逆巻温泉 川津屋 宿泊記①秋山郷のポツンと秘湯宿へ【新潟】

猿飛橋をわたって秘境秋山郷 逆巻温泉へ泊まってみよう

あっという間に2022年に突入、2021年のうちに記事をアップしたかったのですがやはり年末は忙しいですね。

秋が深まる11月に、一泊の温泉旅行へ。どうせなら冬場に行かれない場所にいってみようということでこちら逆巻温泉 川津屋さんへ。熱くない源泉かけ流しの洞窟風呂に入ってみたいと以前から候補に入っていましたが、今だけ?一日一組限定営業なので静かに好きなだけ湯浴みできる、というメリットもあり宿泊先に決定です。通年営業されていますが、マイルールで冬道は運転しないことにしているので自分にとっては非積雪期オンリーに足を運ぶことができる場所です。逆巻温泉=さかさまき温泉と読むそう。お宿に到着するまでずっと『さかまき』だと思っていました。

紅葉はほとんど終わってしまいましたが、コバルトブルーのような美しい中津川に架かる猿飛橋を渡って対岸へ。

秋津郷 猿飛橋

すれ違いが難しい細い道路を登っていくと、断崖絶壁斜面に建つ川津屋さんへ到着です。大きい車で行くとなんともヒヤヒヤするエリアです。小さい車でも肝が冷える。

逆巻温泉 川津屋

逆巻温泉 川津屋
【住所】新潟県中魚沼郡津南町大字結東丑84−1

実際に行ってみて驚嘆、まあすごい場所にたっている温泉です。よくもここでお宿をやろうと思ってくれたものです。積雪期は近づけそうにない(でも営業されてますが)エリア、さらにその奥というか上というか渓谷を見下ろす場所に建っています。当然、周囲にコンビニもなにもありません。

まさにポツンと一軒宿、斜面に埋まっているではないか!逆巻温泉 川津屋

ここでもまだ秋山郷の入り口、ほんの触りの部分。この先奥まで攻めるとなると時間が必要で、今回は少し先の見倉橋に行くのがやっとやっとでした。このつり橋はけっこうスリル満点。

津南町 見倉橋

さて、川津屋さんに話を戻します。玄関入るとすぐにフロントのガラス窓。『日本秘湯を守る会』の札が掲げられているけど、会のHPを見ても掲載していないので今は退会されてしまったのかもしれません。確認しそびれましたが。

逆巻温泉 川津屋

ロビーにあるのは敷物にされてしまった熊皮。

逆巻温泉 川津屋

館内いろんなところにカエルケロケロ

逆巻温泉 川津屋

清潔な館内、小物やらアメニティやらどう見ても女性的な気配りが随所に感じられるお宿だけど、当日は女将さんは不在だったようでお見掛けしませんでした。

客室 12畳の角部屋和室

コロナ禍で一日一組だけで営業中。通された客室は二階角の和室、欅。エアコンも完備。石油ファンヒーターも用意してありました。清潔、3面に窓のある明るい快適客室。2名宿泊で16,500円/人+入湯税。

逆巻温泉 川津屋 客室

湯沸かし・テレビ、パスワードつきのWi-Fiもサクサクで問題なし。金庫はありません。が、ここまで人里はなれていると館内に不審者が入ってくることもなさそうな。

逆巻温泉 川津屋 客室

客室からの眺望も見事、左下を中津川が流れます。

逆巻温泉 川津屋 眺望

お茶菓子は津南町、好月さんの『苗場』。そうです秋津郷をさらに南下すると苗場の登山口に到着できますから。白あんを包んだ焼き菓子、ほろほろっと崩れるテイスト。カギは一つのみ。

逆巻温泉 川津屋 お茶菓子 苗場

温泉タオル、色付きだとツレと間違えてもめないのでありがたい。

逆巻温泉 川津屋 温泉タオル

客室前の廊下はこのとおりピカピカ。全部で5室並びます。

逆巻温泉 川津屋 

客室に洗面はありませんので、廊下に設置されたこちらを利用。洗面台が二つ、両脇に男女別のウォシュレットトイレ。

逆巻温泉 川津屋 洗面・トイレ

浴衣に着替えて戦闘態勢、さっそく温泉♨へ 〈宿泊2021年11月〉

逆巻温泉 川津屋 温泉逆巻温泉 川津屋 宿泊記②貸し切り独泉のかけ流し温泉編【新潟】

2 COMMENTS

fightguy

女将さんは2020年暮れに天国に旅立たれたとのことです。
某旅行サイトの口コミみて無念でした・・・
私は2020年7月に一泊のみお世話になっていますがその後予約が出来なかったり現在は
1日1組のみで気にはなっていました。
ご主人一人で切り盛りしているのですね。

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oharu

fightguyさま
こんにちは。コメントありがとうございます。
女将さんに会われたことがあるんですね。

宿泊当日はご主人と若旦那さん(と私が勝手に思ってますが)のお二人にお世話になりました。
ただ、アメニティやお花など、随所に女性的な気配りを感じたので、
どなたか女性が関わっておられるのかな、という印象を持った覚えがあります。

一組だけですのでゆったりと贅沢に過ごせました。
fightguyさまもまた是非どうぞ。

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