夕食 マタギ飯と初めて食べる嶽きみ
前回まではこちら。温泉につかったら美味しいごはんへ。
嶽温泉 山のホテル 宿泊記・感想①温泉編 かけ流しのいいお湯【青森・弘前】夕食は「岩木山の間」というお座敷のテーブル席で頂きます。となりのテーブルともしっかり間隔があけられており安心。
お品書き
前菜:かじか唐揚げ・さざえ旨煮・鰻巻玉子、小鉢三点盛:岩モズク・焼き嶽きみ・みずと身欠鰊。嶽きみ(とうもろこし)が甘くて美味しい!そう言えば嶽温泉に来る道路わきで沢山売ってたねえ、と食べる時になり初めて認識する特産品、ちょうど旬を迎えたとうもろこし。
嶽きみ茶碗蒸し:嶽きみだけでなく具がたっぷり。この嶽きみも美味しかった~。
お造り:まぐろ・ホタテ・鯛
煮物のかわりの冷鉢、もみじおろしを入れたポン酢で頂きました。あつい時期の気配りがうれしい。
林檎クリーム焼き もちろん器になっている林檎もがしがし頂きます。
そして名物のマタギ飯 卓上に用意してあったものに点火し目の前でシューシューいうのを眺めながら他のお料理を頂いていると炊きあがります。
ふむふむ、先代のご当主がマタギだったのですね。マタギ飯とは…と読みながら頂く炊き込みご飯、美味しかった。
このほか吸い物:舞茸の土瓶蒸しにも卓上で火を入れてもらいました。華美なものはないけれど素朴なものをほっこり美味しく頂く夕食、ごちそう様でした。
『嶽きみ』って?と言ってるあなた、これです、これ。
朝食 マタギ亭にて和定食
入口そばの「マタギ亭」にて。早めに出発したかったので一番乗りの7時から頂きました。
朝食にもお品書きがあり、ご飯は白飯と山菜がゆの二種類から。おかわり自由。
朝食の配膳 お味噌汁に火をかけて温めてくれます
お弁当の中、シンプル和定食です。
ドリンク類はセルフ式。
おっ、修造も来てる!
感想 いい湯とご飯でゆったりできる
ホテルというよりは旅館、温泉宿、決して新しくはないし華美さもないけれど清潔に保たれていて居心地がよい宿、宿代とのバランスもばっちりです。今までに行った温泉宿だと越後湯沢 貝掛温泉や十和田 蔦温泉旅館に似てるかな、お湯も満足だし居心地良い雰囲気でほっこりできる宿、そのあたりのテイストが好きな方にはおススメです。
ただ、入り口に入るまで&館内にエレベーターはありません。ほとんどは水平移動だけど、多少階段もあるのでエレベーターなし困る!という方はお気をつけください。〈2020年8月〉