ボーヌ観光 ワインなしでも楽しめる【フランス8】

ボーヌ観光へ ディジョンから電車で移動

ディジョンDijonの見所を一通り見て回ったらボーヌBeauneへ向かいます。ディジョンから電車で20~30分ほど。ちょっと足を延ばすのにちょうどよい距離。

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12:12ディジョン発⇒12:30 ボーヌ駅に到着。片道€10。

Beaune駅

駅正面の道をまっすぐすすむと、城壁がお出迎え。

ボーヌ 城壁

すぐに町の中心部へ。まずは腹ごしらえ。奥の赤いカーテンのお店Lazare Caenoで休憩。

Toast Epoissesやハムなどが入ったサラダ。Epoissesはブルゴーニュを代表するウォッシュチーズ。ボリューム満点、€12もするものね。

サラダ

オスピス・ド・ボーヌ(オテル・デュー博物館)

まずはこの町のメイン、オスピス・ド・ボーヌHospices de Beune/オテル・デュー博物館Musee de l’Hôtel-Dieuへ。入場料€7.5、クレカ可。

Hospices de Beune

風格のある入り口。1443年建造。14:25入館。

Hospices de Beune

日本語の音声ガイドを無料で貸し出し。まずは中庭。ガイドブックやウェブで何度もみた美しいモザイク屋根と対面。ブルジョワ階級・ハイクラスの象徴だとか。ディジョンのサン・ベニーニュ教会やHotel de Vogueにもあったモザイク。ブルゴーニュ地方の伝統建築の特徴の一つ。ここはよそのモザイク屋根の建物に比べて低く、目線に近いので屋根をしっかりと見学できてうれしい。四色の落ち着いた色合いの施釉タイルの組み合わせが美しい。

Hospices de Beune中庭

まずは道路に面していた建物に入る。貧困者のために整えられた施療院。

Hospices de Beune

こちらに、病院として使われていた病棟・病室が再現されている。両側・縦にずらっと病床が並ぶ。おっ、みんな北枕。クリスチャンには無関係だもんね。

Hospices de Beune

当時の様子が再現してあったり

Hospices de Beune

床のタイルや蓋が素敵。

オスピス・ド・ボーヌ

素敵なステンドグラスからやわらかい光が入り込む病室

オスピス・ド・ボーヌ

反対側の建物に移動し、いろんな展示をみてまわる。

マリア様に見守られたキッチン

オスピス・ド・ボーヌ キッチン

薬瓶の多く置かれた薬局

オスピス・ド・ボーヌ 薬局

古い医療機器も展示してある。胸腔ドレナージセット。

オスピス・ド・ボーヌ 古い医療器具

こちらの病院・施療院の収入源がワインだったということで最後にワイン樽の展示・説明も。現在でもオテル・デューの維持にワインの収入が使われている。

オスピス・ド・ボーヌ ワイン樽

この建物が映画「大進撃」の撮影現場として使われたとのこと。一度見てみよう。かなりおもしろそうな映画。期待できる。

オテル・デュー内の表示

ガイドが日本語なので一所懸命聞いてしまうとあっという間に時間経過。見学時間、たっぷり1時間半ほど要した。

Visiotrain 日本語ガイドもあるって

観光案内所の正面(Hospices de Beaune入り口のすぐ正面でもある)にこちらVisiotrainの受付アリ。

visiotrain

数か国語に対応。€7.5で40分のボーヌ周遊が楽しめる(現金支払い)。こちらのVisiotrainのHPで、HORAIRES DE DEPARTのところで行きたい日付を選ぶと、当日のタイムスケジュールが確認できる。無駄な待ち時間を省くためにも予めチェックしておくことおすすめ。

visiotrain

16:15の回、三両目を指定されて乗車。てっきり日本語のイヤホンガイドでも渡されるのかと思いきや、三両目に一人ぽっつーん。一・二両目はぎっしりなのに。

visiotrain ボーヌ

どうやらこの回は英語・フランス語・日本語の三言語の客しかいなかったようで、この三両目の車両のスピーカーから日本語解説が流れてきた。隔離された動物のような、いや、お殿様のような不思議な状態だけど、まあ、せっかくなので、がらすきの車内を満喫させてもらう。といっても石畳の上を走るバスはかなりガタガタして乗り心地はいまいちなんだな、これが。

ノートルダム協会の前を通り、

Notre dame

左右対称が美しい市庁舎

Hotel de ville

ボーヌでは大進撃以外にもいろいろな映画の撮影が行われたみたい。

城壁の外へ。ブドウの低木が広がる。ワイン用のブドウ畑。

ワイン畑

緩やかな斜面にも広がるブドウ畑。

ボーヌ ワイン畑

橋を渡り再び市街地へと戻る。Pont des Oies を遠くに見る。

ボーヌ 川

街中を走り、元の場所へ戻って終了。

ボーヌ ぶらぶら散策

小さい町なのでぶらぶらと歩いてみます。

肉屋

ジェラート店に寄ってみたり

ボーヌ ジェラート店

先ほど見かけたノートルダム教会Collégiale Notre Dame へ

ノートルダム協会

ノートルダム寺院

ワイン専門店があちらこちらに。

ワインショップ

ワインショップ

ブルゴーニュワイン博物館

ブルゴーニュワイン博物館 Musee du Vin de Bourgone、当日は「ヨーロッパ文化遺産の日」にちなんで入場無料。ちょっと覗いてみる。趣のある建物。木造りのテラスがかわいらしい。

みなさん熱心に見てるんだけど、フランス語にはお手上げ。雰囲気だけ楽しみますか。

ブルゴーニュ地方のワイン畑のレリーフ 1878年作。こういった作品を見て回るのが面白い。ムルソー、ボーヌ、ニュイ・サン・ジョルジュ、ディジョンと南から順に産地が並ぶ。

ブルゴーニュのワイン畑

ワイン樽を運ぶレリーフ、力仕事してる感じ、滲みでてるね。

ディジョンもボーヌも言わずと知れたブルゴーニュワインの里。ワイナリーを訪れるツアーなどもたくさんあるので、ワインを楽しめる人はゆっくりとワイナリーめぐりをしても満喫できそう。

ぶらぶらを終えたら17:40発の電車にのってディジョンに戻る。ディジョン18:10着。ディジョンのホテルにむかいます。

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