旭岳温泉 湧駒荘 源泉かけ流し堪能
前回、豚しゃぶ食べまくり~
旭岳温泉 湯元湧駒荘 宿泊記①豚しゃぶ三昧のお食事・客室編【北海道】1914年に発見された温泉、当時は竹藪温泉と呼ばれていたそうです。訪れた夏は神々の湯は改装中で利用できず。残念だけどシコロの湯・ユコマンの湯が満喫できればまあいいでしょ。源泉5つ、浴槽は全部で17ということなので神々の湯をひいても11カ所、十分。混雑していなければいいのです。
写真は日中、右のユコマンの湯が女湯の時間帯
20時45分~21時清掃時間で男女入れ替え、翌朝9時まで入浴できます。
神々の湯が改装中で利用できないとはいえ、浴槽は複数、消毒なし・加水なし・加温なしの源泉かけ流しのお湯を堪能できます。湯量豊富ってうれしい~♡
ユコマンの湯
20時45分まではこちらが女湯。21時以降は男湯になります。
ごつごつした岩や古い湯船が特徴、旭岳温泉元祖の湯だそう。創業当時は混浴だった湯小屋を、経営者変わってからシコロの湯を作って男・女分けたそう。やっぱり昔は混浴だったのねえ。(許可を得て撮影させてもらいました)
浴槽の木は北海道産のトド松・カラ松・シコロ、周囲は大雪山で集めた鉄平石。
通路のような場所になんとか作られた洗い場、たっぷり10カ所くらいあります。
入ってすぐの場所にある寝湯、左の奥から注がれてあふれたものが右の湯船へ。右の湯船からオーバーフローで掛捨て。ここが結構人気で長湯が多い、湯口争奪戦気味。湯船内に段差はないので、大股開きの素敵じゃない格好で石の湯枠を超えないといけない。
最も奥にある元湯(石膏泉)、白いパイプ状の湯口からドバドバそそがれ湯縁からオーバーフロー。金属味もするうっすらと濁ったお湯は他の浴槽に比べて熱め(HPによると42.4℃)、あまり長湯できません。濁り加減といい、最も温泉らしいといったらそうかも。
元湯の反対側に小さい炭酸水素塩泉。ここもむかしからの古い湯船、湯口はなし。炭酸泉だけど泡付きはありませんでした。
ごつごつした岩で囲まれた目薬の湯こと正苦味泉(右)とぬる湯(左)。ほぼ無色透明の目薬の湯、目を洗ってみたいものだけど湯口がないので断念。こちらももちろん湯縁からゆるゆるとオーバーフロー。
大浴場にある扉をあけて、ふきさらしの渡り廊下をすすむと
ジャバジャバかけながしの露天風呂。前回来た6月はこの露天閉鎖中で入れませんでしたので初露天。夏期限定!十分な広さ、ぬるめで心地よい。まあ確かに寒い時期には歩けません。
シコロの湯
シコロ(キハダ)の木を用いた浴槽で作られているのでシコロの湯。21時ー9時の間女湯になります。
畳敷きの脱衣所。籠は間引かれていませんでしたので各々隣をさけてずらして利用。
10カ所くらいの洗い場のある広い湯屋、新しく作られた湯屋のためかユコマンの湯よりも居心地がいい感じ。単に好みですが。
手前が透明に近い炭酸水素塩泉、奥がちょっと濁った元湯。隣り合う二つの浴槽に異なる温泉がジャバジャバと。そして掛捨て。ここも炭酸水素塩泉は泡付きなし。
端にある芒硝泉の寝風呂、ここも寝るにはちょっと深いんですが…。ユコマンの湯の寝風呂と同じく中に段差なく大股開きで湯船へ。まあ、段差あると湯底が見えなくてあぶない、とも言えます。
縁石はぶちぶちざらざら。濁ったお湯が贅沢に。
大浴場から扉をあけてふきっさらしの通路をすすむと露天風呂へ。この露天はぬるめ、この奥にさらに少し熱めの開放的な屋根なし露天風呂があります。塩ビのパイプからボトボト注がれる温泉、貝汁のような青・緑にうっすら濁ったお湯。
あふれたお湯は手前の通路側へ惜しげもなくザーザー掛捨て。
湯船多く忙しい。わりと分散するので密になることもありませんでした。全体的にぬるめのお湯が多いのも自分好み。あつ湯好きさんにはもしかしたら物足りないかもしれません。
温泉分析表
ちゃんと5種類の温泉分析表(1号、2号、22号、23号、24号孔)が掲示してありました。元湯と目薬の湯以外はどれがどれなのか判別困難でしたが。
温泉分析表 (平成30年1月11日)
源泉名 旭岳温泉 23号孔 元湯
泉質 カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩温泉(中性低張性高温泉)
泉温 45.1℃
湧出量 110L/min 自然湧出
pH 6.6
溶存物質 2.197g/kg 成分総計 2.197g/kg
館内 ラウンジ・メダリスト応援
セルフ喫茶コーナー『姿見』はテレビもあり広々。コロナで感染対策下でも珈琲やお茶、水を自由に頂けます。新聞もありゆったり過ごせます
ここ湧駒荘はメダリスト竹内智香選手のご実家。ロビーや5階のギャラリーで映像みたりユニフォーム見たり。すっかり気分は応援団。2022年北京頑張ってほしいなあ。
感想 いいお湯と美味しいお食事と
お安いプランで美味しい豚しゃぶといいお湯を満喫。客室にこだわらなければこういったお得プランおすすめです。安定の湧駒荘、機会があればまた行っちゃうな。〈宿泊2021年7月〉