猿岩・男嶽神社~ジェットフォイルで博多港~天神B.B.Quisine@福岡空港【壱岐7】

壱岐島の旅も今日でおしまい。宿泊した海里村上をゆっくりめにチェックアウト。

海里村上 カウンター越しの夕日旅館 海里村上宿泊記 食事・温泉・眺望を満喫【壱岐6】

14時過ぎのジェットフォイルの時間まで、さあ観光。島の東北部、男岳の方角をめざし、その途中で観光スポットに立ち寄ります。

鬼の窟古墳

鬼の窟

六世紀末ごろ築造。横穴式石室。内部石室は途中まで入って見学できるようになっている。奥の玄室は入れない代わりに右手にあるスイッチをオンするとライトアップして見られるようになっている。

鬼の窟

月讀神社

いくつかあるパワースポットの代表格とか。全国にある月讀社の元宮だそう。道路に面した鳥居から鬱蒼とした丘へ登っていくとこじんまりとした本殿。

月読神社

邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)の間に産まれたのが伊月讀命(つくよみのみこと)、と古事記にあるとか。

男嶽神社 男岳

男岳(おんだけ)のほぼ山頂にある男嶽神社へ。男岳自体がご神体でむかしはのぼることも難しかったそう。一の鳥居で草が覆い茂った中から猿三体がお出迎え。

男岳神社

鬱蒼とした、でも厳かな雰囲気のある参道を登っていく。ずっと木陰なので助かった。でも、あまり人が通らないようで、蜘蛛の巣が張ってたり、落ち葉がこんもりと落ちていたり。鳥居をいくつかくぐるので間違ってはないのだろうけど、と思いながらすすむ。多くの参拝者は車参道の方からアプローチするのだ、と気づいたのはのぼりきってから。

男嶽神社 参道

正面から。右には展望スペース。ここからも島の周囲がよく見渡せる。島で三番目に高い山。日によっては対馬まで見えるそう。冬場かな、見えるとしたら。

男岳神社

狛犬が鎮座しているのはよくある姿。

男嶽神社 狛犬

さらに進むと本堂の両脇に猿。狛猿?がお団子を抱えて鎮座していらっしゃる。猿田彦命(サルタヒコノミコト)が御祭神だからだね。でも猿田彦命は天狗のような容姿のようだから、そうすると猿は?字面だけ?なんで猿?

男嶽神社 猿

神社本殿の右側。猿・猿・猿がお出迎え。

男嶽神社

奉納された猿や牛の置物が神殿裏にも多く置かれている。

男嶽神社 牛

猿岩を忘れてたことを思い出す

たくさん猿を見て、そろそろ芦辺港にもどろうか、と思ったころ、なんだか忘れ物があるような気が・・・なんと肝心の猿岩見物を忘れていたことに突然気づく。湯之本温泉から西へ少し行ったところなので、チェックアウト後に行こうと思っていたら、すっかり失念。ポスターやWebですっかり見た気になっていたのか、暑くてぼっとしてたのか。海外旅行と違って、だいぶゆったり構えているのでこういったことが起こる。芦辺に行ってうにランチでもと思っていたけど、ランチは省略して車を走らせる。

なんとかたどり着いた猿岩。泰然と待っててくれました。

猿岩

左側の小高い丘をつたって近くまでいかれるそう。でも近くで見るよりもこの遠景の方が猿らしい姿なのだと、近くにいた方のはなしが聞こえてくる。瞼の感じ、鼻の穴、草の生え具合、絶妙。ウォークマンの猿みたい。ポスターやネットで見た通りの猿っぷり。よくあるがっかり観光地ではなく、猿っぷりに満足できる。

猿岩

あぶなかった。忘れてしまったことを悔いて、猿の夢でうなされるところだった。うに丼は食べそこなったけど。

お土産を調達したら、レンタカーを返却しに中野石油さんに。ガススタンドなのでその場で満タン給油してしまとく通貨で精算。その後、芦辺港まで送ってもらいます。

芦辺港14:25⇒博多港15:30 のジェットフォイル。さよなら、壱岐島。この便はほぼ満員。満員なだけに、全員乗り込んだら直ちに出港。

往路と同じく揺れもなく、ちゃんと定刻通りに博多港に到着。揺れがないのが海が穏やかだったせいなのか、ジェットフォイルがいつもそうなのかは2/2のデータしかないけど好印象。

芦辺港

福岡空港 また食べる 天神B.B.Quisineという地元店

猿岩観光で時間をロスして昼抜き、空腹を我慢できず、博多港から福岡空港まではタクシーを利用。高速を使うとあっという間。料金 ¥2,650-。

改装中の福岡空港は混雑しており、狭く感じた。

フードコートで遅めの昼食。天神B.B.Quisineという見慣れないお店からいい香り。「ビーフバター焼き」というなんともジャンキーな食べ物にチャレンジ。メニューにはご飯と味噌汁セットしか記載されておらず、ダブル炭水化物はちょっと・・・と思ったら単品もOK。Mサイズでわりと軽めに食べられてちょうどよい。玉ねぎたっぷりの和風醤油バターソースがパスタに絡んで美味しい。パスタというよりもスパゲッティと呼んだ方が雰囲気的にはぴったりか。外周を覆っている紙、「肉らしか」がお茶目だこと。

さらにうろうろしていたら、ふくやのこちらのショップを発見。出来立ての明太キッシュを頂けます。300円。

その場で食べることも、お土産に持ち帰ることも可。暖かいモノをすぐに頂くけるのはうれしい。美味しかった斧で、今度、博多みやげにリクエストしてみようかな。

明太子キッシュ

フードコートといい、先のラーメン滑走路といい、福岡空港にはおひとり様で食事をいただけるお店がいろいろ。何度行っても楽しめそう。

ひたすら食べ続けた、ような壱岐旅も終了。おなかが満たったら、JAL便に乗って帰ります。

天候の心配をせずに無事に帰ってこられたのは奇跡。日頃の行いがよいのか、はたまた運を使い果たしてしまったのか、もちろん前者だと信じているけど。

自然のままの柵のない(何度もしつこい)景観を楽しめたり、ひたすらおいしいお魚を頂いた壱岐の旅。8月という超観光シーズンのためお値段高めの旅行になってしまったけど、多くの神社や古墳、ドライブしながらだいろいろとみられて満足。ベストシーズンなのに混み合ってない。危うく忘れかけた猿岩も見られたし。離島なだけにハードル高いけど、また行きたいと思える旅もこうして終了。

おみやげ やっぱり「しまとく通貨」

残ったしまとく通貨で、いろいろと。とにかくしまとく通貨はお得。島を訪れる人は使ってほしい。

おみやげ

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