おぼこ荘の八雲温泉にはいってみよう
前回、客室まで
八雲温泉 おぼこ荘 宿泊記①元・町営のお宿~和洋室の客室編【北海道・八雲町】玄関入って右方向に進むと温泉棟。
日帰り入浴は大人1名 600円。回数券も販売しているところを見ると、八雲町の人たちリピートするんだろうなあ。町の高齢者補助は300円。うらやまし。
おぼこ荘の温泉は一カ所のみ。内湯+露天。男女のれん替えはありません。それはそれであくせく制覇しなくていいのでラクチンです。
温泉入り口の前には外来入浴用の休憩所も。この広さからすると混みそうな雰囲気。当日はすでにライトダウン。
入浴時間はチェックイン~翌朝8時半まで。夜中も入れる! ただし、日帰り入浴をやっているので16時過ぎまではまあまあ混雑気味です。宿泊者はそれ以外の時間を狙いましょう。
加温・消毒・循環なしの源泉かけ流し。ただし高温のため加水ありとのこと。お宿の方によると極寒期以外は加水しているんだそう。というわけで当日は加水だったはず。
この表示をしげしげとみてしまった。ここはレクセンター?、というわけで、公共宿の歴史を感じます。
大浴場へ
先ほどの女湯のれんの方へ。
カゴ+リストバンド式ロッカーのある脱衣所。
小さい洗面にドライヤー一つなので、日帰り利用で混雑するとちょっと厄介かも。
内湯
ガラガラっと扉をあけて内湯へ。うわーステキな岩風呂。
洗い場・シャワー7基ほど。シャンプー類はリンスも含む三点セット。
浴室入り口すぐ、手すりのそばから入ると、岩の間に温泉投入口。42~43℃。無臭のお湯は見た目ほどには鉄分を感じない。少し塩・鉄っぽさがある程度。
バキバキに析出、水面辺りは赤茶けた析出物も。付近こするとべっとりついてきます。
北海道にパムッカレ出現。
じゃんじゃん注がれたお湯はこちらの排水溝へ掛け捨て~
うっすら油膜様のものを早朝にみかけましたが、手ですくえるようなものではありませんでした。
露天風呂
内風呂の扉をあけて階段・廊下を下ります。完全に遮蔽されているので外部からは見えない構造。
階段下った先にじゃーん、ステキ露天風呂。屋根なし、開放感、というか自然スタイル。紅葉シーズン終わりがけだったけど、茶色い温泉と退色してきた対岸の紅葉の色合いがなんともいい具合にマッチ。温泉のすぐ向こうは鉛川、お湯につかっているときは見えないので渓流の音だけを楽しむ感じで。
鉄分の多いお湯、階段周りは赤褐色に。露天風呂はアブラ臭がかすかに漂う。
赤褐色濁り湯に湯の花も浮かぶ。
野天風呂の底には落ち葉もたくさん。これまた風情。
露天風呂から見上げる内風呂の建物。塀の向こうは男湯。
こんな感じの濁り湯。ちなみに露天の中央に巨石があるので、怪我しないようにしてください。
湯船からあふれたお湯は川側にある亀裂からドンドコ掛け捨てられていきます。
湯口は埋没スタイル。湯舟の建物側の壁から43~44℃くらいの熱いものが空気に触れずに注がれてます。二カ所ほど注入口確認!
まあ、素敵♡
男湯の露天風呂は岩の目隠しもなくて大きかったよ~とツレに自慢されたので、HPから写真を拝借。面積も広いではないか…負けた(手前が男湯)。でも女湯もよかったですよ♪
温泉分析表から
源泉は町営ですね。
内湯 (令和3年12月)
源泉名 町営八雲温泉 鉛川第3号井
泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性中性高温泉)
泉温 47.4℃
湧出量 L/分(動力揚湯)
pH 6.6
溶存物質 3.198g/kg 成分総計 3.707g/kg
露天風呂 (平成27年12月)
源泉名 鉛川温泉5号井
泉質 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性中性高温泉)
泉温 44.6℃
湧出量 L/分(動力揚湯)
pH 6.4
溶存物質 3.431g/kg 成分総計 3.864g/kg
最後にお食事編へ🍴
八雲温泉 おぼこ荘③八雲産が並ぶお食事編【北海道・八雲町】