一谷嫩軍記 12月文楽 観劇・感想at 国立劇場小劇場 

人形浄瑠璃文楽公演 12月 いちのたにふたばぐんき

12月のメインの演目は。有名なこの作品、ストーリーはまあアレですが。

一谷嫩軍記

上演時間

陣門の段22分 須磨浦の段12分 組討ちの段40分
〈休憩25分〉
熊谷桜の段25分 熊谷陣屋の段27分

17時開演 20時34分終演

演目・演者・あらすじ

前半・後半で演者の変わる12月公演、今回は前半で鑑賞。

一谷嫩軍記 演者

主人公・源氏方の熊谷次郎直実が平敦盛の首をとり、義経や妻・相模や敦盛の母・藤の局の前で首実検を行う。あらま大変、敦盛の首と義経が認めたものはわが子・熊谷小次郎直家のもの。「一枝を伐らば一指を剪るべし」という義経の命に従い、武士道を貫き、わが子を身代わりとして犠牲にした直実は義経の許しを得て出家する…。

感想・覚え書き

空席が目立ちました。7~8割の入り。下手側の後方はかなり空いていた。そのためか外国人客がちらほら。そのくらい空席が残っていないとチケット購入難しいというのもよくわかるけど、この演目見ていておもしろいのかしら、という心配が…でも、首実検のあたりになると、食い入るように同行者と指さしながら観ていたので少しは楽しんでたのかな、なんて。余計なお世話ですが気になります。

安定の織太夫さんの語り、ぐいぐいと引き込まれてしまう。やっぱり素晴らしい、そのまま最後までやってもらっていいのに、なんて思ってましたが、続く靖太夫さん・錦糸さんもわしづかみで会場が熱気を帯びる感のある熊谷陣屋の段でした。

【チケット代】6,400円
【パンフレット】700円 ← 一演目のため薄っぺらいのに割高です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です