古い建物で囲まれた路地をぶらぶらして、
徒歩数分内の元湯や
薬師湯に立ち寄ってみるのも楽しい。
夜のぶらぶら散歩もまた愉し。車通りもほとんどなくひっそり静かな温泉街。
客室 8畳和室
玄関あがり、フロントわきの階段をのぼりすぐ上のスペースへ。レトロ感漂う廊下を通って客室へ。
ご主人に案内されたのは8畳間のお部屋、笹島。『純和風の大正浪漫香る寛ぎ8畳広縁又は踏込付の和室』というプランで予約して二名宿泊ニ食付き 14,000円/人+入湯税。
襖の向こうが洗面スペース、踏込み。テーブルがすでにぐちゃぐちゃなのは気にしないで。
窓からは見事なまでの屋根ビュー。奥の赤い屋根まで宿の建物。間口はそれほど大きくないのに、奥へ奥へと建物が広がるスタイル。古い町並み・建屋ではこういったところ多いような気がしますね。左の屋根の石風呂からは洗面器を置いたカーンという音やザブンとお湯が流れる音が時々響きます。鼻歌聞こえちゃったり。
踏み込み。ここに置いてあるタオル掛けが幅広、バスタオルを楽々かけられて使いやすい優れもの。
洗面は一昔前のスタイル。でも一面のガラスはピカピカで拭きあげ大変そうだなあなんて思ったり。アメニティ類は全く置いてありませんが、歯ブラシ・櫛などはフロントわきから必要分セルフで持っていくシステムになっていました。
トイレ、と思ったらなんとユニットバススタイル。
お茶菓子は温泉マークのついた昔ながらのお饅頭
塩分補給に種なし梅も。
温泉タオルは名入りタイプ。新品一枚とさらに余分に中古のものが二枚(二人で合計6枚)用意してありがんがん使えてありがたい。
鍵は二本ありますが、現在は貸切風呂スタイルだったので一本でも大丈夫だったかも。でもうれしい。
チェックイン手続きは客室で行います。女将さんがやってきて食事の時間や貸切風呂の時間を決めていくスタイル。予約した時間をメモしたものを残してくれます。頻繁に起こりうる「あれっ、予約した温泉の時間何時だった?」に対処。
すごく古い建物・客室であろうけど、室内はすっかりリニューアルしてあり清潔。ただ、建物内の水回り?排水?らしき音が壁伝いにものすごく響くのも事実。トイレ使用後にタンク内に水が溜まる音かなあ。ザザザーッ、カシャンという音が。古い建物ならではかもしれませんが、結構気になってしまうのは否めません。
お食事が終わると布団敷タイム。あまり大きい部屋ではないので壁に身を寄せてる間にお布団完成。夜間用に冷水と温かい番茶のポット二つはありがたい。急須で注ぐお茶も悪くないけど、客室で茶葉ひっくり返して入れ替えて…はかなり面倒な部類なので。
館内図 左側が表通り、玄関側。奥に建て増ししていった(であろう)おもしろい間取り。ミシミシする階段や床は趣を感じさせます。石見銀山とあわせて世界遺産に登録される以前に、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている町並みなので自由勝手に手を入れることができなないそう。「建て替えた方が安いです!」とご主人。
当日は計10室の客室は稼働率下げて最大6室までに減らしていとのこと。
みんな気になるwi-fiはパスワードつきでサクサクとつながりました。
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