旅館かもめ荘 宿泊記 家庭的なお宿で豪華北海道めし【北海道・礼文】

旅館かもめ荘

利尻・礼文旅行、本当は礼文島に二泊してゆったり歩きまわりたかったけど、コロナの影響でフェリーが減便(利尻⇔礼文が1便/日)、選択の余地なく礼文島一泊の旅程になってしまいました。その際に宿泊したのがこちらの旅館かもめ荘。礼文島にはツアーで利用するような大ぶりのホテルも数軒あるけれど(しかも結構お高い、夏場に急騰)、リーズナブルかつお料理などで評判の良いこの旅館に宿泊することに。

港からは徒歩で14~15分ほど、海沿いに建つ一軒家のような雰囲気。レンタカーでむかったので不要でしたがお願いすればフェリー乗り場からの送迎も可能なようです。

旅館かもめ荘 礼文

【住所】北海道礼文郡礼文町香深村字トンナイ
【TEL】0163-86-1873

今あらためて見てみると、住所が雑だけどまあ海沿いの道を走っていればどこかにあるという迷うこともなさそうな離島あるあるです。

客室から利尻山

9畳〜6畳の和室で全室トイレ付き、二人で2食付き12,800円/人で宿泊。コロナ禍対応、チェックイン時にはお布団がしっかり敷いてある和室、いつでも寝れます。洗面・トイレ付。

旅館かもめ荘 礼文

実際に宿泊した客室は目の前が道路、そのすぐ先が海。そして利尻山がでーんと見えます。特等席!

利尻富士山頂の雲がじゃまっ、なかなかとれません旅館かもめ荘 客室から利尻富士

こちらのお宿も残念ながらクーラーがありません。おそらくそんな暑い時期はゴク短いのでしょうが。窓を開けて入口の扉もあけて(行儀悪いけど他に一組しか宿泊客いないので許して)風通りをよくしてなんとか夜を迎えましたが、ちょっとつらいので真夏は注意です。

夕食 ウニ・いくら…北海道豪華めし

夕食も朝食も一階食堂にて。ウニやらボタンえびやらですでに大賑わいのテーブル。前日のホテル利尻に続いて海の幸づくし。

旅館かもめ荘 夕食

陶板でお肉や野菜を焼き、柚子型のかわいい器の中にはいくらがぎっしり。

蟹グラタン、白玉フルーツのデザート

自慢の魚介類たっぷりの北海道めし、ボリュームも品数も期待通りで満腹でした。

朝食

同じく食堂にて。品数豊富、この他に小さい納豆も。ホットコーヒーの用意もあります。

旅館かもめ荘 朝食

浴室

男女別にひとつずつ。当日は宿泊客も二組だけ、入浴可の時間が限られているので旅館の配慮で他のお客さんとかち合わないようにして入りましたが、宿泊客が多いとちょっと大変かもしれません。

シャワーが二つだけなのでかわるがわるでの入浴でないと厳しいね。旅館かもめ荘 浴室

感想 また泊まりたくなる小さいお宿

クチコミの中の『リピーターさんが多い』と目にしたときに”コアな魅力が特定の人にだけウケる”のか”万民にいつでも心地良い”のかどちらか判断がつかず。特に釣り宿とか小さい民宿などでは前者のことが多々あり、ちょっと警戒してしまいます。でも、直感的になんだか良さそう、とくにお食事が、というわけで宿泊。豪華な魚介類がならび期待通りのお宿でした。建物も新しいようでお掃除行き届いていてピカピカです。コロナ禍のためかおかみさんたちとゆっくりおしゃべりして…という雰囲気はなく旅行客を警戒しているんだろうなあ、ということをひしひしと感じますが、まあ時節柄しょうがない。距離をとる方が今は正義ということで。

良心的な価格帯で美味しいお食事、リピートしたくなるお宿でした。〈2020年8月〉

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