夕食 地のもの山のもの中心に
前回、温泉編まで
尻焼温泉 星ヶ岡山荘 宿泊記②ドバドバかけ流し温泉へ【群馬】朝・夕食ともにお食事処でいただきます。18時、または18時15分からを案内されましたが、宿に到着した時間によって案内する時間が異なる様子でした。
並べられたラインナップ、最初のフォーメーション。中央にお刺身:マグロ・ギンヒカリ←群馬ご当地ニジマス
八寸:ロロロッサの人参ソース添え、蕗の白和え、新玉ねぎのスープ、クレソンと生ハム、群馬のコンニャク麺
先付け:六合の蕪と葉っぱ、ホタテのお刺身といっしょに。 上州牛・星ヶ岡のセリなどの牛鍋、のちほどぐつぐつと。
春のぬた、酢味噌が美味しかった
コクがあって美味しいチーズの乗った茶碗蒸し、ヨモギ豆腐。どちらもアツアツの状態でテーブルへ。
途中でやってきた蕗ご飯、天ぷら:モミジガサとタラの芽(献立になし)
ほくほくでやってきた鮎の塩焼き 岩魚や山女はよくいただくけど鮎は久しぶり。内臓もとらずに焼かれているので新鮮なはず、苦みを楽しみましょう、といいたいところですがもうお腹ぱんぱんでほとんどがツレの胃袋へ。
かきたま汁とごはん。つやつやの白飯はどこ産のものかは聞き忘れてしまいました。
食後に花豆ののった抹茶プリンを頂きました。
当日のお献立。まだまだ春を楽しめる品々。山のもの地のモノがふんだんに使われています。
お食事中も水を頻回にくみに来てくれます。給仕を担当しているスタッフも複数ですがどの方も感じがよく好印象。手間かけた、でも奇をてらってない美味しいお食事、バランスもよく一皿一皿楽しめます。他の季節のお食事も食べたい気分になりました。えっ、また行くの?
朝食 和食
朝食は8時または8時半から
着座すると白飯とお味噌汁到着。
地元のとろろに塩昆布を混ぜてドレッシングとしたサラダ、斬新で美味しい。ほうれん草のお浸し、きんぴら。
鶏と大根(蕪だったかも…)も後からアツアツでやってきて。温泉卵は用意されただし汁の中に自分で投入するスタイル。
卓上のお鍋は豆乳鍋。火をつけてぐつぐつしたらいただきます。
ヨーグルトとコーヒーを頂いてごちそうさまでした。
感想 おもてなしを感じる落ち着いた温泉宿
最寄駅からも遠く、何かのついでに宿泊するロケーションでもなくわざわざ行く土地だけど、いいお湯と心地よい雰囲気で期待を裏切らないお宿。価格もリーズナブルに据え置かれておりアクセスはよくないけれど満足できること間違いありません。到着時のお出迎えもあり、出発時も車がでるまでお見送りしてくれるお宿、最近そういったあたりは省かれていることが多いのでこの価格帯のわりに本当に温かくきちんとしている旅館です。家族経営のようでそうでないスタッフたち。構成人員がよくわからないなあという感じだけどまあどうでもいいですね。
温泉は存分に楽しめたけど、できれば露天風呂付き客室に宿泊してみたかった。残念ながら空きなしで叶わずで心残り。次回の楽しみにとっておくことにします。
丁寧で清潔だけど鄙びた味わいもある温泉宿といった感じです。温泉が加水されていなければさらによし、なんだけどなあ。難しいところです。〈宿泊2021年5月〉
近くにある河湯温泉をのぞきに行ってみましたが…あれれ…
尻焼温泉 川風呂というか川そのもの 雨量に注意【群馬】