日本一高い場所に建つホテル ホテル千畳敷に泊まってみよう
標高2,612mの千畳敷カールに建つホテル千畳敷、いつか行ってみたいなあと思っていましたが、10月下旬の紅葉・観光ピークが過ぎる時期になんとか予約がとれました。
ホテル千畳敷
【住所】長野県駒ヶ根市赤穂1
【TEL】0265-83-3844
千畳敷カールを一望できる位置に建ちます。カールの上方から見おろすとぽつんとえんじ色の建物が。
アクセス バスとロープウェーで2612mへ 小さい手荷物で向かおう
駒ヶ岳ロープウェイ・ホテル千畳敷のwebサイトに詳細ある通り、バスとロープウェイを利用して2,612mの千畳敷まであがります。あっ、もちろん動力使わず徒歩の方は頑張ってください。
登山の前後泊に利用するだけでなく、もちろんただの観光客も多い駒ヶ岳ロープウェイとホテル千畳敷。どんなバスで、どの程度の荷物が持ち込めるのか不安でした。立山アルペンルートのバスはバスの下段に大きい荷物やキャリーバッグを入れるスペースのあるタイプでしたが、こちらのバスはどうだろうかと悩みましたがどこにも記載なし。うーん、大荷物持ち込めないと困ると考え、最終的には手荷物程度にしておきました。
まずは菅の台バスセンターへ。宿泊する当日は天気もよく登山日和。日帰りではないのでそこまで急がなくてもいいなあ、と始発(当日のスケジュールで駒ヶ根駅前7:00、菅の台バスセンター7:15)から2本目、3本目を狙うつもりでバスセンターの駐車場(800円/24hr 後払い)に車をとめると、ちょうど2本目のバスが到着する時間帯でした。
チケット売り場でバスとロープウェイの往復チケット(4,200円)を購入してバス乗り場の行列末尾へ。
すでに30人以上がならんでいる状況のため、直後にやってきた2本目のバスには乗れず。3本目かなあと思っていると、2本目が出発して10分ほどで菅の台バスセンター始発の臨時増発バスがやってきました。
座席は完全に路線バスのもの、かつ補助席があります。トランクルームはなし。早朝は登山客で乗車率100%だったので荷物は膝上に30分以上抱えておくことになります。キャリーケースのようなものはほぼ不可。もしすいている時間帯に乗車すれば可能かもしれませんが、少なくとも早朝は無理と思ったほうがよいです。
写真は帰路のものですが、後ろ乗り前降りの普通の路線バス+補助席スタイル。
バスに揺られること約30分でしらび平駅に到着。
しらび平ロープウェイ乗り場にはすでに行列。ロープウェイのチケットは購入済みで手元にあるので、列に並び次の8時半の出発を待ちます。
改札を抜けてロープウェーへ。思ったより定員乗車に近い混雑、詰めこみぶり。バスもですがコロナ関係ないみたいです。ぎゅうぎゅう満員。それでも同じバスに乗車した人すべては乗り切れていませんでした。バス同様、この後定期便以外に臨時便出ていた感じですが。
乗車時間7分で千畳敷駅へ到着。標高2612メートルまで一気に簡単に来られるなんてぜいたく~
ロープウェーのターミナルとホテル千畳敷の建物はつながっているのでロープウェイ降りたらほぼホテルです。
まずはこちらを通って待ち合い・お土産スペースへ。
ロープウェイ営業時間は登山客・観光客でにぎわうカフェ・待ち合い・お土産スペース、中央アルプス側の展望が広がります。運航時間以外は御覧の通りがらーん。
その一角にフロントデスク。ここでチェックインします。フロントの右がホテルやレストランへの入り口。
もちろん千畳敷カール側に出れば、絶景を一望できます。わーい。やはり天気がいいと100倍増しで美しい。
特別室 和室から眺める千畳敷
当日宿泊した客室、特別室。何が特別かというとユニットバス・トイレ付なのです。たまたまこの特別室が空いていたので予約。最大の目的はトイレです。トイレなしの客室は苦手なもので…。2名宿泊で20,900円/人。同日の一般客室は17,600円だったのでちょっとの贅沢、かな。
12.5畳の和室とHPに表記のあり。畳部分は9畳+椅子セットのある広縁と十分な広さ、定員6名。
お布団はパタンぱたんと広げるだけに準備してあり有難い。すぐにでもゴロゴロできるなんて天国。
窓からの眺望は御覧の通り、千畳敷カールを存分に眺められる贅沢。まあ、もちろんホテルから一歩出れば見放題ですけどね。
広めの踏み込みの横にユニットバス。大浴場を利用してしまったので結局こちらのシャワーは利用しませんでしたが、大浴場避けたい人、または時間問わずに利用したい人にとってはメリットありそうです。大浴場には利用時間の制限があるので。
お茶菓子は長野のお菓子、栗さらさ。一口大の栗入り羊羹です。お茶は粉末スティックタイプ。
温泉タオル(といっても温泉ではないけど)は無地白地のもの。名入りがよかったなあ。
客室内に金庫、お湯の入ったポットあり。お湯がぬるくなったら給湯室で補給可能。給湯室には電子レンジもありました。
チェックアウト9時と早め設定なのは山宿スタイルといったところでしょう。
次はお食事や大浴場へ~
ホテル千畳敷 宿泊記②ご当地長野のお食事~大浴場や館内編【長野】