奥入瀬渓流 どうやって楽しもうか
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十和田プリンスホテル 宿泊記~食事編②【十和田・奥入瀬4】奥入瀬渓流、せっかくなので時間をたっぷりとって散策することにします。でも、どこからどこまで歩こうか、結構迷った。焼山-子ノ口(14km)の所要時間は徒歩4~5時間なので自分の好みや余裕に合わせて歩こう、なんてことは書いてあるけれど、レンタカーもどこかに駐車しないといといけないので悩みどころ。
下調べによると
- 大きめの駐車場は子ノ口(20台)か焼山(80台)→実は石ヶ戸にも結構数停められる
- 登り(焼山→子ノ口)の方が水の流れの眺めがすてき
- 子ノ口ー焼山間の移動は徒歩・バス・自転車の選択肢がある(子ノ口・石ヶ戸・焼山にレンタサイクルの貸出・返却場所)
宿泊した十和田プリンスのスタッフに聞いたところ、登りといっても大したことない&石ヶ戸にも駐車スペースがある、とのことで、迷いなく石ヶ戸→子ノ口方向への散策決定。疲れたらバスに乗ろうということでゆるいプランでいざスタート。
瞰湖台によりながら十和田湖を半周してまずは子ノ口に到着。十和田湖遊覧船が停泊しています。
湖の眺めに別れを告げて子ノ口から渓流脇の道路を下る。渓流を横に見ながら木陰を少しずつ下っていく。ドライブでも新緑が気持ちいい。
石ヶ戸に駐車 散策スタート
石ヶ戸(いしげど)到着 とにかく観光バスがたくさん。ここを始点または終点に散策しているグループが多い様子です。大きい駐車場があるわけでありませんが、道の両脇につくられた駐車スペースに停めます。車の出入りも多いので、当日は午前中でもたいていどこか空いていたけれど、ピークの時期だとちょっと駐車厳しそう。ぱっと見た感じでは40-50台くらいの駐車スペース。
散策を終えた人たちがそばを食べたりヨーグルト、ソフトクリームを楽しんだり、と多くの人出です。トイレ・自販機なども充実。
10:20 さあ、渓流に沿って子ノ口方向へ出発です。
石ヶ戸というのは「石でできた小屋」という方言
石ヶ戸の瀬 岩の上を荒々しく下る流れもあれば、
しずかな緩やかな流れもあったり。
ヤマツツジ 終わりかけでしょうか
雲井の滝
歩道は整備してあり歩きやすい。土や石段、木道だったり。ゴミも全く落ちておらず。
九段の滝
銚子大滝 近づくとミストシャワーが舞っていて気持ちがいい
タニウツギ
遊歩道を歩きながら新鮮な空気と目に優しい緑と水を堪能する。
銚子大滝→子ノ口 バスを利用
13:00 ここまでの散策で2時間40分ほど(石ヶ戸→銚子大滝 7.2km)。渓流歩きも満喫したし、ちょっと疲れたし、でここで散策を切り上げることに。レンタカーが石ヶ戸なので選択肢としてバスで石ヶ戸までもどるか、子ノ口までバスで行った後に自転車を借りるか、ということで会議。子ノ口からの道路はほぼ下りで自転車楽しそう、ということで一旦子ノ口まで戻ることに決定。バスを使う予定の方は、予め時刻表を入手しておくのがベター。1時間に1~2本の運行本数なので。【JRバス東北 おいらせ号 みずうみ号 時刻表】 で検索してみてください。
5分遅れでやってきた13:04のバスに乗車します。扉は一つだけど普通の路線バス、整理券をとって整理券番号に従い後払い方式。
子ノ口のバス停で降車。銚子大滝→子ノ口140円。
小屋でソフトクリームを頂き、しばし休憩。
子ノ口→石ヶ戸 レンタルサイクルでビューンと下る おすすめ
子ノ口(ねのくち)バスターミナル=レンタルサイクル「楽チヤリ」の受付場所。身分証明書を提示してシティサイクル1,000円/4時間をレンタル。電動アシストのレンタルもあるけど、ほぼ下りなのでまあ大丈夫なはず。
13:25 子ノ口から自転車で出発。車道から見下ろす渓流・遊歩道も新鮮。
銚子大滝も違うアングルから眺めて
一か所、登り勾配の場所があったけど、基本的には平ら~下り。楽なサイクリング、しかも左車線を走っているとすぐ左に渓流が見える。これはおすすめ。反対ルート(石ヶ戸→子ノ口)だと登りなだけでなく左車線が渓流から遠くなるので楽しみ半減かと。
14:05 石ヶ戸到着 石ヶ戸レンタサイクル受付・返却所へ。途中写真を撮ったり、同じ車道を走るバス・車をやり過ごしたりしながら、30分ほどで石ヶ戸へ到着。あー、下りの自転車は楽ちん、満喫。
レンタサイクル・バス・歩きを組み合わせたちょうどいい感じのルート・コンビネーション。我ながら満足。ただ、当日は5月にしては想定外に天気が良く暑かったので疲れた。石ヶ戸の自動販売機のお茶・スポーツドリンクは軒並み売り切れ、みんな同じように水分を欲していたようです。
当日の奥入瀬渓流には結構数の外国人が散策に来ていました。団体で行動している人もいれば、個人客も。海外旅行で日本に来て十和田湖ってしぶい。とくに個人だと中級トラベラーって感じでちょっと攻めてる感じがします。
石ヶ戸→焼山→蔦温泉旅館へ
石ヶ戸でレンタカーに戻ったら焼山をまわって本日の宿 蔦温泉旅館へ。
渓流に垂れる藤を眺めたり、
ヤマツツジ眺めたり
で寄り道していたらあっという間に蔦温泉へ。
奥入瀬渓流で疲れたので蔦温泉そばの蔦七沼をまわる余力は全くなし。帽子をしっかりかぶり、気持ちの良い木陰を歩いているつもりでも顔が赤く焼けてしまったほど。普段、運動不足のなまったカラダが暑さでやられ、当日は温泉で癒されおしまいです。
蔦温泉 宿泊記 趣のある温泉宿でほっこり~足元湧き流しの温泉につかろう【十和田・奥入瀬6】