美又温泉 山根旅館に泊まってみよう
降雪もある山陰地方、冬場はなかなか足が遠のいてしまいますので無雪期に行っとくべし、ということで5月に島根県の温泉に向かいました。まず選んだのがこちら美又温泉。美肌の湯とうたうアルカリ湯を期待するので、当然かけ流しの湯のあるお宿を選択、山根旅館に宿泊です。
羽田からびゅいーんと出雲空港へ。羽田-出雲便はなぜだか大きめ機体B767-300を飛ばしているので座席にも余裕あり。予約もしやすい。コロナ前はもっと埋まったのでしょうか。
15Aに着席。普通席1列目は前面壁だけど足元は十二分に広い。
島根に上陸。しまねっこがお出迎え。
レンタカー乗って出雲大社などを観光して
美又温泉へ向かいますが、下調べ通りとても遠い…。航空券おさえてから気づいたけど、広島空港からのほうが断然近いです、この辺り。今回は数カ所巡りたかったので出雲空港一択でしたが、美又温泉だけなら広島空港がベストチョイスですね。
美又温泉へ
やっと到着美又温泉。川岸の車一台やっと通れる細路地に面した建物、右側が山根旅館。こういった土地なので駐車場は川の対岸の広いスペースにありました。
温泉街の入り口に美又温泉会館と山根旅館。美又温泉会館にも行ってみようかなんて考えていたのだけど、「会館の温泉は循環ですよ」と女将さんに聞いたらすっかり行く気が失せてしまいました。でも、『よそ者お断り』の貼り紙がないのはやさしい。お断りなのは入れ墨だけ。
結局入らなかったけど外壁タイルと美又温泉のフォルムが目を引きます。
はす向かい玄関の山根旅館到着。
和食やまねの看板はでてますが、現在お食事のみはやっていないんだそう。
山根旅館と美又温泉会館の奥にさらに小さいながらも温泉街。なんだか古めかしい感じの看板!なんて思ったら、中を歩いてる人がいて驚いた。渡り廊下だったみたいで。
美又温泉 山根旅館
【住所】島根県浜田市金城町追原7-1
客室 樫の間
山根温泉に戻ってチェックイン。玄関周り、一階エリアは改装ずみ。名前を記して歓迎してくれました。小さいお宿なのでフロントはなし。こちらで靴をぬいであがります。
当日空いていたのが樫の間。現在は二部屋だけでの営業だそうで、二階にもう一部屋。今回は選択の余地なくこちらに宿泊です。三階まで階段上がったらすぐに客室。エレベーターはないのでご注意を。2名宿泊で18,700円/人+入湯税。
8畳間x2+広縁。二人で使うには広すぎて…。ベッド三台あるのでどれか二つを選んで利用。
洗面・トイレスペースは踊り場に。客室外だけど3階専用、ワンフロア貸切状態なので他客を気にしなくてよい。
お茶菓子はお饅頭。もちろん二人分ありましたがあっという間に消え去りまして…
温泉タオルは美又温泉の名入り。
客室の鍵はこちら。襖に頑張ってとりつけたねじねじするタイプ。客室に一つだけだけど、温泉も一カ所、家族風呂なので問題なし。
ビールと炭酸水(有料)が入った冷蔵庫、他のものを入れるスペースはあります。ただ、お宿には自販機等ありません。
広縁の方は家古屋川ビュー。その向こう側の道もえらくビシッとしているので水害後の護岸工事・整備されたものなのかな、たぶん。
反対側は美又温泉会館の壁ビュー。
館内図はこちら。4階へは階段あるものの客室としては使われておらず。3階は階段上ったらすぐに客室、のワンフロア独占スタイル。二階の桜の間も川に面していてよさそうです。
アンケート答えるともらえる美又の湯。そりゃ答えちゃうでしょ。
wifi の案内あるけどつながらない、というかスマホ上のリストにも上がってこず。女将さんに聞いてもよくわからないそうで、そこは断念。
玄関口や一階は改装してあるものの、二階以上は築年数相当な雰囲気で傷みは目立ちます。床板がぺこぺこしている部分があったり、客室もすこし古いにおいというか気になったかな。窓全開でカバーですが、暗くなると網戸すり抜けの虫も避けられずちょっと困りました。エアコンは完備でしたので夜間はエアコンで。
さあ、着替えて温泉♨へ
美又温泉 山根旅館 宿泊記②とろとろかけ流しの美肌温泉編【島根・浜田】