壱岐 海里村上に宿泊
二泊目は湯ノ本温泉 旅館海里村上に宿泊。こちらのお宿も一度は泊まってみたいと数年前から思ってたので壱岐島にせっかく来たのなら、と思い切って宿泊。念願かなってうれしい。
大きな看板が出てないのだけれど、見たことのある外観・玄関口からホテルと判明。一泊目の平山温泉のすぐそば。
正面玄関がぱかっと開くと、広いロビー越しに海が。よい景色を満喫してきたのに宿からの景色がいいのはテンションがあがる。ロビー正面にいろいろと置かず、角の生えた椅子だけ。広々。まずは眺望が目の前に飛び込んでくるのはインパクト大。
左手にあるソファ(写真では見えない)でウェルカムドリンクを頂きました。
JTBから和室 10.00畳+踏込み 34,000円×2名で予約。JTB【くつろぎの温泉宿】。しまとく通貨利用不可。離島というロケーションを考えると、oharuにとっては高級、贅沢。
宿泊の二週間ほど前に確認の電話あり。その際に以前にはあった洋朝食がなくなり和食のみであることが説明されるが、もともと和食希望なので問題なし。
この真夏の繁忙期で数組しかお客さんがいなかったのを不思議に思ったのだが、ちょうど数日前、8月に入ったあたりで経営が変わったというネットニュースがあり。なんらかの過渡期でお客さんも絞ってたのかなあ、と。
オーシャンビューの客室
こちらのお宿は全室オーシャンビュー。
宿泊したのは8畳和室とシングルベッド2台の洋室の二部屋。Eタイプ、和洋室タイプ82㎡。二人では使いきれないほどの広さ。特に何も説明がなかったけどアップグレードされていた。有難うございました。窓からは海のきらきらした景色を一望。客室にシャワールームあり。
この広いお部屋。貧乏性のoharuたちが持て余したのはいうまでもありません。
就寝時のパジャマと別に、館内に着て歩ける作務衣が用意してあります。この作務衣が生地厚。湯上りには着てるのが困るくらいしっかりした生地。夏用のものがあるといいのになあ、というのが私感。
和室にお布団を敷きますか?と尋ねてくれたけど、ベッドで就寝。寝心地のよいベッドだった。
館内のスリッパも使い捨てスリッパに氏名を簡単にシールで貼り付けてあり、至れり尽くせり。
大浴場・露天風呂
大浴場は一カ所。男女の入れ替えなし。客数組なので朝も夜も貸し切り風呂。ぜいたく~。
大浴場 窓の外には露天風呂と海の景色が。
露天風呂からは海辺の風景が一望できる。泉質はおそらく前日の平山旅館と同じ。お風呂の岩が赤く変色しています。
脱衣所にはミネラルウォーターのペットボトルが冷やしてあり、自由に水分補給できる。そのままお部屋に持って帰ったり、リラックスルームやテラスで夕涼みもできる。心配りがうれしい。タオルの備えもしてあり、お部屋からは手ぶらで入浴に行かれる。
パウダールームも広々。
浴室出たところにはのんびりとくつろげるスペースも。テラス席もあり、ゆったりできる。
夕食 カウンターで夕陽を見ながら
お食事処で。二人だったのでカウンターで板前さんがサクサクと動くのを見ながら、お食事を堪能します。カウンター越しに夕陽と海を一望。美しい。
特別なリクエストせず、普通のお食事プラン。
湯びき鯨
この赤ウニ美味しかったなあ。
あわびを二通りの食べ方で頂きます。しゃぶしゃぶと炭火焼。
しゃぶしゃぶも当然予想通りにおいしいのだけど、炭火焼のたれ・こりっとした食感、ともに美味しかった。
壱岐牛をお好みの焼き加減で。壱岐の島内をぐるぐると車で回ったけど、壱岐牛を放牧しているような場所には出くわさず。牧畜のあのかほりもせず。牧草ロールはいろんなところでみかけましたが。密かに箱入り飼育されているのだな。
つかみずし三貫。一貫、鯛の握りを食べてから思い出したように写真をとったので残りの二貫。
ああ、満足。と思ったら、ほかのものも良かったらどうぞとすすめられ、欲張って壱岐牛ミニすき焼き。
今度こそおなかいっぱいで。クリームブリュレを頂いておしまいです。一緒に出された野菜ジュース(といってもフルーティ)を飲んで、食べ過ぎ罪悪感を洗い流している、つもり。
朝食
昨日と同じようにカウンター席で。やっぱりいい眺め。昨夕西日でよく見えなかったところまでよく見える。
夕食に揚げ物がないと思ったら、なんと朝から。揚げたてのイカとアスパラガス。美味しい朝ごはんをたっぷり頂きました。
夕飯をあんなにたっぷり食べたのに、またまた朝もしっかり食べてしまった。旅行中はいいことにしておこう。
さいごに 感想
近年めずらしく、自分にとってはハイクラス・ハイグレードなお宿にとまりました。お部屋もアップグレード・お客さんも数組だけで浴室もほぼ貸し切り。満足の一泊。
お食事も温泉も宿泊客のみ、日帰り入浴もないので混み合うこともない。静かで広々としており、のんびり滞在を楽しむことができる。
お部屋のみでなく、浴室・脱衣所、すべて清掃も行き届いており快適。ただ、こちらのお宿はお子様可。今回はお客さんが少なかったので大丈夫だったけど、これが満室だとお食事処の雰囲気も含め、あらあらって感じかもしれません。ハイグレード感を売りにしているのに、なんか方向性が見えないというか客層のターゲットがはっきりしないというか、そんな感じがしないでもないかな。前日の平山旅館とのセールスポイントンの違いは雰囲気だと思うのだけれど、そこが確保されないと、ハイグレード感もがっかりということになりそう。
しまとく通貨に参加していなかったり、雰囲気もお値段も島の中でも独自路線をすすむお宿。経営が変わってさらに泊まりたくなる素敵なお宿になるといいなあ。
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