行ってみたかった秋芳洞・秋吉台をめぐる【山口・萩1】

2018年4月、以前から行ってみたかった秋芳洞を訪れることができました。日本最大級の鍾乳洞ということで、ずっと気になっていたんですが、他の観光地との周遊プランを作るのが難しい、いや難しかった。

day1  朝早いJAL便で宇部山口空港へとび、レンタカーを借ります。今日の宿泊地は角島の手前。できれば明るいうちに到着したい。早速、秋芳洞へ向けて車を走らせます。この日は4月にしては冷たい雨がぱらつく。観光日和ではありませんでした。

秋芳洞観光 歩きやすい靴で見学しよう

11時半ころ、美祢市 秋芳洞に到着。駐車場を探しますが、市営駐車場も有料なうえに近くない。お土産物屋さん・民間の駐車場の方が便利な場所だったので屋根アリの民間駐車場にとめます。

軽い昼食をとったら早速、見学に向かいます。秋芳洞(あきよしどう)大人 見学料1,200円 クレカ不可。外国人も多いとおもうのだけど、クレカ使えません。

秋芳洞 入口

特別天然記念物です。秋吉台国定公園、カルスト台地の下にできる鍾乳洞です。

秋芳洞 

歩いて洞窟へ向かいます。入口の雰囲気がまあ素敵。鍾乳洞から湧き出てくる水が、ターコイズブルーの川をつくります。わくわくして鍾乳洞に入りますよ。

秋芳洞の入り口

内部は遊歩道がきちんと整備してあります。各名所でボタン一つで開始してくれる自動解説アナウンスがあり説明を聞きながら、ライトアップされた幻想的な空間を進みます。

百枚皿

秋芳洞 内部

黄金柱

秋芳洞 内部

説明によると『観光コースは約1km、見学に片道60分』。解説アナウンスを聞いたり、とばしたりしながらマイペースで見学して、所要45分くらい。少しずつゆるいのぼりになるようなルートだったかと思います。周遊ではなく一方向の見学コースなので、個人旅行の場合、終点で外へでてバスやタクシーを拾って元の入口へもどる、もしくは、来た道を普通に引き返すかの二択になるかと。戻るのは下りになるし、それほど苦でもなかったので、私たちは後者を選択。元の入口へ徒歩で戻ります。

見ごたえの十分ある鍾乳洞でした。無理やり名付けられた感のある造形物につっこみを入れたり、見学者のいない時間帯はコウモリのパラダイスなのだろうか、結構汚いのでは・・など思いながら往復のルートを楽しみました。全延長10kmの見学できない部分にはいったいどんな幻想的な景色を隠しているのでしょうか。

きちんと整備されているので、決して歩きにくいところではありません。ただ、階段や傾斜はまずまずありますし、表面が濡れているところも多々あります。歩きやすい・滑りにくい靴で行くことが必須。見学当日は肌寒い日でしたが、鍾乳洞内部は寒さを感じず快適でした。

秋吉台

13時過ぎ、秋芳洞の駐車場をあとにして、秋吉台を眺めに行きます。雨が降ったり寒かったりで、素敵な眺め、のはずがこの日はいまいち。あまり遠くの方までは見渡せません。

秋吉台 案内板

石灰岩がにょきにょきと顔を出しています。広々としたカルスト台地。

秋吉台

この辺も野焼きをした場所かな?まだそれほど青々しい感じではなかった。もう少し緑が茂った晴れた日にこの景色の中を、ゆっくり歩けたら気持ちよさそう。でも、遮るものがないので夏場の散策は難しそう・・いやいや無理です。

秋吉台

展望台そばのインフォメーション「Mine秋吉台ジオパークセンター」の一角は展望カフェのつくりに。こちらからのせっかくの眺望も当日はいまいちでした。ただ、寒い中、暖を取るにはもってこい。またいつの日かリベンジで秋吉台の素敵な眺めを見たいものです。

こちらのカフェ・インフォメーションは新しくて、今どきなのだけど、秋芳洞・秋吉台全般にあまり盛り上がっていない、というか観光・宣伝に力が入っていないさびしい印象です。秋吉台の市営駐車場も無料でいいのに・・案内がもっとあってもいいのに・・せっかくの立派な自然遺産なのにもったいない。

本日の宿泊地、長門市の角島のふもとにまで向かいます。ホテル西長門リゾートに泊まります。

山口 2018

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