食べ続けた平山旅館をチェックアウト。
平山旅館 宿泊記 魚介づくしの夕食が楽しい【壱岐4】辰の島観光は外せない、と午後に遊覧船にのることを決定。それまでに、観光スポットをまわることに。
鬼の足跡
牧崎園地内の鬼の足跡。
岩を侵食し、ぽっかりとあいた大きい穴。大鬼が鯨を捕るためふんばった足跡だとか。足跡の上までも歩いて行かれる。
絶景・断崖。柵なし。
実際はもっときれいな海と岩肌。こんなに素晴らしい絶景観光地なのに、他に観光客なし。ぜいたくな貸し切り!
天手長男神社~住吉神社
天手長男神社(あめのたながおじんじゃ)。ちょっと難しくて読めません。壱岐国一之宮の一つ。三の鳥居と奥に拝殿。
住吉神社にも立ち寄る。敷地も広く、お社も大きめ。結婚式やお宮参りもできそう。左側に目を引くクスノキの大木。
手水舎では、龍が火でも煙でもなく水を吐き出してお出迎え。
夫婦クスノキ。途中から二股に分かれて空へのびる。夫婦円満を願って、周囲をまわるといいらしい。
双六古墳~掛木古墳
こんもり前方後円墳の双六古墳。長崎県最大の前方後円墳。
右手からすすむと内部がのぞけるように入口に柵。他の古墳に比べるとお手入れされていない感じも。
円墳の掛木古墳。内部、石室の奥まで入ってくり抜き式石棺を見学できる。
壱岐イルカパーク ランチはシシャモ
勝本港の前を通りぬけて壱岐イルカパークを目指す。イカ釣り漁船がたくさん。新鮮なイカをごちそうさまです。
途中、右手に素晴らしい景観が。コーゴ岬。まるで海外のよう。セブンシスターズとか。日本にも素敵な景観がいっぱい残っているのだな。
勝本港を抜けた先にある壱岐イルカパーク。入場料 大人200円。島とく通貨もOK。生簀の中と、外にイルカ数頭。
イルカ発見。
イルカショーが始まります。お姉さんの合図で跳んでます。暑いので、手前の屋根付きの休憩所からイルカを眺めて拍手。10分ほどの短い間だけど、十分です。
せっかくなので、餌やり体験に挑戦。550円。人生初体験。
ライフジャケットを付けて、手を洗って消毒して、係りのヒトと一緒にイルカプールの周囲へ。餌をあげる時にはカメラを持っていけない(鍵付きロッカーがある)ので写真がありませんが、一人ずつに餌が渡される。なんと餌は「ししゃも」。頭と尾に二分割したものを全部で5~6切れだったかな。ししゃも美味しいもんね、と思ったら意外なことに、そもそもイルカには味覚がほとんどないんだそうだ。
口をパクッと開けておねだりしているイルカの口に入れてあげると飲み込む。口から落ちたししゃもは拾いにいかない!鯉だって口から外れたお麩を拾いにいくというのに。犬だって骨を追いかけるのに。イルカは「私たちの口に入れてごらんなさい」のスタンス。
無駄な待ち時間をさけるためにもショーや餌やり、イルカタッチの時間は事前に確認しておいた方がよさそう。かつ、到着したらやりたいプログラムのチケットを早めに購入すること。タイミング悪いと人数制限で次の回になってしまいますので。
辰の島巡り遊覧~上陸 これぞ絶壁・絶景
勝本港から遊覧船に乗って辰の島へ。遊覧と渡船のセットで2,000円。島とく通貨でお支払い。
13:35の遊覧船で出発。
遊覧船で若宮島や辰の島をぐるっと回ってくれる。
マンモス岩
逆からみたマンモス岩と若宮島。自衛隊警備の拠点島。一般人は立ち入りできないらしい。
辰の島をぐるっとまわって、
船着場に14:05頃到着。マリンブルーの美しい澄んだ海が広がります。そこからビーチを目指して、島の東側の波打ち際の歩道をあるく。ビーチ近辺は遠浅で海底までよく見える。
透明な海がきらきら。
海水浴客もちらほらと見えてきた。白砂ときれいな海にテンションmax。でも、あ、あつい。屋根をください。
まずは一目散に休憩所を目指す。
有人で飲み物などは売ってるが当然高め。でも、船に慌ただしくかけ乗ってしまったために手持ちの飲み物が枯渇。ペットボトルを250円で購入しますが、死活問題なので有り難い。
一呼吸置いたら、蛇が谷の方へ向けて休憩所わきの歩道を登ります。
見返り坂から海水浴場を一望。
蛇が谷到着。
何がすごいかって、柵などが一切ないということ。日本の景勝地・湖・川はどこも柵だらけ。自己責任に任せた自然景観の満喫は外国のよう。ってこの壱岐島の旅のあいだ、何度も思った。
断崖絶壁だけど、晴天と青い海で陽な印象。火曜サスペンスの香りがしない。冬に来ると雰囲気が違うのかな。
こんな場所も柵なし。風がふくとちょっと不安な感じがして、足に力が入る。
羽奈毛先から蛇が谷の遊歩道を見返る。途中から遮るものが一切ない。ちょっと息切れ。
鬼の足跡。午前中に寄った鬼の足跡とどっちが大きいのだろう。
暑さでふらふらして、この後下り坂で転倒して臀部強打。やはり歩きやすい靴で行かないといけません。
下ったら石の道を通って、起点となった休憩所をめざします。
休憩棟にやっと帰り着く。写真を撮りながら、転倒しながらのマイペースで35分。この周回路は絶対いくべし。といってもほとんどの海水浴客が行ってなかった。辰の島リピーターが多いのかな。
どこまでも透明。再び歩道を通って船着場へ戻ります。
船着場のすぐ近くに海豚慰霊之碑を発見。以前にはイルカの大群が押し寄せて漁の邪魔をするため、この辰の島に追い込み捕獲していたとのこと。イルカって住み着くところがありますね。以前に訪れてイルカスイムをやった御蔵島や三宅島のあたりではイルカによる漁場被害はないのかしら、と思ったり。
16:10の船に乗って勝本港へ戻ることに。海水浴を終えた人たちもたくさん。
転んだり激暑だったりで厳しいサバイバルな辰の島観光だったけど、時間を割いてでも行く価値あり。遊覧船での島外周めぐりも見応えあるうえ、辰の島上陸後の遊歩道周回も壮大な眺めを堪能できる。観光に外せないし、外さないスポット。 たっぷり遊んだので今日の宿泊先 海里村上へむかいます。→【壱岐6】へ続きます。
旅館 海里村上宿泊記 食事・温泉・眺望を満喫【壱岐6】