松代温泉 松代荘①湯治プラン~客室とお食事編【長野】

黄金の湯 松代(まつしろ)温泉

鎌倉時代の日蓮上人が佐渡島にながされたその行き帰りに旅の疲れを休めたという伝承が残されているという温泉。Wikiによると別名、加賀井温泉。武田信玄の隠し湯としても知られているそうだけど、隠し湯たくさんあるよね…。長野市が出資する長野市開発公社が運営しているそう。リーズナブルなのもうなずけます。地元の方がうらやましい。

松代荘

【住所】長野県長野市松代町東条3541
【TEL】026-278-2596

建物、温泉の外にはドロッドロというかゴリっごりに鎧をかぶったガス抜きタンク。これは期待できます。

松代温泉 松代荘 ガス抜きタンク

館内図

なにがすごいかというと、完全な平屋づくり。階段を利用せずに大浴場に行かれるのはうれしい、車椅子でも安心です。

松代温泉 松代荘 館内図

新しく設けたのは上図右上あたりの客室(300番台、新館ツインや新館和洋室)らしいですが、新しさをとると温泉から遠くなってしまうという難点も。大した遠さではありませんが、お風呂への近さを求めるなら200番台か100番台ですね。

正面入ってすぐに広々としたロビー、中庭に面しており、その周囲を客室が取り囲んでいます。

松代温泉 松代荘 ロビー

アクセス 長野駅からバスでも行かれる

みんな車でしょ?という感じもしなくもありませんが、松代付近まではバスがあるみたいなので、近くにバス停がないのか調べてみました。

『48金井山線』というのが長野と松代高校を結び、松代温泉入口も通りますが平日のみ、しかも8本/日。今回は時間があわず断念。

松代温泉のそばのバス乗り場に『139赤柴線』があるけど松代駅が終点で、かつかなり厳しい時刻設定。うまくタイミングあえば、松代駅との往復には利用できるけど利便性はなし。松代温泉 バス停 時刻表

というわけで調べた最も利便性のよい最寄バス停は、中町交差点近くの信用金庫駐車場そばの『松代中町』バス停。アルピコ交通の『30松代線がおよそ30分に一本はあるので使い勝手は悪くありません。長野駅までおよそ30分、660円。→アルピコ交通 松代線路線図・時刻表

松代中町バス停

松代荘から1.3km 15~16分の距離なので徒歩圏内。大荷物の場合と真夏・積雪時以外は歩けそうな距離です。実際歩いてみましたが大した距離ではありませんのでおすすめ。

客室 ビジネスシングル

1泊3食付き【湯治プラン】のんびり15時までの24時間ステイ でビジネスシングルルーム8,500円。『グレードUPご希望のお客様は、1,200円プラスで梅コース』と記載がありましたが同日の梅コースは10,270円。あれっ、料金設定がおかしくありませんか??まあグレードアップしていないのでどうでもよいのですが。

ちなみに最安の夕食なしで朝食のみのプランだと8,070円。夕食と昼食が500円でついてくるというお得なプランでした。そんなに長居はできないので昼食は不要だけどそれでもリーズナブルなプランで今回チョイス。

ビジネスシングルはまさしくビジネスホテルのシングルルームと同様。カーペット類はリニューアルしてあるようで清潔。

松代荘 シングルルーム

デスク廻りはこんな感じ。

松代荘 シングルルーム

客室扉の真横、洗面台まわりは広々。反対側にウォシュレットトイレ。

松代荘 シングルルーム

窓からの眺めといえば、草木を挟んだ向こう側は外来入浴もある大浴場に向かう廊下、油断すると目線が合いそうな場所ですが特に期待していなかったので問題なし。寒さ対策のためか二重になっている窓もしっかり開けて換気できるのがうれしいところ。

松代荘 シングルルームからの眺め

お茶菓子は松代せんべい・わさび胡麻サンド の二種。お茶はティーバッグタイプ。

松代荘 お茶菓子

温泉タオルと六文銭がついた浴衣。真田推しのお宿です。

松代荘 温泉タオル 浴衣

冷蔵庫(中は空)、金庫あり。

夕食 湯治プランでちょっと少なめな6品の和会席

18時もしくは18時半スタートから選択。レストラン皆神という大食堂で。

一人で宿泊するときは食べきれないので豪華な夕食は不要、というわけで迷わず夕食少なめのこちらのプラン洗濯となりました。

焼き魚・お刺身・とろろ・お漬け物はすでにセッティングずみ。ご飯・お吸い物・煮物(肉を包んだイモ饅頭、カボチャ等)は着座後に運んでくれます。食後にデザート:杏仁豆腐あり。

松代荘 夕食 少なめプラン

こちらHPにあった夕食の一例:松代荘HPより
松代荘 夕食 湯治プラン

どうでしょう。HPの写真よりも幾分かパンチのかけた食事、メインが質素では? しっかり食べたいヒトにとっては不足気味でしょう、きっと。ご飯はおかわりできるのでその辺で調節、ということで。

ちなみにテーブル・椅子は台風で倒木した飯綱高原のカラマツを利用しているんだそう。食堂(写真は朝)は広々、清潔、明るいトーンのテーブルがよく合います。

松代荘 食堂

朝食 和定食

7時15分~9時の間に食堂でいただきます。

ドリンク類:牛乳、オレンジジュース、お茶、コーヒーはセルフで、ご飯とおみそ汁もスタッフがよそってくれます。

テーブルに予めセッティングされたお食事。弁当箱の中には煮物・出汁巻玉子・サラダ・フルーツ。小鉢におぼろ豆腐と手作り醤油豆。鉄板の上にはソーセージ・ハム・ほっけ・長いも。ご飯は飯山産こしひかり。

松代荘 朝食

セルフで納豆や海苔もあり。

ロングステイの湯治プランだったので昼食がついていました。11時半~13時半の間にレストラン皆神で頂ける昼食券を渡されます。親子丼・かき揚げそばなどから選択可。時間の都合で利用できませんでしたが長居したい方には便利なプランでしょう。ただし宿泊専用の温泉は9時半以降は清掃で利用できないので注意。

黄金色の温泉編へ入りますよ

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