唐松岳頂上山荘のお食事
前回、客室まで
唐松岳頂上山荘 宿泊記2023①個室泊で再訪~夕刻の絶景を堪能する【富山】お食事はチェックイン時にもらったチケットを忘れずに。食事なしの宿泊者もいるのできっちりカウントしています。
夕食 二部制
17時または18時から選択。
白飯をカウンターで受け取って指定されたテーブルへ。若いスタッフが気持ちよくさばいてくれます。
メインはハンバーグ。2022年と同じです。どこかのレビューを見るとカレーの日もあるようだけど、今のところ2/2でハンバーグとの遭遇。2022年は箸袋の夕景でお茶を濁したけど、今日は見えたので充実した夕食。
お味噌汁はテーブルのお鍋から各自で器につぎます。
白飯、お味噌汁はおかわり自由。お味噌汁が温かくて美味しくて塩分補給、おかわりしてしまった。
そしてお食事の時はお茶飲み放題でがぶがぶ頂きました。が、今夏は水不足でそれも制限されていたとか。訪れる時には水状況の確認必須です。
朝食
時間になったらチケット持って食堂へ。5時半または6時から選択
朝も白飯のみカウンターで受け取りました。その他は食卓にセッティング済み。
焼鮭・卵焼き・きんぴら・煮豆 のラインナップ。塩鮭も2022年と同じ。
お味噌汁は本当に美味しい、どうやらこだわりのお味噌を使っているらしいではありませんか。信州須坂・塩屋醸造さんのお味噌。
水、ビール、売店
今夏は水不足で食事のお茶制限やらペットボトル制限やらを目にしてました。が、当日は幸いそういった状態は脱したよう。よかった。
自販機にはペットボトル類。スポーツ飲料600円、コーラ600円、水450円。
スーパードライも800円。のん兵衛にはありがたいねえ。
水購入できないと困るなあ、なんて思いつつ当日を迎えてしまい(←確認しておけ)復路分も持って行ったけど、結果としては購入可能でした。失敗。
売店ではスナック・カップ麺・ワイン・パン類の販売あり。
さあ、下山
一晩お世話になった頂上山荘。名残惜しいけど下山しましょう。
入り口付近の温度計で10度。でも外にでると風が強くてさらにマイナス5度な感じ。こんな寒さがずっと続くのか??とちょっと心配になる。
前日よりもさらにお天気よく、立山連峰も下の方までくっきりすっきり見渡せる。唐松岳は昨日登ったので今日は見るだけ。風も強いしね。
この絶景ともお別れ。また今度~♪
苦手ゾーンだけど、青空美しく、気持ちよく歩ける。
キレイだから見とれてしまうよね。
こちら側の尾根、斜面に来た途端に先ほどまでの強い冷たい風がピタッとなくなり、すぐに上着が必要なくなる。
丸山ケルンも白馬の集落もよく見える。雲海もキレイ。
いつもは雲に隠れてる鹿島槍ヶ岳の方もくっきり見える。いっつもこちら側がガスってよく見えないけれど、今日は低い雲がとれ明瞭。
丸山ケルンに到着したらケルンからの白馬三山をしばし眺めて休憩。不帰ノ嶮や天狗の大下りに見える登山者を双眼鏡で眺めたりしてのんびり、あんなところ歩くなんてすごいのー。
時間を気にせず長い休憩を取りながら下れるのは宿泊ボーナスだね。
ところどころ赤や黄に色を変えた木々の間からも白馬連山を愛でながら下る。
気候もちょうどよく期せずして紅葉も楽しめた唐松岳、大満足。これ以上の好天もなかなか望めなさそうなので、しばらく行かなくても反芻して楽しめるくらい。でも、また行きたくなるんだろうな。
個室泊 気楽に過ごせる
山小屋初心者には雑魚寝、大部屋は気が休まらない。もちろん疲れがふき飛ぶわけでもないけど、いつでもゴロゴロできて、着替えも簡単にでき、気を遣い続ける必要もないので個室は気楽に過ごせます。やはりパーソナルスペースって大事だねえとツレと痛感した頂上山荘の個室泊でした。同じく初心者さん、どこでも寝られる特技をお持ちでない方にはおすすめします。ちょっとお高いけどね。
今回は往復ゼロ雷鳥、遭遇できず。というわけでこちらの雷鳥さんでおしまい。〈2023年9月下旬宿泊〉