旭岳温泉ホステル ケイズハウス北海道 宿泊記 改装済で快適・和室泊【北海道】

ケイズハウス北海道 K’s house hokkaido 登山の前泊に利用

旭岳のふもとにある旭岳温泉、登山の前泊に素泊まり宿をさがしたところ見つけたのがケイズハウス北海道。ケイズハウスに宿泊したことはないけれど、伊東の温泉を調べていた際に一度チェックしたことがある。伊東では文化財にも指定されている旅館を居抜きにしてホステルとして再開、興味をひかれて一度泊まってみたいなあと思っていたホステルチェーン。

以前は旭岳温泉グランドホテル大雪だった場所、古いナビや地図だとその表記になっています。倒産後の居抜きかな? もと温泉ホテルらしく個室も設定あり、ケイズハウスとして再開してから2年ほどで清潔そう、評判もよさそうなので宿泊してみることに。

旭岳温泉ホステル ケイズハウス北海道
【住所】北海道上川郡東川町勇駒別
【TEL】0166-97-2555

旭岳温泉ホステル ケイズハウス北海道

写真はぼけてしまいましたが、登山客が多い場所のためか入り口でスリッパに履き替えるシステムです。

旭岳温泉ホステル ケイズハウス北海道

当日の受付スタッフは日本語が母国語ではない方、もちろんコミュニケーションに問題はなし。あちこちに英語・外国語の説明があったりと多国籍の客(というかゲストと呼ぶのかしら)を想定しているホステル感があちこちに。なんだか新鮮。

客室 和室

ホステルなので当然相部屋ドミトリーもありますが、まあここは大した金額差でないので個室にしておきます。大部屋だと眠れないもので。

旭岳の見える部屋指定 和室バストイレ付、食事なし 二名宿泊で 5,900円/人+入湯税250円/人。上川町は入湯税がお高めらしい。8畳+広縁の広々とした和室、ほんとうにホステル?というくらいに清潔。床の間だったと思われる場所は柄の壁紙貼り付けてただのおまけスペースと化しております。テレビありませんがWi-Fiしっかり入りました。

旭岳温泉ホステル ケイズハウス北海道 客室

その一角につまれたシーツ・枕カバー・フェイスタオル・バスタオル。定員4名の部屋なので4セット用意。

旭岳温泉ホステル ケイズハウス北海道

外国人客にもわかるようにお布団の敷き方。そりゃあ、図解されないとわかりませんよね。

旭岳温泉ホステル ケイズハウス北海道

踏込みの横にユニットバス、今どき珍しいノンウォシュレットトイレ。

旭岳温泉ホステル ケイズハウス北海道 客室

窓から見上げると旭岳~なんとか見えた瞬間。手前に見えるのが湧駒荘の建物です。

旭岳温泉ホステル ケイズハウス北海道 客室

客室に金庫や冷蔵庫なし。温泉宿にあるようなお茶菓子やお茶セットもありませんが共有スペースのお湯・お茶は自由に利用できます。

廊下やエレベーターホールも改装済で清潔。

旭岳温泉ホステル ケイズハウス北海道

共用ラウンジ・キッチン

一階の共用ラウンジ、ここでお食事とったり。大きな冷蔵庫もちゃんとここに供えてある。

旭岳温泉ホステル ケイズハウス北海道

奥には新しいキッチンも。水回りきれいに片付けてあります。ぴかぴか。

旭岳温泉ホステル ケイズハウス北海道 キッチン

ティーパック用意してあるので、お茶類はいつでも自由に。

お食事なしの素泊まりですが、手前の冷蔵庫に入っている食パン2枚(+ジャム)を無料朝食として頂けます。朝は珈琲もあり。レンジ・トースター類も完備。

旭岳温泉ホステル ケイズハウス北海道

きれいに洗って片付けてある食器類、使用前・使用後に洗うことでさらに安心。

旭岳温泉ホステル ケイズハウス北海道

洗濯機・乾燥機

洗濯機が三台あり。粉末洗剤も用意してあり一回500円で利用可。モンベルカード提示すると無料です。当日なんとか洗濯したいものがあったので有り難かった~。さらにいうとガス乾燥はすごいパワー、乾燥早い!我が家に欲しい!洗濯機の使い方は英語表記です。

旭岳温泉ホステル ケイズハウス北海道 ラウンドリー

売店

カップめんやレンジでチンするご飯などのインスタント食品類の販売あり。ピザなんかの冷凍食品も販売してあるのがさらに有り難いところ。チェックイン前に買いそびれてもなんとか飢えをしのげるではありませんか。

温泉 かけ流しのお湯へ

加水・加温・循環・消毒なしのかけ流し温泉。お安いお宿で楽しめるのはありがたい。大浴場+露天は男女一か所ずつ、入れ替えはありません。14時から翌朝9時まで夜中も入れる宿泊者にやさしいノンストップ型。

以前のホテルをそのまま利用したと思われる内湯、L字型に3つに分かれる湯船。洗い場は8箇所程あり十分な大きさ。内湯の天井は男湯とつながっている造り。お湯の注ぎ口が見当たらないなあ、と思ったら、どうやら入って右奥の男女を分ける壁をつあってうっすらと滝のように落ちてきている。順々に湯船を流れ下って最後は排水口へおちてかけ捨てらしい。なぜこんな造り?グランドホテル大雪のご自慢湯船だったのかもしれないけど(ホテルHPから画像拝借しました)

旭岳温泉ホステル ケイズハウス北海道 温泉

大浴場から外へでると壁二面に接して二つ露天風呂。

旭岳温泉ホステル ケイズハウス北海道 温泉

無色透明、無臭のお湯は特徴ないけど湯船はたっぷり。混雑することもなさそうです。脱衣所に鍵のかかるロッカーあったので日帰りも安心です。

温泉分析表から (平成26年9月)

源泉名:旭岳温泉 グランドホテル大雪 姿見の湯
泉質:カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉(弱酸性低張性高温泉)
源泉:48.8℃
pH:5.9
湧出量:記載なし 自然湧出
溶存物質1.871g/kg、成分総計2.144g/kg

感想 温泉を楽しめる素泊まりお宿

ホステルというと全て相部屋というのは一昔前まででしょうか。今時は個室のあるホステルも増えている気がします。今回宿泊した個室(和室)も快適、食事がついていないのでチェックイン時間も気にしなくていいので気楽そのもの。その分、自分で食糧調達をしなくてはいけないのですが。街中のビジネスホテルと違って近所にコンビニ・スーパーなどありませんので山に上がる前に下界で必要分を準備しておく必要あり。そこさえクリアできれば問題ありません。

キッチンやテーブルのある共用エリアで騒ぐお客もおらず、個々に滞在を楽しんでいる印象。早寝早起きの登山客が多いためか22時も過ぎると共用スペースですれ違うお客もいませんでした。当日は宿泊客も少なく客層も落ち着いた感じだったのですが、うるさいグループなどがいると雰囲気も異なるかもしれません。温泉もあって、素泊まりのお宿として快適でした。〈宿泊2021年7月〉

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