広島~宮島~呉 旅行
新型コロナの影響で旅の予定もすっかりふっとび、海外に行かれるのは1年後、いやそれ以降?なんて悲しい目になる今日この頃。ほったらかしの過去旅行を整理せよという神の思し召し…なわけない。でもやっぱり整理しておきますか。
初めての広島旅行、広島市内と宮島、そして呉市をめぐります。都市部なのでレンタカーなしの旅行。らく~。
日程
Day2には宮島に泊まろうか、それとも宮島から呉に直行して呉に泊まろうか悩みましたが、宮島に泊まりたい宿がないこと、宮島から呉への船の時間が早すぎることから却下となり、広島市内2連泊に落ち着きました。
JL257から富士山眺めて
Day1 羽田空港からJAL機にて広島空港へ。めずらしく空いていた座席1A、やっぱり足元広々ですがシートベルトを装着するとエチケット袋に手が届かないのはいいのか悪いのか…
この日は快晴、美しい富士山の姿に出会えました。何度見てもうれしい富士山、ご褒美のように感じてしまうのはわたしだけでしょうか。足元スペースが無駄に広いので、近くから外人さんやってきて「写真撮ってもいいか?」と聞かれるのでもちろんOK、どうぞどうぞ。外国人観光客がそこらじゅうにいたのがすでに遠い昔の出来事のよう…。かなしい。
遠い広島空港からバスで市街地へ クレカ使えない!
初めての広島上陸。広島といえば新幹線も停車して便利エリアな印象なのに、まさか広島空港がこんなに山の上にあるとは…。市街地まではバスで1時間の距離、その分飛行機代(早割のたぐい)はお安めの設定。新幹線とがっつり競合区間です。
バス乗車券売り場へ行ってみると、クレカが利用できず使えるのは交通系ICカードのみ。空港のリムジンバスでクレカが使えないのはいかがなものでしょう。外国人旅行客だったら泣く、ぜったい。クレカ決済導入しようよ。
広島市内に向かうには『広島バスセンター』行きと『広島駅バスセンター』があり、どちらにするか迷うが、宿泊するホテルに若干近い広島バスセンター行きに乗車することにしてみます。迷っている間に一台スルーっと出発してしまいましたが当日は観光シーズンのためか増発中、あまり待たずに乗車できました。しかも増発のためか乗車率低し、快適。広島空港⇔広島バスセンター 片道1,370円。
それにしても高速を利用してバスで1時間とは遠すぎる、距離にして52km。成田空港並みの不便さ。空港に鉄道が通っておらずアクセスの悪さがさらに僻地感満点で。あの場所にできたのは山がちだから仕方なかったのだろうか、調べてみればいろいろな胡散臭い経緯もありそうな雰囲気でまた今度。とにかくJR西日本の勝利ということは間違いなさそう。
12:32 予定通り広島バスセンター到着
天気もいい上に大して大荷物でもないので、荷物を預けにホテルまで歩くことに。まあ問題ありませんでした。
12:45 ホテルビスタ広島到着 チェックインはまだ無理。ここはきっちり日本のビジネスホテル、時間前にはチェックインさせてくれないが荷物を預かってもらいます。
13:00 近くの尾道ラーメン 暁で遅めのランチ
尾道ラーメン暁 でラーメンを食べてみよう【広島】広島市内観光
初めての広島観光。日程の都合で市内観光はこの日半日のみ。本人的にはとっても充実していたけどさらっと記録程度で。
広島城
13:30 ホテルから徒歩で広島城へ向かう。御門橋を渡り、二の丸建物を見学したら(無料)本丸へ。この付近一帯が己斐浦(こいのうら)とよばれたことから別名『鯉城』。その呼称にちなんで広島東洋カープと名付けられたとか。1957年再建された鉄筋コンクリートの天守閣にのぼって広島市内を一望、入場料370円。狭い天守閣内の階段、一方通行にしっかり区切ってあります。足腰悪いと観光は無理だなあ、と痛感。どこも階段ばかりだもの。
広島大本営跡の基礎が残されている。1894年(明治27年)日清戦争のための戦争指揮拠点となり、1895年下関条約調印後の1896年(明治29年)に解散。解散後も建物は残されていたが原爆で倒壊しています。
爆心地から1km以内、原爆を体験した樹々が残り、生き抜いている。たくましい。マルバヤナギ、ユーカリ、クロガネモチなど。
おりづるタワー高いのでのぼらず 握手カフェ
14:57 広島城から徒歩で移動し原爆ドームすぐそばの”おりづるタワー”へ。本当はタワーに登ろうと思っていたのだが入場料の高さ(1,700円)におののき後ずさり、広島城から市内の眺望を十分に楽しんだことにしておきましょう。特別な高層タワーでもないのになぜあんなに高いのか、入場してほしくないのだろうか? 代わりに握手カフェでソフトクリーム休憩。天井の高い、折り鶴がぶらさがるナチュラルな雰囲気のカフェは居心地よく(椅子はいまいちだけど)、ついつい長居してしまいます。バニラソフト400円(税抜き)、抹茶ソフト430円。抹茶ソフトは甘さ超控えめで大人向けの美味しさ。
原爆ドーム
15:50 おりづるタワーの眼の前、原爆ドーム。もとは1915年竣工の広島県産業奨励館だった建物。検索すると1919年この場所(当時は広島県物産陳列館)で捕虜だったカール・ユーハイムのバウムクーヘンが販売されたとか。今でも社名を残し、ユーハイムってすごいヒトだなあと歴史・沿革を読んでついつい脱線してしまいました。100年以上この場所に建ち続けている原爆ドームを見ながら元安川の方へ。
平和資料記念館
16:13 平和記念公園を通って平和資料記念館に到着。式典の際に関係者が座っている場所は普段は芝生だっだと改めて気付きます。資料館の入場料200円(現金のみ)。夕方で空いているかと思いきや混雑激しい記念館の内部。特に本館の見学コースの方。周囲見渡すと外国人が欧米系中心に3~4割以上を占めていました。
東館までくると人混みは分散、タッチパネル式の展示スペースがあったりして個人の関心にあわせて見学できるようになっており工夫されています。多言語を選べるようになっているのも旅行者にっとっては重要。子供がわかりやすいコンテンツもあります。
長崎は行ったことがあるもののやっと来られた広島。オバマには負けたがフランシスコ教皇よりは早かった(だから?)。ローマ法王来広とかぶらずに本当によかったヨ。
見学終えて17:20、本日の観光も終了。一旦ホテルに戻って休憩、その後夕飯を食べに出かける。【2019年11月】
ホテルビスタ広島 宿泊記・感想【広島・呉②】