勝浦温泉一の滝 の温泉にはいってみよう
前回、客室編まで
南紀勝浦温泉 海のホテル一の滝 宿泊記①お湯自慢の素泊まり専門宿へ～客室編【和歌山】
温泉は一カ所、内風呂のみ。男女入れ替えなし。温泉に向かいます。
かけ流しではなく流しっ放し、こだわりを感じます。加水・消毒・ろ過なしの流しっ放し。加温してある浴槽もありますが源泉槽もあり。
夜間12時-6時は加温停止されるのでそれ以外の時間が入浴時間。朝は9時まで。
女湯へ
日帰り客もどんどん来るので脱衣場は広め、鍵付きロッカーもあり。ドライヤー二つ設置。
扉あけて温泉へ～。浴槽は二つ、手前が加温湯、奥がぬる湯の源泉湯。カーブに沿った横長の浴槽ですが眺望ゼロ。
中央の両湯口からジャバジャバとかけ流し。『左側が温い』ではなく左側が温かい加温湯。ぬる湯好きさんは『ぬるい』って読めてしまいますが。
透明さらつや、ふわっと硫黄臭。37.8℃の源泉をそのまま注いだぬるい方の浴槽は体温よりちょっと低いくらい、でも浸かってるとじんわりくるお湯、めちゃくちゃ気持ちいい。加温湯と交互に入るとエンドレス。9時と24時になると加温停止されて、両湯口ともにぬる湯になります。浴室内に時計ないので時計がわりにもなる加温時間。
ただ、浴槽が横長なもので、源泉近くを占められちゃうとなかなか近寄れない形態。
洗い場・シャワーは6カ所ほど。ボディソープ＋リンスインシャンプーの2点タイプなのでコンディショナーは持っていきましょう。
シャワーコックはこれ。コックひねるだけで適温の温泉水がでてきます、ぜいたく～。
男湯 うらやましい
男湯は眺めがよかったそうで…というわけで画像はホテルのHPより拝借しました。いいなあ、男湯。一階だから女湯には難しいのかな。でもいいなあ、いいなあ。
22時台まではひっきりなしの外来客、22時過ぎで10人以上おりました。23時半が門限なので宿泊客にとってはちょっとつらめ。その代わり朝は宿泊客オンリーで極楽になります。
500円で流しっ放しだもんね。
温泉分析表から
湯舟は『勝浦温泉一の滝』のほう、2号はシャワーや蛇口、トイレ用水に。温泉をウォシュレットに利用したら詰まってしまったそう。あらま、ぜいたく。
源泉名：勝浦温泉一の滝 （平成24年6月）
泉質：アルカリ性単純温泉（アルカリ性低張性温泉）
源泉：37.8℃
pH：8.8
湧出量：151L/分 動力揚湯
溶存物質0.566g/kg、成分総計0.566g/kg
源泉名：一の滝 2号 （平成24年6月）
泉質：アルカリ性単純温泉（アルカリ性低張性温泉）
源泉：35.8℃
pH：8.9
湧出量：168L/分 動力揚湯
溶存物質0.467g/kg、成分総計0.467g/kg
感想 流しっ放しのお湯自慢
素泊まりのときは定番のビジホも悪くないけど、せっかくの温泉地ならいいお湯につかりたい。そんな希望を叶えてくれるお宿です。
ただ、主たるお客さんが外来入浴、という感じだったので、常に大賑わいといったところで独泉とは無縁な空気です。宿泊の優位性乏し…ほぼなしというわけで宿泊したら深夜か朝方を狙いましょう。せめて1~2時くらいまで入浴可にしてくれたらなあ。〈宿泊2022年2月〉
