田沢温泉 和泉家のお食事
前回、温泉編♨まで
田沢温泉 和泉家旅館 宿泊記②ぬるすべかけ流しの温泉編【長野･青木村】
お食事は一階の半個室スペースで頂きました。お隣さんの顔は見えませんが声は聞こえます。準備ができると電話がかかってきますが、勝手がわからず夕食は電話が鳴る前に降りていってしまいました。せっかちな客ですみません～。
夕食 鯉づくし
夕食18時からの一斉スタート。
着座時のフォーメーション
奥に鎮座するのはメインの鯉の旨煮、なんと卵まで抱えています。カレイのたまごよりももっとしっかりした感、どちらかというとタラコな感じで食べ応えあり。身もたっぷりあるけれど、骨も立派なので油断できません。寡黙に真剣にいただきます。それにしても大きい立派な鯉です。
左上のお鍋は味噌仕立てのきのこ鍋、茸たっぷり、豚バラやすいとん入り。
小鉢は数種のキノコの和え物と鯉のうろこの唐揚げ。初めて食べるうろこの唐揚げは固すぎることもなくサクサクと食感のいいおつまみ。うなぎの骨せんべいみたいに余すところなくいただきます。
黒舞茸、マツタケがのった茶碗蒸し
お造りはもちろん鯉のあらい。くさみやクセは心配ご無用。
揚げ物は鯉の唐揚げ
お櫃でやってきたつやつやご飯としじみの潮汁をいただきご飯終了。きのこ鍋が味噌仕立てなのでしじみ汁は潮なんでしょう、きっと。
デザートはアイス、青木村のコンパラという木の実のソースがけ。HPによるとアイスは手作りのよう。アイスもソースも美味しい。お茶菓子のクッキーといい、アイスといい、どなたかとても洋菓子造りが得意な方がいるんですね。
メインの旨煮、あらい、唐揚げ、さらに鱗の唐揚げとまさに鯉コース。HPによると佐久鯉というのを利用しているのだとか。臭みなどもなく美味しく調理されています。秋のきのこと長野のおもてなし料理の代表格の鯉を満喫しました。でも、骨は注意しよう。
朝食
8時から一斉スタートです。着座するとお味噌汁とお櫃ごはんを持ってきてくれます。メインのこんがり焼けた鮭は大きめです。
奥に置かれた梅漬け。醤油さしと比較するとわかるように大粒梅、なのにカリカリ！
厨房脇にコーヒーマシーンあり、セルフでいれてお部屋でゆっくりのめるのもうれしい。
いいお湯と地産のお食事に癒される温泉
リーズナブルな価格で清潔な客室と美味しいお食事、そしてもちろん派手さはないけどいいお湯を満喫できて大満足。ご家族で運営しているこじんまりとしたお宿は押しつけがましさもなく、逆に淡々とした感じで居心地抜群。きっとまた行っちゃうと思います。〈宿泊2021年9月〉
