山根旅館の温泉に入ってみよう
前回、客室編まで
美又温泉 山根旅館 宿泊記①出雲空港からは遠かった~16畳客室編【島根・浜田】温泉は一カ所、二階の奥にあります。なぜわざわざ汲み上げないといけない二階に作ったんだろうか、聞くの忘れてしまいました。狭い土地をうまく活用しようとして二階なのかな。朝6:30から夜23:30まで入浴可。
加水・消毒なし・循環なしの源泉かけ流し、季節により加温はあり。
一目でわかる『入浴中』案内
二階の客室前廊下のつきあたりに湯殿の入り口。予約必要なく空いていれば利用できるシステム。
むかしは2階までお食事上げてたんだなあ…の懐かしエレベーターを横目にずんずん進み、
入り口まで到着。ただ、温泉まで行かずとも使用の有無がわかるシステム、これが優れもの。2階浴室入り口上部と、3階の階段部に『入浴中』のサイン。
籠四つの脱衣所
脱衣場に入ってロックをすると先述の『入浴中 』が赤く点灯するシステム。すてき♡。だって、3階客室前にもあるんですよ。一目で空き状況を確認できるのはありがたい。
とろとろかけながし シャワーも温泉!
ガラガラっと扉をあけて、温泉!常時オーバーフローのお湯で洗い場もぬるぬる。転倒注意。家族風呂・貸切風呂として使うには十分な広さ。
くせのない透明なお湯だけど湯口の上部には白色析出物。無味・無臭。ぬるぬるつるんの気持ちいいお湯。
41~42℃でちょっと長湯しづらいのが難。もっとぬるい方がいいけど、他にお客さんもいるのでリクエストもできず。このピンクのビーバーはオーバーフローと一緒に流れて行ってしまうこと頻回。
湯舟につかるとザザザーっとあふれたお湯が洗い場中央にある排水口に向かって流れてゆきます。ほぼ海状態。
濃紺の湯底タイルが美しい。
シャワー二基。シャンプー類は三点セット。湯気の籠る浴室なのでガバッと窓を開けたいところですが、対岸にヒトがいると目が合ってしまいそうで控えめにしか開けられないのが残念。
シャワーも源泉!!「ぬるぬるしてなかなか綺麗にならないっておっしゃるお客さんいるんですけど、そーゆーお湯なんで」と女将さん。うひっ、最高です。
当日は湯口のお湯が熱いときとぬるいときがあり、灯油のにおいもしたので加温してるかな…という感じ。女将さんによると時々加温してるそう。夏場は加温しないものの、外気温上がる分湯温があがってこれまた熱くなってしまうんだそう。ベストシーズンは…わかりません。
温泉分析表から (平成25年9月)
源泉名 ? 申請者が浜田市長 湧出地1と湧出地2の源泉をタンク混合
泉質 アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)
泉温 41.6 ℃
湧出量 計測不能(動力揚湯)
pH 9.7
溶存物質 0.23g/kg 成分総計 0.23g/kg
ラドン含有量 4.94×10*-10 Ci/kg
二源泉をブレンドしたものを各施設に供給しているので、お湯自体はどこも同じだそう。ただ、源泉かけ流しなのは山根旅館、とらや旅館の二カ所だとか。湯量も豊富そうなのに循環はもったいない。
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美又温泉 山根旅館 宿泊記③地元の食材イロイロ~お食事編【島根・浜田】