ザ・リッツ・カールトン東京に泊まってみよう ポイント使っちゃおう
温泉旅行に行かれず、ラウンジ巡りで非日常欲を満たす?続編。京王プラザホテルやプリンスさくらタワーに続くシティホテル泊です。
高級ホテル志向ではないのになぜにリッツ!?かというと、ポイントが貯まったから。
航空会社のマイルに変更して海外旅行に利用しようと思っていたMarriott Bonvoyのポイント、コロナ禍2年以上続いて当然変更するチャンスもなく、ただただ貯まり続けるという悲しい状態。もちろんカードを利用しているうちはポイント期限も来ないけど、海外へ行こう!という気分にはまだまだ遠いうえにポイントインフレも腹立たしいので、ちょっと使ってみることに。
ザ・リッツ・カールトン東京
【住所】東京港区赤坂9丁目7−1
客室 クラブデラックスツイン
二名宿泊、Marriottポイント85,000で予約。さらに33,000円追加支払いでクラブラウンジアクセス可能な客室にアップグレードするプランを予約。ちなみに当日、普通に予約した場合11万円台でした。特別お得、ではないようで…。ちなみに、Marriottゴールド会員のレイトチェックアウト希望はなんと12:30まで(通常12時)。せこいよリッツ。わんさかいるゴールドなんてきっと会員ではないんでしょう。当然客室のアップグレードもありません。
客室階の廊下、渋いトーンにしてあるせいもあるけど、廊下が狭かったのが予想外。壁紙はアジアンな扇です。
52㎡の客室 ダブルベッド二台
入り口方向
遠くにスカイツリーのある眺望、最近泊まったホテルの中で最も高い目線。空が近い。
夜になるとキラキラ夜景。写真ではうまくとれませんが、これだけ高いとビルの赤色灯の点滅がずっと眼下に目に入ります。目線が非日常。毎日見なくてもいいけど、たまに見ると面白い。
お茶菓子にヨックモック シガール2本。ネスプレッソのカプセルは6つで潤沢。ほとんど使わないんだけどね。
ティーバッグがLUPICIA、なんだか意外。
入って右に位置するバスルームはとても広々、バスタブとその横にトイレ。トイレまではバリアフリーで移動可。
左側にカメラをふると、すりガラスの向こうにシャワールーム。洗面ボウルは二カ所。シャワーからバスタブまでは距離があるのでビタビタ必至。
引き出しの中に整列したアメニティ。
4月から厳しくなったプラ対策によるものなのでしょうか、この辺のアメニティがウッディに! 歯ブラシはもちろんプラでしたけど。
シャンプー類はAsprey
ターンダウン後のベッドサイドにチョコと小さい包。中はかりんとうでした。
クラブラウンジ
クラブラウンジでのフードプレゼンテーションはコロナ対策仕様。ブッフェサービスは中止されセットメニューでの提供に変更されていました。ですので、宿泊時期によっては時間や内容が変更になっている可能性大です。
各時間帯は以下の通り
・朝食 7:30am-10:30am 事前に時間指定制
・軽食 11:30am-1:30pm
・アフタヌーンティ 2:30pm-4:30pm
・ディナー前のオードブル 5:30pm-7:30pm(土・祝前日5:00pm~)
・スイーツ&コーディアル 8:00pm-10:00pm
以下、チェックインからアウトまで時系列で。
アフタヌーンティ
2:30pm-4:30pm
チェックインはクラブラウンジで。着物着用の女将風味のスタッフがテーブルまで来てくれます。ちょうどアフタヌーンティータイムなのでお手続きがてらドリンク飲んだり。そうこうしているうちに三段重ね到来。二名分です。
お品書きも。
ライオン王冠がお出迎え。一の段 スイーツ
二の段 savories 甘くない系ってことですね。初夏っぽい軽やかな彩が美しい。この繊細さ、見て楽し!だけど食べちゃう。
三の段 スコーン 鉄板のスコーンは地味でも間違いなく美味しい
どれも満足のいくプレートばかり。
ディナー前のオードブル
5:30pm-7:30pm
先ほどまでダラダラしてたクラブラウンジへまた向かいます。
シュワシュワ~、あたくし飲みませんけど。
オードブルのプレート、1名分です。ソファ席でテーブルが小さくスペースに余裕なし。コツコツ食べましょう。
豚汁にうどんの入ったお椀到着。もう夕食です、このラインナップ。
スイーツ&コーディアル
8:00pm-10:00pm
また来てしまったクラブラウンジ。ラウンジスタッフが『お帰りなさいませ』と出迎え。
スイーツプレートとチーズプレート(二名分)
朝食
7:30am-10:30am 事前に時間指定制
二人分のサラダ・フルーツ・チーズ
和食をセレクト。焼き魚は塩鮭。ご飯とお味噌汁は蓋をとった写真を撮り忘れました。焼き魚はグランドプリンスホテル高輪の方が断然美味しかった。あははっ。
軽食
11:30am-1:30pm チェックアウト時に頂くスタイル。しっかり食べた朝食がまだ残っているのに、食べてしまう庶民…フードプレゼンテーションされるとすべていただくことに。
パン類はビュッフェ形態で。朝食、軽食、アフタヌーンティタイムにビュッフェ台においてありました。
最後に富士山を冠したルピシアのお茶缶を頂戴。本来ならラウンジから富士山ビューのはずが、宿泊中は雲が厚く叶わず。茶缶でガマンとしましょう。
ラウンジのアルコール含むドリンクはオーダー制とセルフ制の併用方式でとっても気楽。冷蔵庫やコーヒーマシーンから自分でとってきたり、バーカウンターで注文するもよし。テーブルでスタッフに注文するもよし。ただ、アルバイトくんもいるためかあまり気が利かない感じと、オーダーしても忘れ去られてしまったり(2回も忘れられた!)、食事・ドリンク提供までにえらく時間を要する点はあらら…でした。
19時半までは入場制限なく子供も利用可能。子連れファミリーに優しいラウンジである一方で、席によってはあれっ、ここはファミレス??という気がしてしまう場合も。そのあたりは運次第でしょう。それにしても幼少期からリッツのラウンジって…。もうこの先東横インとかに泊まれないカラダになってしまう末恐ろしさ。あらやだ、うらやましい
プール・ジムも無料利用
フィットネスエリアも無料で利用できます。
混雑回避するべく人数制限。QRコード呼んで、申し込み。待ち人数が表示され、順番になると呼び出しお知らせが到着します。4歳以上ならプールが利用できるということで家族連れも多いのかもしれません。一組45分までの利用制限あり。
ロッカーも使えないので客室からバスローブ・スリッパでOKです。
ツレが利用。人数制限してあるのでプールも快適。プールサイドチェア数に相当する人数に絞っていたそうです。
感想 ポイント泊で贅沢気分
ラウンジで飲んで食べてを繰り返していたらあっという間にチェックアウト時間になったリッツ泊。アルコール好きにはたまらないと思います。何度も訪れ食べ続けてスタッフから向けられていそうな『お客様は庶民でございますね』の視線なんて気にしていられません。
価格帯からいうと、京王プラザホテル、ザ・プリンスさくらタワーの倍レベル、いや倍以上、その分重厚感はヒシヒシと感じるけれど、アルコールを全くのまないのでそこまで必要ない気がしてしまうのも事実です。食べたいものを自腹を切った方がよっぽどいいけど、それ言っちゃうとラウンジ全否定になってしまいそうなのでやめときます。
ポイント有効活用としては悪くなかったけど、10万円で宿泊するかといわれるとないない、なにそれ、の完全否定です。セレブの御仁はどうぞ。ただ、やはりアルコールを楽しむ人にとってはパラダイスかもしれません。
京王プラザホテル、さくらタワーと続いたクラブラウンジ巡りもいったん終了。満足しました。お腹いっぱい。価格帯のずば抜けたリッツの接客が特別いいというわけでもなかったのがミソ。温泉宿もそうだけど『高い』=『素晴らしい』とは違うのを実感します。食事やドリンクの提供が遅すぎるのは改善の余地あり。ビュッフェスタイルのままの人員配置なのかなと推測です。ビュッフェ再開したら満足度もかわるのでしょうか。
そろそろ温泉へ戻りたいと思います♨。〈宿泊2022年5月〉