十和田湖遊覧船~発荷峠・紫明亭・瞰湖台から眺めてみよう【十和田・奥入瀬2】

十和田湖観光 十和田八幡平国立公園

青森空港から車を走らせ、青森県と秋田県にまたがる十和田湖へ到着。十和田湖周辺道路は樹々に囲まれていて、木漏れ日と湖の景色と楽しい。十分に整備してあるので運転もしやすい、快適ドライブルート。それにしても青森や十和田湖周辺は追い越し禁止車線が少ない。こんなくねくねなのに、追い越してもいいの?ってくらい。各自の判断に任せる!ってことかしら。

十和田湖畔道路

十和田八幡平国立公園:青森・岩手・秋田の三県にまたがる。

発荷峠(はっかとうげ)展望台

目指した十和田湖は火山でできたカルデラ湖。周囲を外輪山に囲まれている。二重カルデラ湖は日本でここが唯一。まず外側のカルデラができ、その後の噴火で中湖のカルデラが形成された。深いカルデラ中湖の最深部が237mもあるが、周囲は浅いカルデラ。現在も活火山なんですって。ふしぎ。といっても阿蘇も外輪山の中に普通に集落作って生活しているからそんなもんでしょうかねえ。

十和田湖から鹿角市へ抜ける方向への道を少しすすんだところに発荷峠。駐車場もしっかり整備された展望台。トイレもあり。階段を上ったところにガラスで囲まれた展望スペース、さらに上ると屋上の天井スペース。寒い日にでも楽しめるようになっているよう。

発荷峠第一展望所

発荷峠 第一展望所案内板

おーっ十和田湖。よく見えるけど、ちょっと距離がある感も。

発荷峠から十和田湖の眺め

雲一つない空と湖の青と緑と。水のある景色はお気に入り。来てよかったー。

発荷峠から十和田湖の眺め

紫明亭(しめいてい)

発荷峠展望台を少し奥に入った場所にある。せっかくなのでこちらにも寄ってみることに。

紫明亭

立派な石碑 と・わ・だ・こ

紫明亭 石碑

発荷峠展望台よりも遮るものが少なく、よく見える。美しい。中山半島、その向こうに御蔵半島がよく見える。ただ、この場所からは湖の北側は眺められないがそれ以外は十分に楽しめる。ブナ林に囲まれた十和田湖を満喫。

紫明亭から眺める十和田湖

十和田湖遊覧船

休屋まで到着したら駐車して遊覧船乗車へ。出発地の休屋に戻って来る必要があるのでおぐら・中山半島めぐり航路(Bコース)に乗車。乗船料1,400円/一人、現金のみ。クレカ使えませーん。この↓遊覧船乗り場桟橋周辺は整備してあり新しめ。

十和田湖 遊覧船乗り場

16時出発16時50分帰港の最終便。お客さんも少なく、ゆったり好みの席で遊覧を楽しめる。船内には自動テープの説明が流れる。和井内貞行『われ幻の魚をみたり』のはなし、びっくり仰天です。魚の住まない十和田湖に支笏湖からもらったヒメマスを放流したことから住み着いた、と。生態系変えちゃってるやん。時代が変われば大問題?のどかな時代を垣間見た。

十和田湖遊覧船から

十和田湖遊覧船からの眺め

休屋を出発して中山半島をぐるっとまわってくるコース。単調なのは否定できないけど、案内テープを聞きながらぼーっと乗っているだけで遊覧船は楽しい。ドライブや散策ばかりだと疲れてしまうので休憩も兼ねるということで。

乙女の像~十和田神社 なんだかさびしい休屋周辺

遊覧船を降りたら、湖畔をぶらっと歩いて乙女の像へ。

十和田湖畔

到着、乙女の像。高村光太郎最後の彫像。

十和田湖 乙女の像

光太郎の妻・智恵子がモデルだとか。顔だけでなくぼでぃもモデル?ずっと裸で十和田湖に立たされてるって。芸術家の妻って大変だわあ。

 

十和田神社 湖畔から木陰を少し進み入ると手水舎、その先の鳥居に階段が続く。

十和田神社

樹々に囲まれた階段をのぼると境内、本殿へ到着。厳かな雰囲気。すでに夕方で本殿は戸を閉めたあと。

十和田神社

神社から湖岸へ戻る道は整備された歩道に鳥居がならぶ。一つ一つの鳥居の奥には神々を祀る自然にできた祠。

十和田湖 開運の小道

休屋周辺を歩いた17時過ぎ、すでに飲食店は閉店、ひっそり。夕方に食事を食べてから宿へ向かうというプランはやっぱり無理。休屋の遊覧船乗り場付近は整備してあり新しいのだけど、周辺は廃業している宿・飲食店も多くてちょっとうら寂しさは否定できず。青森・秋田の一大観光地、十和田湖の拠点だとは思うけれど宿泊者もそう多くはなさそう。

瞰湖台(かんこだい)からの眺め おすすめ

一日目は十和田神社から十和田プリンスホテルへ直行。翌日の朝に訪れたのが瞰湖台。休屋からさらに反時計方向に進んだ場所にある。駐車場は整備されておらず、おそらく大型バスはこないのでは?という印象。国道バイパスが南方に新設されているので、大型車はそちらにいくのかな。というわけで、漠然と湖畔を周遊しているとバイパスの方へ進んでしまい見逃すので、ちゃんとチェック・ナビセットしたほうがよい。

道路から数段階段をのぼると、すぐに瞰湖台。パーッと視野が開ける。

瞰湖台 案内板

まさにパノラマビュー!十和田湖を眼下に眺める。中山半島と御蔵半島、真正面が御鼻部山の方角。発荷峠や紫明亭よりも湖を間近でみられ、遮るものがなく満足度高い。瞰湖台の名の通りに湖を俯瞰できる。雲一つなく青・青・緑。コントラストに白があってもいい、と思うくらいの快晴。ぜいたくな美景。

瞰湖台

周った三カ所では 湖瞰台>紫明亭>発荷峠展望台 でおすすめ。他にも御鼻部山(外輪山の最高地点)、滝ノ沢もあるのでぐるっと一周するのも楽しそう。ただ、十和田湖一周約50km、全部制覇したいけど、時間と相談ですねえ。

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