ダブリン城~緑のポスト【アイルランド6】

ダブリン観光 どうやってまわろうか

day1 続き

Airlink 747ダブリン空港から市内まで Airlinkを利用して移動【アイルランド5】

やっと到着したダブリンDublin、翌日の夕方にはゴールウェイGalwayにむけて離れることになっているので、観光ができるのは到着日day1午後と翌day2。day2には効率よくまわれるように、トリニティカレッジの図書館→キルメイナム刑務所→ギネスストアハウス は予約済み。day1は飛行機の都合で遅延になることもあり得るので予約なしで見学できるようなところに行かれれば、と思っていた。ダブリン城とクライスト・チャーチ大聖堂を見学できればまあ満足かと。

中央郵便局~税関~緑のポスト~市庁舎

14:30 ホテルに荷物を置いて観光へ出発。

まずはオコンネル通り O’connel street に面した中央郵便局General Post Office.  映画「マイケル・コリンズ」の冒頭で出てくるイースター蜂起の拠点、司令部。おお、ここですか。共和国独立宣言を読み上げた場所。通称GPO。ああ、イングランドっぽいデザイン。

ダブリン 中央郵便局

こういった穴ぼこ、当時の銃弾痕。

ダブリン 中央郵便局

リフィー川 River Liffey の北側を川沿いに歩き、税関 Custom House まで歩いたら折り返す。

dublin Custom house

建物外壁の装飾

Dublin市内

突然歩道に置かれたケルト十字のSheahan Memorial 、マンホールガス事故で殉職警官や他の多くの犠牲のもとで下水事業が行われたことを称えた記念碑、1902年建立。道路整備のときにこの場所へ移転。

Dublin

トリニティカレッジを左手にみて、窓のないアイルランド銀行の前を通る。1800年に大英帝国に併合されアイルランド議会の解散を自ら決めたのがこの場所。1801年から銀行として利用。

アイルランド銀行

ダブリン城の方へぶらぶらと歩く。途中モーリー・マローン像 Molly Malone Statue に運よく遭遇、予想以上に胸元がピカピカ。ダブリンの歌として好まれるモーリー・マローンをモデルにして、1988年にダブリン千年を記念して建てられた像。

Molly Malone Statue

道に迷ってたまたま通り抜けたアーケードGeorge’s Street Arcade、雑多な商店が並ぶ。両側のレンガ造りの建物はとっても歴史がありそう。

Dublin George's Street Arcade

街角で見かけた郵便ポストはアイルランドのカラー 緑色。形は英国のポストと似ている円柱型、というか同じ?と思い気になったので、帰国後調べたらエドワード7世(在位1901-1910年)時代作成を表す紋章に王冠。当時のものを緑色に塗り変えて使い続けているということでしょうか。この国の歴史を感じさせます。大英帝国時代のものを完全に排除してしまわないのも乙。

アイルランド 郵便ポスト

15:35 市庁舎 City Hall  地上階の美しいタイルが敷かれた円形広間のみ覗く。イースター蜂起の間はアイルランド軍が占拠、自由国設立時には暫定本部となった場所。

Dublin 市庁舎

ダブリン城 英国支配とアイルランド独立と

15:45 少々迷走しながらやっとダブリン城 Dublin Castle の入口へ到着

ダブリン城

英国が13世紀に建造、以後は植民地支配の本拠地。イースター蜂起・独立戦争を経て1922年アイルランド自由国のマイケル・コリンズに引き渡される。映画で遅刻したコリンズが「アイルランドは700年待たされたんだ。7分くらい待てるだろ」といった場所。英国支配の象徴はいまではアイルランドの国の式典につかう重要な場所。

ダブリン城

ガイド・ツアーもあるけど、長時間フライト後の集中力欠如状態ではちょっと無理なのでセルフ見学コースへ €8 pp  クレカ可、 日本語のリーフレットをもらい順路に従い見学。立派な階段をのぼり、Battleaxe Landing から見学スタート。とっても空いていました。

ダブリン城 バトルアックスランディング

ジェームズ・コノリーの間 James Connolly Room :イースター蜂起で負傷・逮捕されたジェームズ・コノリーは病院としても使用されていたこのダブリン城で死刑を宣告され、そしてキルメイナム刑務所Kilmainham Gaol へ運ばれ射殺。

ジェームズ・コノリーの間

このあともいろいろな場所で見かけた有名な共和国樹立宣言書、1916年にパトリック・ピアース Patrick Henry Pearse が GPOの前で読み上げたもの。日本の近代史でいう五か条の御誓文のような…って全然意味は違うけど。原本はどこかに大切に保管されてあるんでしょう。

聖パトリック・ホールは宴会の準備中。聖パトリック騎士団の軍旗が両側面に掲げられいる。

聖パトリックホール

ウェッジウッドの間とゴシック様式の円形部屋はリーフレットにあるものの見学できず。

16:30 見学を終えたら城内のカフェで休憩。そこから見える芝が美しいので、この後、行ってみることに。

芝越しに城を一望できるスポット。地元の人たちがおしゃべりしたり、遊んだり。建造当時のダブリン城の建物は現在この一塔Norman Towerのみ残存。城っぽさが最も残るビューでもある。

ダブリン城

ダブリン城を一望したら、徒歩で次の見学場所へ

Christ Church Cathedralクライストチャーチ大聖堂~テンプル・バー付近【アイルランド7】

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