宮敬タイム vol.4
少し前に宮敬タイム(きゅうけいたいむ)なる宮川浩、堀内敬子、荻野清子さんお三方による演奏会に行ってきました。昨年vol.3の際には予定が合わず泣く泣く断念。次の開催を期待していたところ、今回うまくスケジュールが合っていくことができました。
堀内敬子さんのファンですが、残念ながら彼女の四季時代は自分のエンタメ空白時代と重なっていて全く知りません。退団後、かなり後になってTVで「この声のきれいな人はだれ?」と思ったら四季出身だった、というくらいで、四季時代~その後舞台にいろいろとチャレンジされていた時代を見られなかったのは残念、と今さらながら思う。
The Glee 神楽坂 ほぼ最後列
神楽坂目抜き通りからちょっと入ったところにこの看板、下った地下1階にThe Glee。
縦長のスペース、奥にステージ、横8~9席くらい、縦8~9列くらいの小さいスペース。後方に座っても満足いく小ささです。入口でドリンクを受け取るのだけれど、ドリンクホルダーもちゃんと椅子に固定してあるのがうれしい。
こういった会場であまりに近いと目のやり場に困ってしまうことがあるので、後方に座したが問題なし。
感想 ああ、才能
各々が関わったステージ・作品を年代順に紹介(ミュージカル年表をプリントして配ってくれる)、披露していくスタイル。きれいな歌声と素敵なピアノと。オールミュージカル曲、知っている曲がほとんどでもう存分に楽しませてもらった2時間40分。PARADE以来の堀内さんの歌声、自分の知らなかった四季時代をおさらいしてくれているような有り難い時間。
堀内さん目当てだったけど、荻野さん、宮川さんの出演・演奏された舞台は見たことある、ある!というもの多数あり。自分がお二方の活躍を認識していなかっただけだったということが判明、これから舞台を観る時の楽しみが増すなあと思ったのも大きな収穫。
天賦の才能を持った人がさらに磨いた凄い技・芸を見ると感嘆しかありません。先日記したスワンレイクやエイフマン・バレエしかり。お三方共に素晴らしい歌・演奏を聴かせてくれて、ああ才能。荻野さんがオーケストラのトラ、つまりエキストラの話をされていたのだけれど、こういった方も下積みというか不安定な時代を経ているのだなあと思ったり。
終了後には出口付近でステージの熱気を帯びたままのお三方が、観客をお見送りしてくれるなんてうれしいことも。あっ、手ぶらで来てしまった。今さら仕方ないのでお礼を言って後にしましたが、また次回の開催をぜひ期待。5回目行きたいな。
【チケット代】5,000円+ドリンク代800円