高湯温泉 吾妻屋 宿泊記③豪華なお食事編【福島】

ボリューム満点・豪華な夕食

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高湯温泉 吾妻屋 温泉 山翠高湯温泉 吾妻屋 宿泊記②乳青色の露天風呂にうっとり~温泉編【福島】

夕食時間は18時、18時半から選べるらしいですが、チェックイン時すでに18時の枠が埋まってしまったとのことにて自動的に18時半になりました。

時間になると(別に遅刻しているわけでなく)、トントンと客室の扉がノックされ「お食事の準備ができました」の仲居さんからのお知らせ。通知なのか催促なのかわかりませんが、なんだか二階の子供部屋にいる気分です。”冷めちゃうから早く降りてきなさい!”といった、誰でも身に覚えがあるあの感じです。宿泊した客室で電話がかかってくることはたまにありますが、直接お知らせ受けたのは人生初かもしれません。

食事処、畳の上のテーブル・椅子席ででいただきますが、半個室のつくり。他のお客さんの声は聞こえても顔は全く見えません。

着座時のセッティング、結構並んでるほう。

高湯温泉 吾妻屋 夕食

ねまがり竹・身欠きニシン、あと一品は失念

高湯温泉 吾妻屋 夕食

じゅんさいの入った酢の物、煮物、山菜とキノコ、香の物

高湯温泉 吾妻屋 夕食

この後やってきた刺し盛りが予想以上に豪華で…。あれ?なんか高いプラン申し込んじゃったかなあ、確か1.5~1.6万円くらいだったはずだけど…なんて心配になるほど。でも今さらなんでお刺身バクバク頂きました(そして会計時にほっとする)。電話予約は手元に控えがないからいろいろと不安になります。そもそも予約できているか、に始まって。

高湯温泉 吾妻屋 夕食

赤シソを練りこんだ刺身こんにゃく

高湯温泉 吾妻屋 夕食

温かい茶碗蒸しと岩魚もやってきます。最初から配膳されていた焼き物は舞茸・えび・栗。栗をほじほじしたのは久しぶり。

高湯温泉 吾妻屋 夕食

しゃぶしゃぶの牛肉とその下にお野菜、マッチが置いてあるので好きな時に着火。

高湯温泉 吾妻屋 夕食

この後、お味噌汁とお櫃に入ったご飯がでやってきますがもうほぼ満腹、ギブアップに近い状態。ラストにデザート。

高湯温泉 吾妻屋 夕食

ボリュームが多く、予想をはるかに超えた豪華な夕食で驚きました。最近宿泊したお宿の中では一番豪華だったかも。

さらに意外だったのが、お酒のメニューが少ない点。お酒にこだわりないようで、持ち込みも可(持ち込み料かからず、持ち込み用冷蔵庫もあり)。酒類で儲けようという感じのない潔さ。

高湯温泉 吾妻屋 飲み物メニュー

朝食 和食

夕食と同じ席で。7時半、8時、8時半で選択可。

納豆、温泉卵、卯の花、そしてヤクルト

高湯温泉 吾妻屋  朝食

きのこ、野菜やソーセージの蒸し物

高湯温泉 吾妻屋  朝食

りんご

高湯温泉 吾妻屋  朝食

ご飯はお櫃でたっぷりと。

朝食後もロビーの無料コーヒーをお部屋で頂きました。

感想 青白いお湯のはしごが楽しい温泉旅館

電話予約した際に「日没までしか入れない温泉があるので早めにいらしてくださいね」の女将さんの忠告通り、チェックイン時間から間もない14時半前に到着。案内の通り、明るいうちにしか入れないご自慢の露天風呂『山翠』はお湯の色・におい・景色もあいまってとっても風情のある素敵な温泉でした。

聞こえてくるお客さんとスタッフのやり取りでは、常連さんが多い印象。一見さんはアウェイ感すらあります。家族経営として割り切り、お客さんをお迎えもお見送りもしない感じはある意味潔い感じですが、やはりちょっと戸惑いますね。

リニューアルしてあるとはいえ、宿泊棟はギシギシいう感じの古めの建物。隙間風こそないもののそういったテイストが苦手な方には難しいかもしれません。でも湯船が複数あり、他のお客さんを気にせず満喫できる温泉は間違いなくおすすめできます。思いの外、体が硫黄臭くなっていないと思ったのもつかの間、高湯から遠ざかると自分のからだと衣類から発する硫黄臭・たまご臭に気づかされます。帰宅後もぷんぷん香り、シャワーを浴びて再度ニオイ復活し…でやはり予想通り硫黄臭にまみれた高湯温泉でした。〈2021年3月宿泊〉

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