大湯温泉阿部旅館をチェックアウトし、子安峡あたりを観光した後ドライブ。お昼どうする、となったときにせっかくだから稲庭までいってみよう、ということで立ち寄った店舗がこちら寛文五年堂です。
稲庭町でうどんを検索するとたくさんヒットするものの、店舗というよりは工場・製造所のほうが多い印象。こちら寛文五年堂も最初は間違えて工場のほうへ迷い込んでしまいました。
到着したのは美術館なども併設の予想していたよりも大きい建物。団体さんにも対応可の広々駐車場完備です。
稲庭うどん伝承の郷・寛文五年堂
【住所】秋田県湯沢市稲庭町字三嶋34
テラス席に着座。板張りのチェアですが座布団をちゃんと持ってきてくれるので座り心地は悪くありません。
なぜ普段は選ばないテラス席?というのも店内はこんなにがらーんなのに、団体さんの予約で埋まっているそうで利用できず。すでにすっかり昼下がり、13時半ころ。こんな時間に団体って遅いね、なかなか来ないね…なんて話していたらスタッフがなにやらばたばたとして結局並べたお膳や天ぷらを片付けていました。ノーショウというよりも日付間違えだったもよう。あらまあ、姉さん事故ですヨ。こんなことあるんだ。木材ふんだんに使った店内は清潔でなかなか雰囲気もよさそうでした。
あはは、事故
はなしそれましたが本題に戻って、オーダーしたのは二種三味うどん、1,060円。
たれは〈鰹だし〉〈梅だれ〉〈味噌だれ〉の三種。定番のゴマダレは含まれておりません。味噌だれは他のたれを打ち負かさないようにあっさり薄め。ベーシックな鰹だしが普通にしっくりきて美味しかったかも。でも数種あると最後まで飽きずに堪能できるということで。
麺は生麺(左)と乾麺の二種。乾麺の方は家庭でいただく稲庭うどんと同じ細い平打ちめん、のどごしよくツルるんですが、丸みのある生めんはモチモチ感もあり全く違う印象。讃岐うどんほどの太さではありませんが、この生めんもコシを存分に感じます。入り口にある売店で生麺を販売してましたが冷蔵保存必須、日持ちがしないので購入できなかったのが心残り。それにしても、準備してあった団体さんのお食事がもったいなかったなあ。この後スタッフが美味しく食べました…なわけないか。〈訪問2021年10月〉