自在館のお食事
前回、温泉♨編まで
栃尾又温泉 自在館 宿泊記②ぬる湯にじっくりつかる~冬でも快い温泉編【新潟】お食事はロビーわきの食堂にて。部屋食プランもあるようです。
夕食
17時30分スタートと早め。もう一つの時間帯が19時ころと遅かったのでこちらの時間帯を選択。
食堂入り口付近、炭火の周りをイワナが円陣。食卓に連れていかれる子はだれかしら。
今回は一番分量の多い一汁六菜コースを選択。
それでも大食漢のツレには足りないだろうなあ、と思いチェックイン時に追加注文しておいた鴨鍋1,100円(税込み)、鴨肉三切れ。鍋の写真は加熱前に限ります。
着座時のスタンバイ状態、白菜のコールスローとホウレン草の白和え。流行りの一気出しではありません。寂しく感じてしまうのは全出しのお宿に慣れてしまったせいでしょう。
お造り ニジマスだったかな?
イワナの塩焼き、粕汁、白飯。魚沼産コシヒカリは旨いですねえ。ワタクシ、アルコール飲まないのでご飯を早々と頂きます。
さらに、温かいイカ大根煮
鮭のジャガイモ衣焼き
温泉ゆずゼリー、りんご、キウイ
ベーシックコースの一汁四菜に「お刺身」「イワナ塩焼き」が加わり一汁六菜。ワタクシは一汁四菜でも十分に足ります(足らせます)。ご飯だって美味しいですし。連泊だとこの一汁四菜のような控えめ食事はありがたいですね。牛やカニといった華美や豪奢なものはないけど、身体によさそうな優しいお食事でした。
大食いのツレには、お宿に行く前からコンコンと言い聞かせた(少ないよ、多分足りないよ、ご飯で調整して…)のでクレームはなし。が、ぎりぎりセーフな感じです。
朝食
7時40分、8時40分から選択可
セッティングはこちら。卵はナマです。
ラジウム納豆は大粒!粒感半端ない。なんとなく適当に食べてはいけない感じ。お持ち帰り用に販売してました。
着座すると温かいお味噌汁とコシヒカリ登場。おかゆも選択できるようです。
ほかほかのだし巻き卵とホッケ
ご飯はもちろんのこと、納豆、卵はおかわりOKでした。
朝食は眺めのよい窓際のテーブルにて。冬季の窓側の席はたいがい冷えます←ぜいたく。
チェックアウト後、道の駅に立ち寄り浦佐駅まで
復路のバスは11時45分お宿出発。お宿のチェックアウトは11時だけど11時半くらいまで客室で過ごせるので送迎でも損した感じが全くしないのが👍。
まずは『道の駅ゆのたに深雪の里』に立ち寄り15分ほどのお土産タイム。
浦佐駅にはNewDaysにちょこっと並べられたお土産しかないので、こちらでお土産調達が吉。浦佐駅はおとなりの南魚沼市になってしまうので、ここでお金を落とした方が魚沼市は潤う、という面も。
というわけで頂いた『うおぬま連泊プレミアムキャンペーン』のお買い物クーポンもこちらで利用させてもらいました。宿泊費まで割り引きしてもらった上に、どうもありがとうございます。
再度バスに乗車し浦佐駅へ。新幹線のぼり東京行き12時54分に乗車できるように余裕をもって到着です、お世話になりました。
感想 ぬる湯はOK、大正棟の夜は寒かった
ぬる湯ファンに人気の自在館、もっと古びた湯治宿を勝手にイメージしていたら本館は立派な鉄筋コンクリートで現代的。Wi-Fiも整い、お食事量も選べて、セルフサービスで多々完結というのは若い人のニーズに見合った今時のお宿といった雰囲気。懸念事項だった大正棟は就寝時は寒く感じてしまったのは否めませんが、広々として築100年の風情たっぷり味わえます。
客室数30でお隣の神風館や宝厳館のお客も同じ大浴場を利用するので混雑するかと思いきや、そうでもない。一人泊をはじめとして、少人数のグループが多いためか、また貸切風呂もあるので適度に人がばらけるのか密にもならずに湯浴みを楽しめました。極寒期に行ったので満室状態には遠かったのかもしれませんが、休前日だったのでそれなりに客数はいた様子でもそんな状況でした。
コテコテ定番の温泉旅館食とは一線を画した家庭料理・お山の食事も魅力的。温泉に行ったら豪華な食事を食べたい人、あつ湯好きさんには完全に不向きですが、ぬる湯をだらだらと楽しみたい人にもってこいのお宿です。
といっても決してお安くはない強気価格設定がネック。宿泊した大正棟14,080円/人で最安でしたが、同日、新館のベーシックなトイレ付客室で18,260円/人。休前日でややお高めなのはあるけど、お食事内容やサービスを考えてもあれれっ、ちょっと…、高いかも。でも何カ所もあるお湯は超絶気持ちよかったですよ。〈宿泊2022年1月〉