十和田湖=青森県+秋田県
十和田湖に泊まりたい、という同行者の希望。えーい、叶えてやろうではないかと思うものの、泊まりたいような宿が・・・心揺さぶるお宿がない中、見つけたこちらのホテル。かろうじて十和田湖畔かつ温泉アリなのでよさそう。
ところで、十和田湖=青森県だと思い込んでいたのだけれど違う!十和田湖の左側(西側)は秋田県なのです。実際には青森6割・秋田4割くらいで分け合っている。みなさんご存知でした? というわけで、旅行サイトで青森県→十和田湖で宿の検索をしていくと、秋田県側のホテルがうまく検索されないケースがあります。oharuも最初は秋田県側の宿に気づいておりませんでした。
ロッジ風の玄関がお出迎え。
予約プラン・夕食どうする?周囲に食事場所なし
十和田湖畔のこちらのホテル、冬季休業、4月から約6か月のみ営業。湖畔に接している造りではないけど、湖畔を散策したりもできそう。
客室から十和田湖までは距離があるけれど、まあ、一応レークビューを選択しておく。一泊二食 二名33,368円+入湯税。yahooトラベルから予約、たまたま5,000円のクーポン券が利用できたので28,368円で宿泊。じつのところこのタイプの大箱ホテルのフレンチディナーが苦手。並べただけ、みたいな料理が安易に出てくる上に浴衣で食べられないから。でも周囲に夕食を食べられるような場所もなさそうだし、食事をすませてからチェックインするような時間になりそうもないので、やむを得ず夕食をつけることに。
ちなみに、同日の朝食付きプランは19,369円。約14,000円の差額分が二名分の夕食代ということに。実際に当日のコース料理プリンスディナーは7,000円/一人だったので、宿泊代と合算して予約しても全く割引がないことに。海外ホテルで二食付きhalf pensionにすると大抵割安なのに、プリンスはお財布には優しくありませぬ。なので迷っている場合は夕食なしで予約する、という案もありますがディナーは予約が必要かもしれないのでそのあたりは要確認。
チェックイン15時、チェックアウト11時。
フロントの奥に広々としたラウンジスペース。時間帯によってはフリーでコーヒーを楽しめる。木をふんだんに使った温かみのある空間。
客室 レイクビュー
口コミで確認していたけど、予想通り湖は遠い。でも広々した緑の芝と木々から覗く湖もなかなかのもの。建物は古いけど室内はリニューアルしてあり清潔。レイクサイドツインルーム 25.5㎡。
カーテンを開けると芝生の向こうに十和田湖。窓辺にはコーヒーミルも用意されている。
湯沸し。冷蔵庫もあり。
温泉は浴衣・スリッパでOK。スリッパ2種類(使い捨て+備え付け)用意あり。ユニットバスはかなり古いタイプ。かろうじてシャワートイレを設置してある感じ。
古いタイプのルームキー一つ。セーフティボックスなし。温泉の入り口前にダイアル式の貴重品ロッカーあるので部屋を空ける時はそちらを利用。
建物自体は古いので、廊下の声や音は残念ながらよく聞こえます。完全に遮蔽するような造りではないのは年代ものなので仕方なさそう。
庭園眺める露天風呂 十和田湖西湖畔温泉
ホテルHPに表示される源泉100%・加水なしの温泉に期待。これがあるので泊まってみたいという気になった。
洗い場は手前に12個ほどあり。奥にすすむと高い屋根のある露店風呂が一つ。広々とした浴槽。庭園を眺めながら入る露天風呂は解放感があって気持ちよい。緑の芝の奥に湖がちょろっと見える。無色透明。塩素消毒臭あり。内風呂なし。
源泉名=十和田湖西湖畔温泉
泉 質=カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
泉温 43.2℃
pH 8.3
加水なし。加温・循環・ろ過・消毒あり。消毒臭もするので、お湯を楽しむというより、露天大浴場を楽しめるホテル、ということでマル〇。
庭園~湖畔の散策
ラウンジわきの扉から庭園へ出てみる。湖畔に細い遊歩道あり、夕暮れ時に散策するのが気持ちよい。
右からレストラン・ラウンジ、左の二階建ての部分が客室。客室のその左奥に露天風呂。思っていたよりもこじんまりとしたホテル・建物。
ホテルからすぐの大川岱桟橋。日没後の外輪山も美しい。
長くなったので次へ続きます
十和田プリンスホテル 宿泊記~食事編②【十和田・奥入瀬4】