玉川温泉~八幡平によりみち
前回の水沢温泉ヒュッテビルケをチェックアウト
北上してまず目指すは玉川温泉。駐車料200円を払って玉川園地とよばれるエリアへ。
ムシロというかゴザというかを歩道に広げて地熱パワーをもらってる方がたくさん。硫黄のにおいに包まれる不思議空間。前にNHKの72時間で見た光景。

pH1.2の強酸温泉がグツグツと湧き出る大墳。生き物近寄れず。

9月だけど暑くて長居できず。そそくさ退散。
玉川温泉売店に食料調達へ。

この売店の充実ぶりに驚く。旬の嶽きみなんかもあったりして。

生鮮品や加工品、いろいろあってこれなら山奥で長湯治できるヨ♪。しかもクレカOK。
そんな玉川温泉を後にして、誰もがたどり着ける百名山の八幡平へ。もう草紅葉間近。岩手山ちらっと見え。

ぐるぐるッと歩き回ったら本日の宿泊地、後生掛温泉へGo。
八幡平 後生掛温泉に泊まってみよう
車で近づいていくとモクモクとした湯気の向こうに温泉の建物。おっ、期待しちゃうね。

到着。

八幡平後生掛温泉
【住所】秋田県鹿角市八幡平字熊沢国有林内 (無番地)
【客室数】23室+湯治棟
入り口抜けるとロビー、フロント。予想していたよりも広くて新しい。登山スタイルのあまり美しくない装いだったので一瞬戸惑ってしまう。でもいいや、えいっとチェックインへ。

素朴さはほとんどなく今時の清潔おやど。山奥の湯治場のある宿なので勝手に鄙びた古臭い感じを想像していた(どんな?)のだけど、ちがうちがう。直前に予約したので単に予習不足だったという面もありますが。
隙間風ビュービュー吹き込まないタイプのしっかりお宿です。
客室 本館和室
本館客室前2階の廊下、カーペットも客室扉や壁も古くない。お宿のスタッフによると「あちこち改装してます。扉とか。大浴場の水道蛇口も昨年(今年?)変えたけどもう腐食気味です。」硫黄のお宿は大変だよー。

案内してもらった客室、本館・山側・和室(7畳)のスタンダードプラン、二名宿泊 16,500円/人+入湯税。7畳和室+広縁。客室も古ぼけた感じなし。

いろいろ荷物を置いてしまった後の踏み込み側。硫黄泉の温泉ですが、うれしいテレビ完備です。wifiはパスワードつきでサクサク接続。

広縁の一角、今風のきれいな水回り。雪肌精のアメニティも自由に使える。

お茶菓子は比内地鶏せんべい。ところが比内地鶏をどこに感じていいのかよくわかりませんでした。

無料サービスのミネラルウォーターx2本。

宿名の入った温泉タオルは色違い。ここ重要。

鍵は二本あるので助かる。大浴場に行くには一旦本館をでるので鍵+カードキーが必須アイテム。

なんと、温泉マークの茶托。「かわいいヨ、見て!」と騒いでも全く反応しないツレ。がっかりだよ。

燦燦と西日が当たるので窓を開けても暑い。日が落ちたら涼しくなるけど、エアコンなしのため扇風機は必須。ということで貸してもらって暑さなんとかしのぎます。

そんなわけで、暑い時期は眺望なしの『建物側』客室の方が意外と快適かもしれません。
ちゃんと網戸もあるけど夜間は虫が多くはいってくるのでなかなか開けっ放しもむずかしい。ちなみに照明カバーは虫たくさんという厳しい環境。真夏に宿泊するとエアコンなしでちょっと困ってしまいそうですがどうなんでしょう。
窓からの眺望は山、と大浴場方向。左に見える渡り廊下・階段を移動して大浴場に行きます。

館内図はこちら。

お宿にエレベーターなし。斜面に立ってるような建物なので階段移動必須です。湯治部に泊まれば大浴場へはほぼ横移動できそうです。
カフェでウェルカムドリンク
15時―17時の間、併設のGosho-cafeでドリンク一杯サービスあり。
営業の終わったカフェにお邪魔して、

おや、生ビールまで選べるなんて!

といってもアルコールのめないので山ぶどうソーダいただきます。ツレはもちろん生ビール。

ではでは温泉♨へ~〈宿泊2022年9月〉

