鳴子温泉 ゆさや旅館 宿泊記①歴史感じるお宿に泊まろう~客室編【宮城】

鳴子温泉 元祖うなぎ湯 ゆさやに泊まってみよう

鳴子温泉のあたりには中山平温泉や川渡温泉含めて中小規模の温泉宿が多数。異なる泉質が楽しめるとあってどこに宿泊しようか迷いますが、今回えらんだのはゆさやさん。元祖うなぎ湯と称する温泉と、歴史のある建物に魅かれます。さらに日帰り入浴が長時間可となっているこの近辺の温泉宿にしてはめずらしく、日帰りを受け付けていません。せっかく宿泊して日帰り入浴が21時ころまであり人の出入りが絶えないのも落ち着かないので、宿泊する際は日帰りなしor日帰り時間短めの方がやはりうれしい。

鳴子温泉 ゆさや旅館
【住所】宮城県大崎市鳴子温泉字湯元84
【TEL】0299-83-2566

ゆさや旅館

越後上杉家に仕えた遊佐一族が1632年に湯治人宿を始めたという歴史あるお宿、お湯。ゆさや=遊佐屋のようです。現在の建物は昭和11年改築のもので国の登録有形文化財に登録されているというこちらも年代もの。

正面入ると右手にお帳場、古い建物らしく天井は低めですが、落ち着いた桃色のカーペットと白い壁のためかあまり圧迫感もありません。

鳴子 ゆさや旅館

建物内部はお手入れされており清潔、古い中にも随所にお手入れをきちんとされている様子がうかがえます。大旦那さんが笑顔でお迎えしてくれます。うわっ、なんか雰囲気いい。つかみOKです。

ぐるっと中庭を取り囲む建物、宿泊したのは通りに面した客室『滝』。古いお宿なのでエレベーターはないけど、温泉は一階で部屋食なので一階に宿泊すれば縦移動なく完結できます。

ゆさや旅館 館内図

こけし、いろいろ。

ゆさや旅館

なんと!鳴子こけしもマスクをする時代。

ゆさや旅館 鳴子こけし

『おかえりモネ』、だってここは宮城だもの。でもあまり目立たない場所に控えめに貼ってあるのがこのお宿らしいところ。

おかえりモネ ポスター

客室 和室 トイレなし

トイレ付きの客室もあるらしいけどお高め。当日は宿泊客も少なそうなので、まあ大丈夫かなと思いトイレなしの客室に宿泊です。二名宿泊で14,800円/人+入湯税。

大旦那さんに案内された客室は滝の間。すぐ隣が滝の湯の角部屋、二面採光で明るく風通しもよい。清潔な畳の8畳間をぐるっと広縁が取り囲んでいるのでとても広々した感覚。ちょっと傾いているところもあるけどそれも伝統の一部。洗面台がついているのが有り難い。

鳴子温泉 ゆさや旅館 客室

鳴子 ゆさや旅館 客室

床の間側

ゆさや旅館 客室

床の間には生花。

鳴子 ゆさや旅館 客室

お茶菓子は鳴子こけしが描かれた玉子屋本店の銘菓わらび餅。名称はわらび餅だけど開けたらゆべし、不思議。

冷蔵庫の中にはウェルカムフルーツと自家製水羊羹まで。

ゆさや旅館 ウェルカムフルーツ

トイレなし客室というのが実はニガテ。やはり客室にトイレ・洗面がある方が使い勝手がいいのでトイレなしの宿はついつい避けがちですが、一方で歴史・趣のある古い宿ほどトイレなしのパターンが珍しくないので悩ましいところです。

今回は、客室のすぐ隣に清潔なウォシュレット完備トイレあり、あまり不便も感じなかったのですが、同日に泊まった他客のトイレの使い方に問題ありで、客室が隣の自分が見て見ぬふりできるはずもなくなぜかきれいにする羽目になり…で困りました。おまけに客室とトイレを間違えてなのか深夜に扉をガタガタ開けられそうになったり。まあその辺は宿の問題ではなく、運が悪かったの一言ですが。なんだかもう笑い話のようになっています。

温泉タオルは白色無地タイプ。温泉ぶらぶら時の籠も用意してあります。

鳴子 ゆさや旅館

冷蔵庫あり、金庫なしの客室。貴重品はフロントで預かってもらいましょう。

さあ浴衣に着替えて温泉♨へ

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