谷川温泉 檜の宿 水上山荘 宿泊記①客室編・谷川岳見ながら温泉【群馬・谷川】

谷川温泉 檜の宿 水上山荘 みなかみさんそう

寒くなると温泉が恋しくなるのは毎度のこと。谷川岳に近いこちら水上山荘へ。そういえば群馬のお宿に宿泊するのは久しぶりです。

谷川温泉 水上山荘

【住所】群馬県利根郡みなかみ町谷川556
【TEL】0278-72-3250

アクセス~バス、送迎車を利用して

雪深いみなかみ町、大雪の報道でもよく登場します。そんな雪道、とても運転できませんので迷いなく公共交通機関を利用です。JR上毛高原駅からJR水上駅まではバスを利用、上毛高原駅ではほとんどなかった車窓からの積雪が徐々に分厚くなっていく様子をみて、ああバス正解、と選択間違っていなかったことに安堵です。水上駅まで関越バスで約25分、運賃630円、交通系ICで乗車可です。

利根川を渡って水上駅へ。坂東太郎もこんなにか細いとは。利根川 水上駅付近

ちなみに水上駅までの道中に『水上温泉』のバス停があり、一瞬降車しそびれたかと思い焦りますが、宿泊する水上山荘は谷川温泉ですのでお間違いなく。

JR水上駅までは14-17時の時間帯で宿のバスで送迎してくれるとのこと。雪の降る水上駅に13時台に到着してしまったので待つつもりで宿へ電話しましたが、少し早めに迎えに来てくださいました。水上駅の改札外に待ち合い所がありましたのでぶるぶる震えずに待たせてもらうことが可能です。暖房も効いていて快適。

水上駅改札外待ち合い所JR水上駅 待合室

宿のバンに乗せてもらい10分弱、水上山荘へ到着です。

ラウンジからの絶景

到着するとまずは広々したラウンジでお茶を頂きチェックイン。当日は雪の降る日でご自慢の谷川岳は全く見えませんでしたが、この雪景色も格別。まさしく水墨画のような借景にラウンジを離れがたくなります。まあ、でも記帳がすんだら長居せずに客室へ。

谷川温泉 水上山荘

露天風呂付和室

普段は客室風呂付のお部屋にめったに宿泊しません。一番安い、シンプルな客室+大浴場で満足できることも多いので客室風呂に特別なこだわりはありません。でも、今回は眺望のよいお風呂を楽しめるお安いプランが出ていたので利用してみました。『谷川岳望む源泉かけ流し露天風呂付和室10畳+4.5畳』 朝夕2食付き 2名で宿泊18,700円/人+入湯税150円。おそらく通常よりも4~5,000円/人ほどお安い価格設定になっていました。

広い踏み込みの先に10畳和室、その奥窓側4.5畳に堀りこたつが準備してあります。この座椅子、座ってる最中に滑らずがしっと定まるタイプ、優秀です。テレビは意外なことに地上波のみでした。

水上山荘 客室

ラウンジと同じ谷川岳方向の大きい窓には美しい雪景色。陽射しがなくて谷川岳が見えなくても日本画のよう、ずーっと眺めていても飽きません。

水上山荘 客室からの眺め

お茶菓子はふっくらもっちりお饅頭『仙ノ倉万太郎』、丸須製菓さんのもので夜のうちに注文しておけばチェックアウト時に受け取ること可能です。二人で泊まったのにすでに一つ食べられてしまいました。毎度のことですが、写真を撮る前にどんどん荒らされてしまいます。

水上山荘 お茶菓子 仙ノ倉万太郎

宿泊したのは檜の間、電源on用の差し込み式カギですがちゃんと二つくれたのでばらばらにお出かけ可能で助かりました。お風呂につかる時間が各々違いますので。

水上山荘 客室 檜

用意してあった手ぬぐいタオルはホテル名入りではなく珍しく花柄刺繍のもの、かわいらしい。大浴場へ行く際には客室のタオルを持参する必要があります。浴衣は二枚/人用意されたのが有り難い、できれば途中着替えたいので。

水上山荘 タオル

夕食から戻ってくるとお布団が敷いてあるわけですが、その際にも予備の素材の異なる枕と前開きフリーサイズの寝間着が用意してありました。こういった心づかいもうれしいお宿です。

谷川温泉 水上山荘

一休の特典で冷蔵庫内のドリンクがフリーサービスに。ビール3本+ウーロン茶2本+バヤリース2本入っていました。って写真撮るときにはすでにビール2本もあけてるツレが…早すぎる…。懐かしの自動精算タイプですが、下の方にフリースペースも確保。

水上山荘 客室 冷蔵庫

客室の浴槽からも谷川岳

洗面所にはバスタオルが余分に二枚準備あり。化粧水などの用意はありますが持ち帰り可の使い切りアメニティはなし。

水上山荘 客室 洗面

洗い場・シャワーもついた客室露天風呂、正確に言うと完全に屋内なので露天ではありませんが、窓を全開にしてお湯につかることができ開放感抜群。石造りの浴槽内に設置された石の背もたれ部分に座ると…

水上山荘 客室露天風呂

到着時は天候悪く谷川岳見えませんでしたが、翌日には真正面に雪をかぶった谷川岳(の一部分)がどーんと。この迫力ある眺めはお風呂付の客室にする価値がありますね。もちろん谷川岳が見えなくても雪をかぶった山を眺めながらの温泉は格別です。さらに、目線の先にどこかの客室の窓などもないのもうれしいところ。左側に見える三角出窓は宿泊したこの客室のものなので気にする必要はありません。山の中から誰かが覗かない限り安心して湯につかれます。

客室風呂から谷川岳方向、ただしトマの耳やオキの耳はもう少し右手なのでこのお宿からは見えません。水上山荘 客室露天風呂

もちろん温泉もドボドボと、無色透明のお湯が常時かけ流し。加温・加水・消毒一切なし。飲用も可の温泉です。成分表は宿泊記②で。

水上山荘 客室 温泉

到着時には窓をしっかりと閉じた状態だったので湯気モクモク、湯温も冷めておらずに熱めのお風呂になっていました。窓をしばらく開け放つと湯温も下がり適度なぬる湯に。ゆっくりのんびり邪魔されずにつかれます。

「6階なので水道・シャワーの水圧が少し低いのです…」といったことをわざわざ説明されます。きっとそんな意見が多いんだろうなあなんて思いながら、聞いておきます。たしかに水圧ちょっと弱め、でも前もって言われているとしょうがないよね、という気になるものです。

泉質も風景も快適なお風呂で、何度も浸かってしまいました。

もちろん大浴場へもいってみます。

水上山荘 温泉谷川温泉 水上山荘 宿泊記②飲めるかけ流し温泉編【群馬・谷川】

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