フォントネー修道院 モンバールからタクシーで往復【フランス10】

効率よくまわりたい Abbaye de FontenayとSemur-en-Auxoisへの行き方

ディジョンDijonから、フォントネー修道院 Abbaye de Fontenayとスミュール・アン・オーソワ Semur-en-Auxoisに出かけました。二か所とも、とくに後者のアクセスあまりよくなく、最後までいろいろと迷いました。拠点となるのはモンバールMontbard。ディジョンからモンバールまで電車で45分程度 1本/1~2hr。一日で両方を効率よく巡りたい。

【フォントネー修道院】アクセス

モンバールからタクシーで15分

【スミュール・アン・オーソワ】アクセス

モンバールからバスで20分 ←予定していた日で使えるのは8:15、14:30 朝夕の通勤通学用がメインの路線

ディジョンからバスで1.5hr ←これまた本数なし

 

バスの検索はこちらから mobigoのサイト 一か月後までの検索可。バス停はSemur Liberte (Semur-en-Auxois)

朝か午後のバスでスミュール・アン・オーソワに行く二択しかない。というわけで午前中にフォントネー修道院⇒その後スミュール・アン・オーソワへ行くことにする。

移動の律速段階となるのはスミュール・アン・オーソワ。バスに乗り遅れる・来ない・・といったアクシデントがあったらモンバールとの移動にタクシーも致し方ない、との心づもりで。観光には無駄も仕方ない。もちろんフォントネー修道院からスミュール・アン・オーソワへ直接タクシーを使って移動という案もあったけど、急ぐ旅でないので基本はバス利用で。

ディジョンからモンバールを経てフォントネー修道院まで

フォントネー修道院のopenが10-12時、14-17時(季節により異なる)。朝10時に合わせるつもりでディジョンを出発。

8:20 ディジョン発。一部二階建てになった在来線。自転車置き場もある新しくきれいな車両。

Dijon発電車

9:09 Montbard駅到着

Montbard駅

正面がモンバール駅舎、右手に観光案内所、左手にバスの発着スペースがある。

モンパール駅舎

モンバール駅舎を出たところ(↓)。待機してるタクシーなし。左側の小さい建物の観光案内所にまず向かう。

モンパール 観光案内書

フォントネー修道院への行き方確認すると、やはりタクシーのみ。タクシーを手配してもらうと10時にしか来られないという。どうせ10時openだからいいか、と予約をお願いする。スミュール・アン・オーソワへの行き方・バスの時間も確認、やはり下調べしたものと同じ。

40分ほど時間もあるのでモンバールの街をぶらぶら。ブルゴーニュ運河を渡る。

Canal de Bourgogne

小さな町。まだ午前9時台なのでお店も開いていない。

モンパール

博物館あるけど開館時間がフィットせず。

博物館

予定時間に間に合うように観光案内所に戻るが、タクシー来る気配なし。5分以上待っても現れず。観光案内所に確認すると「遅いわね」と催促の電話してくれる。

待ってる間にスペイン女性三人組が同じフォントネー修道院に行きたいので同乗させてほしい、と話しかけてきた(観光案内所で、あの女性も行くよ、と聞いたよう)ので、快諾。やっと来たタクシーに4人で同乗。他の友人と一緒に運河クルーズしているのだとか。

フォントネーへのタクシー

10:22 修道院到着。往路分€12を支払い(四人で割り勘、€3払う)。復路の時間、余裕見て正午にお迎えを約束し、タクシー会社の名刺をもらう。早く終わったら連絡くれ、とのこと。

フォントネー修道院 ゆっくり見学したい

1118年設立、シトー会最古の大修道院の一つ。最盛期には200名以上の修道士が自給自足生活を営んでいたが、凋落。1820年ころには製紙工場になったものの、その後1906年以降に所有者変わり、工場の建物がすべて取り壊され現在の姿に戻された。

フォントネー修道院

こちらから券売所へ入る。入場料 €10(クレカ可)、日本語のリーフレットをもらって見学。

フォントネー修道院 入口

左に鳩小屋、奥に付属教会。

フォントネー修道院

犬小屋のあった場所には犬の彫像

フォントネー修道院

装飾もなく簡素なファサード。装飾が外れてしまったわけでなくもとから。

付属教会

ロマネスク様式、付属教会内部。ヒトが立ってないとスケール感がわからなくなる、廃墟にも近いが。柱頭にもほとんど装飾がない。祈祷に集中するための創立者の意向。900年前の修道士も同じような光景にたたずんで祈りを捧げていたのだろうか。

フォントネー修道院

13世紀の聖母子像

聖母子像

内陣のタイル 美しい

タイル

祭壇のレリーフ

フォントネー修道院

修道士が床で寝ていた二階の寝室。

寝室

回廊から眺める鐘楼。小さく簡素な感じがこれまたこの修道院らしい

フォントネー修道院

装飾もない簡素な感じが一貫したスタイル

フォントネー修道院

フォントネー修道院

鍛冶場 僧侶たちは裏手の丘で鉄鉱石を採掘し、ここで鉄を打った。

フォントネー修道院 鍛冶場

手入れのされた庭園から教会・参事会室の建物を眺める。ベージュ色レンガとえんじ色の屋根、そして緑だけ。ほかに何にもない、無駄なもの・色が一切ない。

フォントネー修道院

獄舎(右奥)スガン回廊(左手前) 見学はできない。私有地、って住んでる?

フォントネー修道院

出口にかけて、13世紀の外来用礼拝堂に小さな展示スペース。古いレリーフ、よくみたら人面獣。

フォントネー修道院

待ち合わせの時間まで余裕があったのでゆったり見学。ちょうどよかった。1時間だと少し慌ただしいかも。観光客が少ないこともあって静寂な、荘厳な雰囲気を想像できるようなひと時だった。

11:50頃から、スペイン女性たちと一緒にタクシーを待つ。一台来るけど往路と違う運転手。正午すぎても来ないので変だねー、なんて言ってたらそのタクシーがお迎えだった。4人で乗り込みモンバール駅まで戻る、12:20着。復路€17。タクシーを使うのに抵抗のない距離・価格かと。タクシーもこの修道院への送迎になれている感じがする。でも、タクシーが来なかったりと自分の予定通りには動けないことも多いので余裕をもった時間配分が必要。

タクシーを使ってみるとわかるけど、歩く距離ではない。積極的にタクシーを使って行きたい。

モンバール O Cappucino でランチ

スミュール・アン・オーソワへ行く次のバスは14:30モンバール発。タクシーでスミュール・アン・オーソワまで行くという案も検討したけど、早く行っても早く帰るバスもない。ので、昼休憩と考えモンバールでランチにする。

駅前のホテルにも併設のレストランがあったけど、いまいち食指が動かない感じで、街中へ移動。こちら昼時でにぎわっていた赤いひさしのカフェ O Cappucinoに入る。

O Cappucino

シンプルなガレットをオーダー。結構ボリュームがある。

ガレット

デザートやコーヒーまで頂いたらモンバール駅へ戻りバスを待ちます。

スミュールスミュール・アン・オーソワ 塔に囲まれた城砦【フランス11】

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