夕食 山のもの中心にボリュームたっぷり
前回、温泉満喫まで
朝夕食ともに一階のお食事処のテーブル席で頂きます。

先付けのぜんまいと前菜5種。蓋はずして写真撮るの忘れてしまいました。キノコや山菜、楽しめます。

川鱒の刺身・桜鱒のたたき

和牛の源泉せいろ蒸しに着火。サシの入った牛肉だけでなく下に敷いてあるお野菜も美味しい。肉ものは加熱前の方が絵的に映えますね。

ここから温かいお料理を持ってきてくれます。
凍み餅のべっ甲あんかけ。凍み餅ってこの辺の食べ物なんですか?このあたりで作るものなんですか?と給仕スタッフに尋ねると「いえ、ここで作ってるのではなく、出来合いですから」。いやいや、出来合いの使い方間違ってるし。料理人泣くよ。というわけでその後の会話は諦めました。初めて食べた凍み餅は東北~福島の保存食らしく、甘辛餡とからまって美味しい。いろんな食べ方があるのかな。

あつあつの野菜天ぷら こごみとか

ぴしっと跳ねた山女の塩焼き

ツヤツヤ福島産コシヒカリと野菜の呉汁。九州で食べるものと違って大豆のツブツブはあまり残っていない。

デザートは栃餅といちご。ふくあや香だったかな?いや、ふくはる香?だったかも。とにかく福島産の甘い苺。

食事開始時間が宿におまかせプラン(準備でき次第連絡)だったけど、夕食はなんだかいろいろと行き違いがあり、スタッフの早く仕事上がりたい圧をビシビシに感じながら超大急ぎで食べる羽目に。もとの早食いに輪をかけてがんばりました。というわけで一部記憶が途絶え…、写真を見てこんなの食べたっけ?なんてツレがつぶやいたりしますが(食べましたよ!)それでも山のモノ・地のモノ多く美味しくボリュームもしっかり。ごちそう様でした。
最後に当日のお献立

朝食 和食
昨夕と同じ食堂で。
右上の椀は梅肉の乗ったお豆腐。サラダ、温泉卵などバランスよし。中央の皿に乗る5品の内、小さい器はヨーグルトでした。

異なる器の並ぶテーブルもあったので、連泊すると朝のメニューも変わりそうです。
朝7時~朝食の時間帯、ロビーで無料コーヒーサービスあり。

まだまだ雪の残る庭を見ながらコーヒーを頂きます。

もちろん、この後もう一度お風呂に入りおさめです。
感想 鄙びてない宿にある秘湯 足腰元気なうちに入るべし
客室の建物は新しいこともあり清潔、暖房バッチリで(おそらく冷房も)快適さに関しては不安要素なし。秘境感を求めてくると肩透かしをくらいそうなほどです。
ご自慢の大岩風呂は混浴ベースのため女性時間が待ち遠しくなりますが、それでも入る価値は十分にあります。というか、あの大岩風呂で混浴入浴しても気が休まらないので浸かる意味なさそうなきがしますが、チャレンジャーはどうぞ。思いの外、ほぼ女性用の櫻の湯が居心地よかったのでそちらの湯小屋でも満足感が得られる滞在でした。
気に入った両湯小屋だけど、『年とって足腰弱ったら厳しい…』と誰もが思う階段昇降が必須。老後に湯治、という楽しみ方が適さない温泉です。若くて元気なうちに行かねば!
送迎バスもあり首都圏からもアクセス良好、また行ってみたいお宿の一つになりました。〈宿泊2021年3月〉

