尻焼温泉 川湯って？
前回まで、星ヶ岡山荘に宿泊
尻焼温泉 星ヶ岡山荘 宿泊記③鮎もはねる山のお食事編【群馬】
『河原の中の底からお湯が沸き出してお尻が焼かれる様な感じ』と言われる所以の野湯、というか川湯が有名な尻焼温泉。星ヶ岡山荘に宿泊した際にせっかくなら入りたいなあ、と水着をしっかり持参しておきました。
駐車場は集落に入ってすぐのところ。ここに川湯があるのかと思いきょろきょろしてしまいましたが、ありません。どうやら徒歩5分ほど上流のようです。
上流のほうへ歩いていくと長笹沢川にかかる橋にぶつかり、『川風呂』の案内。
橋を渡って川沿いに少し進むと、川風呂の入口に到着。入場無料、というか完全なフリー野天、自己責任。ちなみに道の反対側に公衆トイレがありました。
ここが野天川湯 入場料無料、自由！
階段を下りてみるものの、誰もいない～。なんだかすごい勢いよく水が流れてるんですけど。青い小屋のあたりまで行ってみることに。
小屋の外にはいろいろと注意書きが。
小屋の中は脱衣所かと思いきや、湯船！ちゃんと温泉。 でも入りたいのはこれじゃないんだよ、これじゃ。
写真でみんながつかっていた辺りを眺めても、水量多いし水冷たいしとても入れる状態でもなく、
もう一段、上流側の堰き止めて浅瀬になっている段にあがってもやはり流れはゴーゴーと。しかも水冷たいし。
地元の若者と思われる数人が、ぽつぽつとやってくるものの、みな河岸で湯温・水温チェックして入らずに帰っていく。どうやら当日は入れる状況ではなかったらく、宿泊した星ヶ岡山荘の方によると「昨日雨が結構降ったから今日は無理だと思いますよ。」とのこと。温泉は増水した川の水によりただの冷たい水になってしまっていました、残念。というわけで営業時間も入場料もないだけに、だれも入浴可能かどうか教えてくれないので川湯だけお目当てに行かれる方、お気をつけて。
暑い時期に堪能したい川風呂
暑い時期には本当に気持ちがよさそうな自然そのものの温泉。近くまで行ったらぜひ楽しみたいけど、難点は更衣でしょうか。小屋は脱衣所ではなく湯小屋なので更衣する場所はなし。唯一あるのが公衆トイレでしょうか。水着も着られるという意味では女性も楽しめそうだけど、ちょっと着替えに難渋しそうではあります。〈2021年5月〉
