三斗小屋温泉のお食事
前回の温泉編まで
三斗小屋温泉 大黒屋旅館 宿泊記②やっと入れる山奥の秘湯~かけ流しの温泉編【栃木・那須】今回は2食付きの宿泊。旅館でもあり山小屋でもあり~の場所柄素泊まりもできるみたいです。お食事は朝・夕ともに部屋食です。
こんな山奥でもビールやワインが飲める!ありがたいとツレ大喜び。350mlで500円。
夕食
17時半になると客室までお膳を運んでくれます。行動後なのでおなかはぺこぺこ、飯はまだか状態で待ちわびた夕食がやっと開始~。夕食時のドリンクは購入しに行ってもいいし、お食事時に頼むことも可能。
おかずは鮭フライ、茄子のピリ辛煮、ホウレンソウお浸し、ともう一品。わすれてしまった…。
使い込んだ味わいのあるお櫃に入ったお米はつやつや、うまし。二人分。男女二名でぺろっと食べてしまったのでよく食べる男性二名とかだと足りないかも。おかわりできるのかは?
食後はお膳を廊下に出しておけば下げてくれます。
この食事もだれかさんのビールも歩荷さんが運んでくれたもの。帰りがけに峰の茶屋から県営駐車場に下る際、登りにつく歩荷さんとすれ違いました。このルートでこれから運ぶんだなあ。感謝!
朝食
朝食は6時半。同様にお膳がやってきます。二人分の二段重ね。朝の熱いお湯とお茶も到着。
ちゃんとセッティング。おかずはソーセージ二本、温泉卵、納豆。
そして海苔。大黒屋旅館マーク付き。おはようございます。
感想 まさに秘境の秘湯 癒される~
最新の至れり尽くせりではないけれど、心地よいかけ流し温泉と鄙びた風情のある建物、レトローな雰囲気に癒されるお宿。お布団もふかふかだし、和式だけどトイレも水洗、水も豊富で制限なく使えるという山奥ではありえない贅沢さ(ただし電気は制限あり)。やはり山小屋というよりは若干不便な旅館といったところです。なんだか旅籠に泊まった江戸時代の旅人の気分。登山靴よりも草履と脚絆が似合う雰囲気で、タイムスリップした感覚に。強制デジタルデトックスでまったりのんびりした時間が過ぎます。
帰りのコースは隠居倉から熊見曽根へ。周囲が開けて眺望楽しめる時間が長く、ヒトも少なく楽しい行程。
清水平・三本槍までピストンして朝日岳によって下山しました。色づきはじめた紅葉、なによりも風のない那須はしあわせ。
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若いスタッフたちも感じがよくて気持ちよい滞在になりました。なかなか簡単には行かれない秘境のような場所けど、きっとまた行くな♨ 〈宿泊2022年9月〉